走りぬくこと

2014-09-08 05:20:13 | Kids Soccer
小学校の 6 年生くらいの男の子ってボチボチ成長期に入ってくる時期で、長男の所属するサッカークラブでも『急に背が伸びたなー』って思う子がチラホラ。
そんな中で、ウチの長男は最小柄な部類。

そもそもの生まれ月が 3 月で、しかも後半。
あと一週間遅ければ、今はまだ 5 年生。
おいらも連合いも大きくなくて、大きくなる要素はあまりないし…。

二学期に入って身体測定があり、それでもようやく 140cm になった長男の最近の悩みは、チームで負けないハズだった足の速さで他の子に負けるようになったこと。
そうは言ってもチーム上位のスピードの持ち主であることには変わらないのだが…。

U-12 のカテゴリー…ここに来て少年サッカーは 11 人制のゲームが主体になる。
ピッチサイズは 8 人制と変わらないのに、1 チームで 3 人選手が増える…ピッチ上の人数は計 22 人で、今までより 6 人増。
8 人制のサッカーに慣れていたので、それはそれはピッチ上の選手が多く見えることって言ったら…。

そんで、長男。
なんせ人が多いもので、得意の縦突破がなかなか生かせない。
ライン際を走って行っても直ぐに相手ボランチか DF に捉まる。
そりゃぁ、そうだ…選手が増える分、一人当たりの物理的な守備範囲は狭くなるわけだから、8 人制と同じ…と言う訳にはいかない。

そこに持って来て、走り負ける記憶が突破する気持ちにブレーキをかけている感じ。



昨日の練習試合。
この写真の直後に長男はセンターに走りこんできた FW に折り返す。
写真に写っている通り、相手ボランチと DF がそこにいてさ。
FW にも相手は張り付いている…そこでパスを選択しても…ペナルティエリアに入るあたり、ゴールを狙うには振り抜かないとさ。

もっとライン際を走り抜いて折り返せば、クロスを合わせる方も当てるだけ。
そこの走力が長男の武器なのに、『自信がない』と言わんばかりに早すぎるタイミングで折り返す。

練習で新しいことにチャレンジするのは絶対に必要。
でも、試合は練習で出来ていないことは出来ない。

来週は大きな大会があって、この日はそれに向けた練習試合…。
チャレンジする試合?
確認する試合?

アーリーなクロスを完成させたいなら…分かる。
でも、どうもそんな感じじゃないな。

自信がないから折り返すのではなくてさ、信じて突破してみることも大事なんじゃない?
『僕は、これが出来る!』の選択肢が増えるのならいいんだけどさ、そうじゃないように見えるから気になる。

走り抜くこと。
今の長男にとって、それが大事なんじゃない?

そう思うんだけど。

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ストロング・ポイント

2014-07-28 05:35:25 | Kids Soccer
この土日のサッカーの大会で、長男は自分が上手くいかなくて凹んでいる。
おいらもあまりうまくいっていないのは、見ていて分かっていた…悪い時の長男。

スピード命の快速 MF のハズが、なかなか縦に抜け出せない…なんか迷いがある感じ。

日曜日の帰り道、そんな話になって聞いてみたら、
長男が『だって、交代がひとりしかいないじゃんか』と言う。
『あーそうか』それでか。

なぜスピードで勝負しなかったのか、その理由が『それ』か…。
選手の起用、交代を考えるのは監督・コーチの仕事。
スタミナをコントロールしようと変に考えるから、スピードが殺される…そういうことか。

『なぁ、それって自分で全力じゃない半端なプレーをしようとしていたってことじゃないの?』
疲れて動けなくてベンチに下がられたって、回復したらもう一回ピッチに戻れるのが小学生のサッカー。
全力で勝負して、一度下がってもう一度出れば良いじゃんか…。

