新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

虚ろ

2019年01月21日 10時01分55秒 | 写真と俳句

 昨日の気温は、前日よりも幾分か暖かかったような気がする。

 しかも風が余りなかったので、早春を思わるせるほどの一日だった。

 地面にはとても小さなオオイヌノフグリが、ぱらぱらぱらと咲き始めていた。

 とても急かされる気分。

 今朝もまた、頗る良い天気だ。

 外出したい気分だが、休養のため今日一日は家に籠もることにしたい。

     明澄は虚ろなりけり冬木立   ひよどり 一平

   (めいちょうはうつろなりけりふゆこだち)

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気分は晴れず

2019年01月20日 08時23分15秒 | 写真と俳句

 真冬ながらもまァまァの気温だった。少し歩こうと思い、カメラを手に歩き始めた。

 馴染みのコースであり、特別に惹かれる被写体は見当たらなかった。

 小さなお宮に新年のご挨拶をしたり、小さな川を撮ったりしながら公園へ。

 約5千歩ほど歩いて、草臥れてしまった。

 お正月気分の怠け癖が、私の気分を押し下げようとしているらしい。

     冬の日の正午なりけり虚しけり   ひよどり 一平

  (ふゆのひのしょうごなりけりむなしけり)

 

 

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△△小路の

2019年01月19日 08時17分08秒 | 写真と俳句

 大きな都市ほど「通り」名前が多いような気がする。

 〇〇通りが分岐して△△通りと◇◇小路になり………なんてこともある。

 〇〇通りの「おかめ」で呑んで、〇〇通りから分岐した△△小路の「ひょっとこ」でちょっぴりやって、ついでだからって足を延ばし………。

 酒を売る側はいざ知らず、飲み歩くほうだって、いろいろな「通り」や「小路」があったほうがいい。綺麗な姐さんがいてくれれば、さらに言うこと無し。

 しかし、私ほどの老人であれば、「ひょっとこ」から足を洗い、ひとり家路を辿るべきかも知れぬ。

   この街に通り名多し寒土用   ひよどり 一平

  (このまちにとおりなおおしかんどよう)

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東京タワー

2019年01月18日 06時24分24秒 | 写真と俳句

 寒くて気持ちが乗らない日でした。

 しかし、せっかくカメラ持参で家を出たからには、撮らずに帰るわけにはいきません。

 そんな気分のまま、横断歩道橋の上から三田方面を撮った一枚です。

 ビルとビルの間から、東京タワーが顔を覗かせていてくれました。

 逢えずにいた愛しい細おもてです。

    短日や東京タワーの身の細り    ひよどり 一平

    (たんじつやとうきょうたわーのみのほそり)

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小鳥にも影

2019年01月17日 07時54分48秒 | 写真と俳句

 どんな小鳥にでも、影があるのは当たり前のこと。

 そんなことに気付いていない私でした。

 原っぱの小鳥を追いかけていて、付きまとう影に気付かされたのです。

   寒禽に寄り添ひをりし影一つ   ひよどり 一平

  (かんきんによりそいおりしかげひとつ)

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