新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

車窓の浅間

2019年01月26日 08時37分35秒 | 写真と俳句

 今年初めての遠出。

 久し振りの人とも逢えて、心がとても弾んだ。

 遠い浅間山は噴煙に霞む雪景色だったが、春がすぐ近くにまで来ていた。

   拘りの癒えて車窓の雪浅間   ひよどり 一平

   (こだわりのいえてしゃそうのゆきあさま)

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待春の栗鼠

2019年01月25日 08時46分40秒 | 写真と俳句

 暖かい日差しだった。

 さすがに栗鼠の家だけあって、春に先駆けて花々も咲き始めた。

 しかし、今朝の気象情報によれば、関東にも降雪の怖れとか。

 出かける身としては、いやーな気分です。

   冬うらら栗鼠の口元せわしなく   ひよどり 一平

   (ふゆうららりすのくちもとせわしなく)

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やむなく一枚

2019年01月24日 07時57分26秒 | 写真と俳句

 昨日も、暖かい日差しに恵まれた。

 ふいと気分が乗って、カメラ持参でカラオケへ。格好な被写体と出会えたら、シャッターを押そうとの一挙両得の構えなのだ。

 公園のベンチに、目付きの良くないノラ猫がいた。やむなく一枚撮影。

   待春や猫の視線と衝突す   ひよどり 一平

  (たいしゅんややねこのしせんとしょうとつす)

 猫の撮影は一枚だけにして、カラオケへ。

 故あって、カラオケの成果は報告しません。

 

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髪を切る

2019年01月23日 00時43分46秒 | 写真と俳句

 

 沢山の枯葉に覆われていた地表に、草の新芽が顔を見せ始めた。

 そこにもここにも、樹々や草々の若い芽が、当然のことように萌え始めた。

 そう言えば、さきほどもオオイヌノフグリが、可憐な花を咲かせていたっけ。

 春がそこまでやってきたのだ。まだ冬なのに、草々や樹々が萌え始めたのだ。

 病み疲れの身とは言え、私も「冬萌」を傍観しているわけには行かない。

 生きとし生けるものの一員として、季節の巡りに身を晒してしまおうか!

 老骨に鞭を入れて。

   冬萌えやもはや迷はず髪を切る   ひよどり 一平

  〈ふゆもえやもはやまよわずかみをきる)

 女性が髪を切るには、かなりの決心が要るのだとか。

 ふーん、そんなものなんだね~

 

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2019年01月22日 07時55分32秒 | 写真と俳句

 私の住む辺りでは、この頃、鴉を見る機会がめっきり少なくなった感じがします。

 季節的な状況なのかどうか。

 住民のゴミ出しが上手になったのか、鴉が奢ったためにゴミを漁ったりしないのか。

 鴉好きの私としては、なんとも淋しい気分です。

 郊外の公園に行ってみました。

 常緑樹に一羽の鴉。近づいてレンズを向けたら、私を警戒している様子を見せながら、二度、三度と枝移りをした後、一声を残して飛び去ってしまいました。

 嫌われたようでした。

   悔いる身の為す術もなし寒鴉   ひよどり 一平

  (くいるみのなすすべもなしかんがらす)

 

  

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