酒池肉林と申しますか、飽食と申しますか、贅沢三昧が続くと、やっぱり身体が警報を鳴らし始める。
お正月料理のツケを払いなさい!
おっしゃる通りです。
この辺で切り替えないとまずいワイ。
そんな気持ちになって考え付いたのが、茶碗蒸し。
なんとも控え目で、心身共に癒されそうな料理ではないか。
七草がゆにはちょっと早いけど、七草の内のセリがあるから、それを使って癒しの料理を作ろうではありませんか。
『ななくさ』ならぬ、『ひとくさ』料理です。
セリについては、我が家の雑煮には欠かせない定番の食材なので、心配ない。
在庫OK! 今宵、あなたが主役です
全部はいらない。大体適量に分けて
上の4つが今宵のお供です
銀杏に海老、竹輪と鶏ももね。
卵液を作ります。
今回の基準量113g
これをもとにしてだし汁を用意します。
一応、しっかり溶きほぐしておきました。
調味料は醤油11gと顆粒出汁と塩を適量
水は卵の3倍の340g。冷たくて、調味料がなかなか溶けないので頑張りました
溶き卵と合わせて、もうひと混ぜ
網杓子で濾します
具材を並べていきましょう
ここまで来たら、お玉で卵液をそうっと注いで
まあ、いいかな
蓋が見当たらなかったのでアルミ箔で代用
強火で2分、のち弱火で25分(弱火に切り替える時、蓋に隙間。必須)
白ごはんさんのレシピを参考にしています。
さて火から下ろして、竹串で火の通りを確認。
フワフワでいい感じですよ!
この料理も、年に1・2回ぐらいしかやらないから、最後までドキドキです。
理屈は、ほぼ、プリンと同じだと思うんですけど、やっぱり、いつまで経っても自信をもって作ることはできませんね。
そうして出来上がった、この癒しの味と舌ざわり。
触れなば落ちん、このはかなき感触
ああ~、天にも舞い上がりそうな美味しさです。
食感と味と香りは、もちろんですが、更に!この中に隠れているお宝との出会いが楽しいのよ。
スプーンですくって口に運ぶと、その中には・・・。
時に海老だったり、銀杏だったりするんですねえ。
これらの食材の美味しさは、出汁になって卵液と絡まりあっているんですけど、その本体が口の中に入ってくると、また、一段と美味しいのよ。
今回は、諸般の事情により、冷たい状態で食べてもらったけど、全然問題なし。
家族みんな、とても喜んでいました。
『七草』の前、一足早く、心の底から癒されました。
ご馳走様でした!
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