ニューモデル

長男が足にマメを作って帰ってきた。
どうやらスパイクシューズが合わなくてマメができたらしい…。

足の形がスパイクと合わなかったのか、長男の足が大きくなったのか、どっちだかよく分からないけれど、新しいスパイクを買わなければならないのは事実。

近所のスポーツ量販店に出向き、あれこれためし履き。
…の中から長男が選んだのは…



PUMA EVOPOWER
ちょっと高いな…まぁ、いいか。

今年の春に発表された新作だということは購入してから知る。
もちろん、普段はセール品しか身につけない長男も知らない(笑)。
そんな事よりも、3 代続けての PUMA 製…快速 MF の PUMA と言えば…『ETU の椿』だろ？って、マンガの話かい？

なんて思ってたらさ、どうやら今年の W 杯でこいつを履いた選手が登場する見込み…。
日本代表では MF 長谷部選手と GK 川島選手…おー！テンション上がるー！

もちろん、長男が購入したモデルは普及品の『4』、プロが使う『1』と同じなのは『見た目だけ』だけど、なんかシリーズの同じ靴って思うだけで何とも言えない充実した満足感があるみたい。

どっちにしてもあこがれの、それと同じものを身につける興奮、か…。
あはは…経験あるよ、おいらも。

雨／晴

日曜日の長男のサッカー活動は練習試合。

第一試合では『ボロ負け』して悔し涙を流した長男、続く第二試合では第一試合の亡霊を見たのか、右サイドの攻撃を担う MF であるにも関わらず、ディフェンスライン付近まで下がる局面が多く、動きに迷いが出る。
監督からは『上がれ！上がれ！』と言われるが、ディフェンスラインが突破されるのが気になってか、やはり下がり気味にポディションを取ってしまう…。
ボールが出ても、低い位置からの攻撃をせざるを得ない…余裕を持って相手に相対されてしまうので、思ったようにスピードに乗った突破が出来ない。

低い位置→攻撃が遅れる→センタライン付近でボールを奪われる機会が増える→低い位置に戻る…。
悪循環のスパイラルに嵌り、途中交代で out。

悔しくて悔しくて、ガッツリ泣き腫らす長男。
昼になっても沈み込む長男の話を聞くと…。
『監督に「考えろ！」と言われたから自分で考えて低い位置を取った…でも、監督は「上がれ！」って言うんだ…わかんない。』

『なんで低い位置を取ろうと考えたの？』
『中盤で抜かれたのはボクのせいだから、ボールを奪い返さないと…。』
『じゃぁ、DF は相手からボールを奪えない？』
『そうじゃない…けれど、抜かれたら大変だし。』

なるほど、中盤のチェックでボールが『奪えない』から、奪い返しに行くのか…。
常日頃、監督が中盤のプレスについては弱さを指摘しているし、そこがシッカリしていないから DF に負荷がかかる…ってな感じのことを言っているしな。
でも、それは監督の意図する中盤の弱さとは違うぞ。

『ウチの DF はそんなに弱いか？…いや大丈夫、あいつらはそんなに弱くない、絶対に抜かれない。』
『？』
『たとえ中盤で MF が相手からボールを奪えなくても、MF がキチッとプレスをかけて相手の攻撃速度を落とさせれば DF は余裕を持って相手と相対出来る。抜かれて背中から追いかけるのと、正面から相手に向かうのと、どっちが簡単にボールを奪える？』
『正面から…。』
『そうだろう？じゃ、DF が折角奪ったボールを受ける相手が…おまえが、DF の隣にいて良いの？』
『…ダメ。』

『中盤のプレスは、そりゃボールカットが出来ればそれに越したことはないけどさ、それは絶対じゃないさ。そこで圧力をかけることで守備陣が陣形を整えて、自信を持って相手と相対する時間を稼ぐことも大事なんじゃない？』
『…。』
『DF は抜かれない。MF 陣がきちんとプレスをかけて、スピードに乗った突破さえ許さなければ、必ず相手の攻撃を跳ね返してくれる…DF を信じろ！」



続く第三試合。
しつこく中盤でチェックしに行くこと！
抜かれても深追いしない、きちんと中盤でチェックしていれば、必ず DF がボールを奪ってパスを出してくれる。
DF を信じてハーフウェーでパスを待て！

第一試合・第二試合の不調がウソのようなチーム。
みるみる間に攻撃がつながり始める。

MF の中盤でのチェックが速くなり、DF ラインが上がる。
高い位置で DF がボールを奪えるから速攻も容易だし、相手の前線が高い位置でプレスを掛けてきても、慌てずにボールを下げて立て直せる。

『分かった！』と、長男。
やっとやっとだけど、体験すると分かるだろ？

お前の仕事、チームでなにを望まれているのか。
スピードを生かした攻撃をチームは望んでいるんだろ？

おまえは中盤の右にいる。
そここそがスピード勝負の突破口なんだろ？

晴れやかに笑顔。
三試合終わって、やっと『晴』。

失効

長男の所属するサッカーチームで、長男が所属する U-12 トップチーム（6 年生チーム）が快進撃しているのは先般からブログで紹介している通り。
小学生の最高学年になった長男、おいらの中ではいつまでも『ガキ』で、姉が 2 人いる都合上、どうしても小さく見える…だって、相手は 2 人ともに高校生だし。

だがしかし、そうは言っても小学生の中では最高学年、やっぱり下級生から見れば体格も体力も負けない。
チームに入って…ヘタクソなのは相変わらずだが、なんとなく居場所を作ってプレーをしているのを見ると、やっぱり 6 年生なんだな…と。

