これは、年末年始の冷蔵庫整理の延長線上の話でもある。
冷凍庫の整理をしているときに目に入ったのがこのお方。
秋の初めに戴いてきたマスタケです
採ってきた時に2日ほど賞味させてもらったんだけど、食べ切れなくて冷凍していた。
マイタケと同じ多孔菌だから、同じように冷凍できるんじゃないかなと思っての保存だ。
実のところ、このキノコの保存そのものが初めてなので、どうなっているのか気になっていたのだ。
で、仕事が休みの本日、解凍してみることにしたのだ。
このキノコの場合、ベストな食べ方は、フライだと思っています。
何と言っても、鶏のささみのような食感が非常に心地よい。
で、何の迷いもなくマスタケフライ定食を作ってみました。
・解凍したら、適当な大きさに切り分けて
・衣を塗して
・中温で揚げて
はい!出来上がり!!
見た目はフライドトラウト、食感はフライドチキン
大変美味しいんだよ。
でもね、ちょっと納得がいかない。
このキノコ、独特の香りがあって、それが好きな人と嫌いな人とに分かれてしまうんです。
ただ、普通だと、今回のようにしっかり熱を通せば、この香りもかなり薄まるんですよ。
それが、思いのほか強く残っている。
冷凍と解凍、そして、加熱の過程で残ったんだろうね。
まあ、このまま食べ切ってもいいと言えばいいんだけど、この香りを覆い隠すような料理にすれば、もっと美味しくなることは間違いない。
で、急遽作りました。
普通に美味しいカレーです
スパイスの効いたカレーに包まれれば、さぞかしソフトにランディングできるはず。
そうして翌朝、
残りのマスタケと合流してカツカレー
ああ~! やっぱり旨い!!
やっぱり、香辛料の香りがマスタケの独特の香りを緩和してくれるんですね。
冷凍すると、マスタケ独特の風味が変に残ってしまう。
だとすると、香辛料をうまく生かすことが効果的。
あと半分強、冷凍マスタケは残っています。
この辺の気づきを活かして、美味しく料理したいと思います。
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