長男は半端に気を回して『ぬるい』プレーをして、ベンチに下げられた。
それじゃぁ、もう一度…は無いだろ。



分かってねぇな。
試合なんだからさ、自分の光り輝く長所を最後の最後まで出しきらないと、結局今回みたいに後悔する。

もう一回、そこのところ考えないとさ、足りない物は、練習で身につければ良い。
練習で身につけたものは、試合で全力で試す。
試合のマネジメントをするのはコーチ陣に任せればいい。
もっとシンプルに、出来ることをシンプルに。

次は、変な気を回さずに、全力だぜ。

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再戦

2014-07-27 22:15:40 | Kids Soccer
どういう訳か、ことある度に再戦する対戦相手がいる。

今年は赤ユニの『N』、黄ユニの『K』、青ユニの『M』の 3 チームがその口で、多くのチームが参加しているにも関わらず、今回も…。
監督・コーチ陣もお互いに『なんでまたかねー(笑)』なんて挨拶していたりする。

この中で比較的『分が良い』のは『K』、ここまで 2 勝。
『M』には 1 敗 1 分、『N』には PK 戦で敗れている。

今週の大会で『M』と『K』には初日の土曜日、『N』とは 2 日目の日曜日に当たる。

まず、今シーズン勝てていない青ユニの『M』。
運動量で勝り、3-2 で勝利。
途中 1 試合を挟んで黄ユニの『K』… 2-0 で折り返すものの、後半に追いつかれて 2-2 の引分け。
それで、前回は PK 戦で敗れている赤ユニの『N』…。



前半開始早々に相手にラッキーなゴールを許し、それが決勝点…残念。

何て言うのかなぁ、みんな必死で頑張っている。
今までは勝てていたチームから引分けに持ち込まれたり、勝てなかったチームから勝利したり、一歩まで行かない『半歩』及ばないチームがあったり。

発展途上の小学生、日々練習して上手になって『楽勝』なんてどこにも無くてさ。
だから『ガンバレ!』って、応援したくなるのかな。

8 月は公式戦なしの予定。
また 9 月から…それまで、また練習がんばろうな!
今度は『N』にも負けないさ。

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炎天下

2014-07-26 23:23:23 | Kids Soccer
土日は長男の所属するサッカークラブの公式戦。
今回は18 人いる 6 年生を 2 つに分けて、9 人づつの 2 チームエントリー。
出場機会を増やしたい…という配慮だったわけだが…。

エントリーしたときにはさほど気にしていなかった『環境』が、直前になって大きく圧し掛かる。
8 人制の小学生サッカー、しかも夏場の試合でさ。
交代要員が 1 人しかいない 9 人の過酷さ…。

小学生のサッカーは、基本的に交代は自由。
大会によるが、ベンチに下がった選手の再出場も認められるケースが多い。
子どもの健康・体力・出場機会の均等さなど、色々なことに配慮してのことと思うが、この猛暑の中での交代要員 1 人は…かなりキツイ。

土曜日はこの夏一番の猛暑。
35℃を超える気温の中、頑張る選手たち。



2 勝 1 分の好成績で、日曜日へ…。

それはそれで良い結果…だが、今回は体調不良者がでなくて『ホッ』とした安堵感が先…。

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モチベーション

2014-07-24 10:25:25 | Kids Soccer
小学生の習い事について、最近思うこと。

ハッキリ言って、自分から『やりたい!』と言って始めたことでも、ずっとやり続けるモチベーションを言いだした本人だけで維持することは難しい。
それは、勉強でも、スポーツでも、音楽でも一緒。

本人だけで…と言ったが、この本意は『保護者のフォローなしに』という意味である。
親しい友達とともに始めた習い事だって、友達といつでも一緒じゃない。
やっている内に習熟度も理解度も変わる…友達との間には、始めた時とは別の距離が出来る。
もちろん、距離が広がることもあれば、逆に狭まることもある…でも何時までも始めた時と一緒ではない。
もしも『一緒』ならば、それは二人とも『なんの進歩も無い』ってことだから。
そこに必要なのが親のフォローなんだろう。

