簡単に言うと、アホな主人公が一時的にカシコになりまたアホに戻る、という話である。
衝撃を受けたのは、アホな時の主人公のセリフの言い回しがアホに書かかれていたことと、
アホが幸せか、カシコが幸せか、というテーマが、あらゆる事に共通するなあ、と感じた点である。
これは、貧乏が幸せか、金持ちが幸せか、とか、
清潔で便利な日本が快適か、汚くて不便なアジアの田舎が住みやすいか、とか、
考えさせられる事が多い。
日本からわざわざ東南アジアに移住する人がいるのは、もちろん、物価の安さもあるが、
そこの人々のユルさに惹かれるのかもしれない。
この本は自分で買ったのではなく、会社の同僚が、
「部屋掃除して捨てるからあげる」と
見るからに読むのがしんどそうな分厚いダニエル・キイスの本を何冊かセットでくれたのだった。
その人は読書するような人に見えなかったのと、なんでわてにくれるんや、と不思議だった。
今思うと、人間を救うために時々登場する「その日の天使」だったのかもしれない。
衝撃を受けたのは、アホな時の主人公のセリフの言い回しがアホに書かかれていたことと、
アホが幸せか、カシコが幸せか、というテーマが、あらゆる事に共通するなあ、と感じた点である。
これは、貧乏が幸せか、金持ちが幸せか、とか、
清潔で便利な日本が快適か、汚くて不便なアジアの田舎が住みやすいか、とか、
考えさせられる事が多い。
日本からわざわざ東南アジアに移住する人がいるのは、もちろん、物価の安さもあるが、
そこの人々のユルさに惹かれるのかもしれない。
この本は自分で買ったのではなく、会社の同僚が、
「部屋掃除して捨てるからあげる」と
見るからに読むのがしんどそうな分厚いダニエル・キイスの本を何冊かセットでくれたのだった。
その人は読書するような人に見えなかったのと、なんでわてにくれるんや、と不思議だった。
今思うと、人間を救うために時々登場する「その日の天使」だったのかもしれない。