昨日の気温は、前日よりも幾分か暖かかったような気がする。
しかも風が余りなかったので、早春を思わるせるほどの一日だった。
地面にはとても小さなオオイヌノフグリが、ぱらぱらぱらと咲き始めていた。
とても急かされる気分。
今朝もまた、頗る良い天気だ。
外出したい気分だが、休養のため今日一日は家に籠もることにしたい。
明澄は虚ろなりけり冬木立 ひよどり 一平
(めいちょうはうつろなりけりふゆこだち)
昨日の気温は、前日よりも幾分か暖かかったような気がする。
しかも風が余りなかったので、早春を思わるせるほどの一日だった。
地面にはとても小さなオオイヌノフグリが、ぱらぱらぱらと咲き始めていた。
とても急かされる気分。
今朝もまた、頗る良い天気だ。
外出したい気分だが、休養のため今日一日は家に籠もることにしたい。
明澄は虚ろなりけり冬木立 ひよどり 一平
(めいちょうはうつろなりけりふゆこだち)
真冬ながらもまァまァの気温だった。少し歩こうと思い、カメラを手に歩き始めた。
馴染みのコースであり、特別に惹かれる被写体は見当たらなかった。
小さなお宮に新年のご挨拶をしたり、小さな川を撮ったりしながら公園へ。
約5千歩ほど歩いて、草臥れてしまった。
お正月気分の怠け癖が、私の気分を押し下げようとしているらしい。
冬の日の正午なりけり虚しけり ひよどり 一平
(ふゆのひのしょうごなりけりむなしけり)
大きな都市ほど「通り」名前が多いような気がする。
〇〇通りが分岐して△△通りと◇◇小路になり………なんてこともある。
〇〇通りの「おかめ」で呑んで、〇〇通りから分岐した△△小路の「ひょっとこ」でちょっぴりやって、ついでだからって足を延ばし………。
酒を売る側はいざ知らず、飲み歩くほうだって、いろいろな「通り」や「小路」があったほうがいい。綺麗な姐さんがいてくれれば、さらに言うこと無し。
しかし、私ほどの老人であれば、「ひょっとこ」から足を洗い、ひとり家路を辿るべきかも知れぬ。
この街に通り名多し寒土用 ひよどり 一平
(このまちにとおりなおおしかんどよう)
寒くて気持ちが乗らない日でした。
しかし、せっかくカメラ持参で家を出たからには、撮らずに帰るわけにはいきません。
そんな気分のまま、横断歩道橋の上から三田方面を撮った一枚です。
ビルとビルの間から、東京タワーが顔を覗かせていてくれました。
逢えずにいた愛しい細おもてです。
短日や東京タワーの身の細り ひよどり 一平
(たんじつやとうきょうたわーのみのほそり)
どんな小鳥にでも、影があるのは当たり前のこと。
そんなことに気付いていない私でした。
原っぱの小鳥を追いかけていて、付きまとう影に気付かされたのです。
寒禽に寄り添ひをりし影一つ ひよどり 一平
(かんきんによりそいおりしかげひとつ)