新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

浮き書彫りと竹細工

2012年08月13日 13時37分57秒 | 身辺雑記

 いささか日数の過ぎた話。

 先月の七月七日、品川駅前において、第三十九回の大汐会があった。大汐会とは、約四十年ほど前に同じ仕事場にいた仲間の集まりだ。

 当時は数十名の大所帯だったが、他界したり健康を害したりなどの理由もあって、ここのところ数年は、年に一度、二十名ほどが集まって酒を呑んでいる。

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 多くは元の仕事場から離れ、悠々自適。もちろん、請われて他の仕事場で働いてい者もあり、それぞれ充実した日々を送っている様子だ。

 大汐会ではY君を永年幹事としていり、(いつの間にか、そんな感じになってしまったのだが)、K君とM君は幹事の助っ人役となっている。

 その永年幹事のY君は、ここのところ「浮き書彫り」とかに取り組んでいる。夫婦そろっての趣味らしいので、きっと長続きするに違いない。

 大汐会の席上、そのY君の処女作品を私が頂くことになってしまった。

 上の写真は、頂いた作品である。

 直径十数センチの孟宗竹を三十センチほどに切り、皮をを剥いだり熱を加えたい……。

 その上に絵(浮き書絵)を描くのであるから、かなり手間がかかってしまうものらしい。

 絵は童男童女を題材としており、思わずほのぼのとさせられる世界だ。

 Y君の一層の精進を期待したい。

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 上の写真は、お馴染みM君の竹細工。

 大汐会の席上、来年の干支が「巳」なので、M君から巳年の出席者限定として、上のような蛇の竹細工を贈られた。私は巳年ではなかったのだが、会長の特権として、特別に頂くことができた。

 M君は盆栽の作家でもあり、今年の春、さつき盆栽で神奈川県知事賞を受賞したとのこと。

 以前にも受賞していたので、幾度目かの受賞ということになる。

 今年も酷暑の夏だ。寝苦しい上にロンドン五輪の開催にぶつかって、すっかり睡眠不足。

 しかし早いもので、暦の上では立秋が過ぎた。

 まもなく敗戦記念日もやってくる。

   老い二人素足ならべて無口なり   鵯 一平

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コメント (1)
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