最近、長男の所属するサッカークラブでちょっと思うことがあってね。
積極的にフォローしようと親が動いている家の子は基本的に熱い。

勘違いが無いように言っておくが、技術的なことというよりは気持ちの問題。
出来たこと、出来なかったこと、うれしかったこと、悔しかったこと…こどものその日の喜怒哀楽が家庭で話題になっているか…ということに繋がっている気がする。



親が子どもの『言いたい気持ち』に寄り添ってやらないければ、子どもは小さな気持ちの変化を小さいうちに吐き出せなくて、気が付いたら大きな気持ちの浮き沈みに繋がるのではないかと思うのだ。
良いことでもわるいことでも、言ってスッキリするのは大人になっても一緒。
だから言ってもらえるように子どもと向き合うことが大事…。

クラブを見ていてそう思う。
ちょっと心配な子がいてさ、その子の家庭はおいらが何かできる話ではないが、ウチはどうなの?
もっと子どもと話をしよう…。

信じて受け止めることが大事…と、改めて思う。

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攻めたい!

2014-07-22 15:14:34 | Kids Soccer
さて、寝不足気味の遠征 2 日目。
昨日は 1 勝 2 敗で負け越しているから、今日は是非とも勝ちたい!

第一試合、押し気味に試合を進めながらも 1-1 で引き分け。
勝ちきれない悔しさからか、ミーティングで子どもら自らシステム変更を考え始める。

8 人制の小学生サッカーで普段は 3-3-1 のシステムを採用しているこのチーム、決定力が欲しくて攻撃重視のフォーメーションにシフトしたい…と。
いわゆる 2 トップにするには、2-3-2 へのシステム変更が必要…でもそのためには…。
前線に選手を上げる都合上 DF が手薄になる、そこを埋めるためにも MF と GK が今まで以上に頑張らなければならない。

『それでやるなら…』
コーチからの指示は 2 つ。
DF ラインは常に高く保て、DF は相手攻撃陣のマークを外すな。
FW は左右に流れろ、相手 DF を引き付けたスペースに MF が入れ。

DF ラインが高いから、相手 FW からゴールまでの距離は長い。
ロングフィードされたボールは GK が出てクリアできれば良い。
高い DF ラインを保つためにも MF が高い位置で相手の攻撃に蓋(プレス)をしろ!

FW がサイドに流れることで相手 DF は FW ケアのために開く。
必ずセンターに隙(スペース)ができるから、MF はスペースに走りこんでクロスを受けろ!

たったふたつの指示の裏にはそんな意味が込められていた。



続く第二試合は 0-2 で負け…だが、新システムにチャレンジして手ごたえを得る。
後は…本当に最後の決定力だけ。

三試合目は 6-1 で完勝。
ヒントを得て、実践につながり始めた感じ。

二日間で 2 勝しかできなかったけれど、いろいろ得るものがあった遠征。
長男も 2 得点、シンプルに出来ることをやった成果。

良かったんじゃない?
これから先、進学・進級してまだまだ続くだろう彼らのサッカー人生で、この後で振り返って、この遠征が教えてくれた『何か』があればそれでいい。

価値ある遠征だった…体調管理が重要って、それはみんな分かっただろ?

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遠征初日

2014-07-20 23:15:10 | Kids Soccer
早朝 5 時集合で、遠征に Go !

北陸道を西へ…隣県の会場に 9 時着。
朝からハイテンションな子どもら…そのまま試合に突入。



一試合目、1-2 で惜敗。
二試合目、7-0 で大勝するものの、続く三試合目は 0-2 で完敗。

先制点を献上すると、精神的に追い詰められる感じ…。
『大丈夫、追いつく』と思うか、『ヤバい、つながらない』と焦るか…気持ちが空回りし始めると結果が出ない感じだ。

勝つだけが全てじゃない、負けから得るものはいっぱいある。
この日はテンションが高かった前半が長かったから、後半に息切れしたのかな?

