北朝鮮が、またやらかしました。
報道で知るかぎり、ひどい話だと思います。
国連の安保理に提訴するそうですが、きっとラチが明かないでしょうね。
中国が反対するに違いないからです。
かかる事件や軍事行動について、北朝鮮は必ず、「南朝鮮の謀略」と主張します。あるいは、「先制攻撃は南朝鮮」と嘯きます。
中国はそれを信じなくても、信じたフリをし、制裁には慎重姿勢をとります。
中国は「拒否権」を有しているので、国連としての制裁はできないかもしれません。
日本国憲法は、その前文において、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」と掲げ、「平和憲法」を制定しました。
北朝鮮は果たして「信頼」できる國でしょうか。中国は「公正」な國でしょうか。
仮に日本が攻撃されたら、自衛隊は反撃するでしょうか。同盟国のアメリカが、一緒に戦ってくれるでしょうか。
菅内閣が即断できるでしょうか。
国民が、誇りある行動をとるでしょうか。
私はひどい覚束なさを感じています。
今の日本にとって必要なことは、「日本国の矜恃」であり、「国民の気概」です。
その点、菅内閣では無理です。
国家とは如何なるものであるべきか?
その論点をまったく欠いているからです。菅直人氏から、国家観を聞いたことがありません。ことが起きると、目が泳いでしまいます。
「不幸最少内閣」なんて、こんなミミッチイ小市民感覚では、誇りある日本を造れません。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
ご覧いただけると嬉しいです。
→ こちら