河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

日本とかインドとか

2008年08月21日 | blog
日本が住みづらいからタイへ、とか
日本社会が文化がどうのこうのというより
日本で改善できる部分は改善して
タイの風土文化が好きだからタイに行く
インドカレーが好きだからインドに行く
というようなストレートな考えのほうが良いのかもしれない
日本で必死になってお金を貯めて
それで何ヶ月かタイで暮らす事の繰り返しでは
自分が嫌っていた我慢型の日本社会のスタイルから
結局抜け出せてないし
日本をもっと住みやすい所にしよう
という単純な発想のほうが必要かも

うーんよくわからん

日本人がタイ人のようにユルく、インド人のようにタフに
なってしまえばええのでは

どう考えても
「タイに行ったら楽に暮らせる」ような宣伝の仕方の本は
売れるかもしれんが、間違ってる気がする
どこに行ってもしんどいもんはしんどいぞ


印度放浪 藤原新也

2008年08月21日 | blog
印度放浪 藤原新也 著

藤原新也 1944年生
下川裕治 1954年生
安田誠  1974年生?

「自分を探す旅」から「自分を探さない旅」への移り変わりが
この三者の著作に見えるような気がした

藤原新也氏は重たいフィルムカメラで写真を撮って日本に帰ってきた
安田誠氏は携帯でインターネットに写真をアップしてタイに住み着いた

インドを放浪しようとタイを旅しようと
最初から何も変わらないのかもしれない
インドが神秘の国なわけないし

日本を降りる若者たち 下川裕治

2008年08月21日 | blog

日本を降りる若者たち 下川裕治 著

こちらは、どちらかというと評論家目線で書いたお先真っ暗の本。

下川氏の上の世代「印度放浪」藤原新也氏の時代には旅に哲学があった。
下川氏の旅行記には哲学がほとんど無い。
さらに下の世代の「外こもりのススメ」安田誠氏には哲学が全く無い。
哲学というのは自分の魂との対話みたいなもんかもしれん。
哲学がなんぼのもんやとは思うけれど。
藤原新也氏の「印度放浪」はアートとして残るが
下川氏と安田氏の本は一度読んだら後は捨てるかBOOK OFFに持っていくしかない。
アートがなんぼのもんやとは思うけれど。

藤原氏→下川氏→安田氏と世代が移るにつれ、魂も命も薄く軽くなっていって
安田氏は本を出した1ヵ月後にころっと死んでしまった
それでも本人自身には悔いは無いような気もする