山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

癒しの茶碗蒸し

2025年01月06日 | 日記とレシピ

 酒池肉林と申しますか、飽食と申しますか、贅沢三昧が続くと、やっぱり身体が警報を鳴らし始める。

 お正月料理のツケを払いなさい!

 おっしゃる通りです。

 この辺で切り替えないとまずいワイ。

 そんな気持ちになって考え付いたのが、茶碗蒸し

 なんとも控え目で、心身共に癒されそうな料理ではないか。

 七草がゆにはちょっと早いけど、七草の内のセリがあるから、それを使って癒しの料理を作ろうではありませんか。

 『ななくさ』ならぬ、『ひとくさ』料理です。

 セリについては、我が家の雑煮には欠かせない定番の食材なので、心配ない。

       在庫OK! 今宵、あなたが主役です

       全部はいらない。大体適量に分けて

       上の4つが今宵のお供です

 銀杏海老、竹輪鶏ももね。

 卵液を作ります。

       今回の基準量113g

 これをもとにしてだし汁を用意します。

 一応、しっかり溶きほぐしておきました。

       調味料は醤油11gと顆粒出汁と塩を適量

       水は卵の3倍の340g。冷たくて、調味料がなかなか溶けないので頑張りました

       溶き卵と合わせて、もうひと混ぜ

       網杓子で濾します

       具材を並べていきましょう

       ここまで来たら、お玉で卵液をそうっと注いで

       まあ、いいかな

       蓋が見当たらなかったのでアルミ箔で代用

       強火で2分、のち弱火で25分(弱火に切り替える時、蓋に隙間。必須)

 白ごはんさんのレシピを参考にしています。

 さて火から下ろして、竹串で火の通りを確認。

       フワフワでいい感じですよ!

 この料理も、年に1・2回ぐらいしかやらないから、最後までドキドキです。

 理屈は、ほぼ、プリンと同じだと思うんですけど、やっぱり、いつまで経っても自信をもって作ることはできませんね。

 そうして出来上がった、この癒しの味と舌ざわり

       触れなば落ちん、このはかなき感触

 ああ~、天にも舞い上がりそうな美味しさです。

 食感と味と香りは、もちろんですが、更に!この中に隠れているお宝との出会いが楽しいのよ。

 スプーンですくって口に運ぶと、その中には・・・。

 時に海老だったり、銀杏だったりするんですねえ。

 これらの食材の美味しさは、出汁になって卵液と絡まりあっているんですけど、その本体が口の中に入ってくると、また、一段と美味しいのよ。

 今回は、諸般の事情により、冷たい状態で食べてもらったけど、全然問題なし。

 家族みんな、とても喜んでいました。

 『七草』の前、一足早く、心の底から癒されました。

 ご馳走様でした!

 

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