新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

矜恃と気概

2010年11月25日 07時26分53秒 | 写真俳句・エッセー

 北朝鮮が、またやらかしました。

 報道で知るかぎり、ひどい話だと思います。

 国連の安保理に提訴するそうですが、きっとラチが明かないでしょうね。

 中国が反対するに違いないからです。

 かかる事件や軍事行動について、北朝鮮は必ず、「南朝鮮の謀略」と主張します。あるいは、「先制攻撃は南朝鮮」と嘯きます。

 中国はそれを信じなくても、信じたフリをし、制裁には慎重姿勢をとります。

 中国は「拒否権」を有しているので、国連としての制裁はできないかもしれません。

 日本国憲法は、その前文において、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」と掲げ、「平和憲法」を制定しました。

 北朝鮮は果たして「信頼」できる國でしょうか。中国は「公正」な國でしょうか。 

 仮に日本が攻撃されたら、自衛隊は反撃するでしょうか。同盟国のアメリカが、一緒に戦ってくれるでしょうか。

 菅内閣が即断できるでしょうか。

 国民が、誇りある行動をとるでしょうか。

 私はひどい覚束なさを感じています。

 今の日本にとって必要なことは、「日本国の矜恃」であり、「国民の気概」です。

 その点、菅内閣では無理です。

 国家とは如何なるものであるべきか?

 その論点をまったく欠いているからです。菅直人氏から、国家観を聞いたことがありません。ことが起きると、目が泳いでしまいます。

「不幸最少内閣」なんて、こんなミミッチイ小市民感覚では、誇りある日本を造れません。

   

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (8)
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