メンタルも含めてセルフコントロール。
上手く気持ちを切り替えて 2 日目に臨めればいい…。

(この日の記事は、遠征終了後に 7/20 分として掲載)

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最終チェック

2014-07-19 23:15:38 | Kids Soccer
今週末、日月の連休は長男の所属するサッカークラブの遠征。
幹事役だということは先にも書いたが、いよいよ明日が遠征当日。

ガッツリと雨に降られて散々な土曜日も午後になって天気は持ち直して、土日は晴れそう。

折角の遠征、気持よくゲームをしてもらいたい。



しおりを睨んで最終チェック。

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ドタバタ

2014-07-17 11:58:26 | Kids Soccer
今週末、長男が所属するサッカークラブが隣県まで遠征に行くことになっている。
遠征慣れしているチームと違い、ほとんどを近隣で済ますチームとしては、年に一回あるかないかの『ビッグイベント』。

試合相手としては、近隣で十分のトレーニング・マッチが組める。
でも、そうではなくて、外に出て行くからこそ…の経験って、少なからずあるワケで。



今回おいらは運営側の幹事だったり…。

子どものためになら頑張れる…。
ちょっとは『まともな親父』になれた気分…。

普段はいい加減なんだけどさ、他所の子を預かるとなるといい加減ではマズイしね。

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ハット・トリック

2014-07-13 23:20:15 | Kids Soccer
昨日に引き続きの大会二日目。
昨日はあんなに良い天気だったのに、今日は雨。
オランダ vs ブラジル の三位決定戦を見て、会場に向かう。

行きの車の中でポジション談義。
昨日の反省『ボランチって?』

技術的なことや戦略・戦術的なことで言えば、語りつくせないくらい七色のポジション。
いずれにしても攻守のポイントであることには変わりない。
…が『昨日初めて』でそんなこと言ってもしょうがない。
もっと簡単でシンプルで良いんじゃね?

『なぁ、今日の オランダ vs ブラジル を見ていて、中盤どう思った?』
『ブラジルの繋がりが悪かった…。』
『それは何で?』
『…オランダの選手がフリーでパス回ししてるのに、ブラジルの選手はプレッシャーを受けていたかな?』
『中盤のプレスがいかに大事か分かった?それはプロも小学生も変わらないよ。』
『一列目・二列目の選手と、三列目・四列目の違いってなんだろう?攻撃の選手はプレスに行かなくても良いのかな?』
『違う。』

『プレスをかけて、ボールを奪い取ることは、どのポジションでも同じこと。違うのはその後の優先順位なんじゃね?』
『走るのとパスと、どっちが早く前線にボールを送れる?』
『パス。』
『つまりさ…前の二列目まではパスの受け手で、三列目以降はパスの出し手って考えたら簡単かな?』
『前の選手がボールを持ったら、まずゴールを狙う…ゴールまでのコースは空いているか、持ち込めるか、ダメならパス、それでもダメならバックパス。』
『後ろの選手は、前線にボールを送りたい…パスでボールを前線に送った方が早いから基本はパス…パスの出し先がなければドリブル。』

『あー!』

難しく考えるなって、今できるのはそのくらいのこと。
シンプルに…今日は大会で、練習じゃない。
出来ないことは練習する必要はあるけれど、試合で必要なことは、出来ることをキチンとすること。



結局、この日はいつもの右サイドでの出場だけだったが、出来ることに徹した成果か 4 ゴール 1 アシスト…しかも、3 試合目はハットトリックだって、どーしちゃったの?

まぁ、良いんじゃね。
プレスと突破…出来ることをシンプルにすれば持ち味は出る。

難しいことを練習でやっても、全てを難しくする必要はない。
点が決まる時なんて、良く見りゃシンプルなことをサボらずやっていた時って、大体そんなもんだ。

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