今年は出来る限り長男のサッカー活動に付き合うつもり…運営面とかお手伝い面も含めてね。
でも、実はおいら、サッカーの 4 種審判員の資格を失効しているのだ。



『失効してしまった』…のではない、本当のところは『失効させた』のだ。

きっかけは、 2 年ほど前の事件。
それ以来、笛を吹くのが怖くて、去年は資格があっただけに声が掛かるのが怖くて怖くて…。
何度か練習試合の線審で出たが、それはそれは不安を通り越して苦痛。

『もう、おいらには出来ない。』
そう思い定めて審判員の更新申請をしなかった。

男親で練習や試合に良く顔を出す間では、審判員の資格がある人が多い。
そうやってクラブの運営の手伝いを、みんなで分担している…男親の仕事みたいな。
そんな中で『いやぁ、失効しちゃいました…』なんて、軽いノリでその話を笑い話に変えたいところだが、やっぱり資格がないのは心苦しい。
かと言って、もう一度資格を取りに行く勇気もなく、ここのところ居心地の悪い裏方仕事。

おいらが審判員の資格を失効したことについて、文句を言う保護者なんていない。
実際の対外試合で主審をしたこともない…そういうシチュエーションに遭遇しないまま終わった。

個人的にはそれで良かった…のだが、なんかシャキッとしない気持ち。
出来ることをすれば良い…本当はそれだけなんだけどさ。

MVP

日曜日の試合は前日とは打って変わっていい天気。

たくさんの離脱者が出た前日、それでもみんなで頑張って予選リーグを 1 位で突破し、決勝トーナメントへ。
この日も体調不良の欠席が 2 名…全員そろわなくて残念。

予選リーグを 1 位で通過したチームが集まる決勝トーナメント、強豪ぞろい。

第一試合、みんな一生懸命走っていたけれど、なかなか上手くプレーが噛み合わず、敗退。
第二試合は初戦で敗退してしまったチームとの順位決定戦。

長男的には前日がそこそこ走れていたから『今日もがんばる！』と思っていたのだろう。
だが、相手は昨日に増しての強豪だし、そう簡単に走り回らせてもらえない。
上手くいかない焦りがプレーに迷いを与えたのか、一生懸命さの割に動きが硬い。

こうなってくるとあまりうまくない…気持ちで負けて萎縮する。



『今日は全然ダメだった。』と凹む長男に、練習着を一着プレゼント。
ダメなんかじゃないさ、おいら的にはこの大会二日間で長男が MVP だ。
他の誰かと比べてではなく、今までの長男の中で…だ。

2 日間で 5 試合 3 得点、頑張ったよ。
ここで凹まずに気持ちを取り直して行こう。

昨日も書いたけれど、シーズンはまだまだこれから。
あの時は『大きく出たな…』と思ったけど、新年会でみんなの前で発表した目標『試合で 10 得点！』も夢じゃなくなってきた。

この二日間は、いい出来だった。
オヤジから MVP 賞を贈るよ。
目標達成に向けてがんばろうぜ！

戦線離脱

土日は長男の所属するサッカークラブの公式戦。
今回も応援に同行。

朝方にザッと降った雨と冷たい風が吹き、『本当に GW 明けか？』と思うほど寒い。

全部で 16 人のチーム、体調不良で一人欠席からのスタート。
まさかこの日が、その後に戦線離脱者をたくさん出すとは思わず…。

第一試合、途中からエースストライカーが腹痛を訴えて離脱。
第二試合、キャプテンが相手選手との接触プレーで脇腹を痛めて離脱。
第三試合、正 GK が足首を痛めて離脱。



幸いにも 3 人ともその後の試合には出なかったものの、その日の内に回復に向かい翌日は大丈夫そうな感じ。
だが、改めて自己体調管理と怪我の怖さを思い知る。

シーズンはこれからが本番、全力でプレーしてほしいからこそ、シーズン最初の内の怪我は怖い。
U-12 トップチーム、まだまだ伸びる時期。
痛みをこらえて…とか、騙しだまし…とかでは切ない。

とにかくそこが、一番大事。
明日は全員そろって試合がしたいね。

ベスト８！

昨日のブログに書いたとおり、日曜日は『全少』の地区ブロック二次予選。
4 グループに分けたリーグ戦、各グループ上位 2 チームが地区ブロックのベスト 8 で、県大会出場を決める決勝トーナメントに進出。



下り坂と言われた天気を睨んで『降るな！』と祈る。
サッカーの場合、台風や雷雨にならない限り試合は決行。
勝っても負けても良いコンディションでやってほしい…雨だとどうしても悔いが残る。

例によって、後半から右サイドの MF として出場の長男、2 試合『目一杯』走って走って…。
アシスト・ゴールに直接は結び付かないものの、走った甲斐がある『1 位抜け』。

心配した雨も本降りになる前に試合は終わり、『気迫が雨も吹き飛ばしたのか？』と、思うくらい。

今まで頑張ってなかったとは言わないが、今まで見たことがない程の『勝つ！』と言う気持ちを見せる選手たち。
ここ何日かの『成長』は目を見張る。

波に乗って予選突破！
自信をつけて一気に伸びる。

急成長のチームと長男の姿を思い浮かべ、勝利の『美酒』に酔うオヤジが一人…。

子ども中心

6 年生になって『トップチーム』の所属になった長男、谷間の 5 年生と違って 5 月は公式戦が目白押し。
今日は先日 1 次予選を突破した『全少』のブロック 2 次予選。



今日の 2 次予選を突破すれば、次は来月の頭に地区ブロックの県大会進出を決める決勝トーナメント。
その他に今度の週末にカップ戦。

その次の週末は地域の一斉清掃があって、
その次の週は長男の通う小学校で運動会。

おいらの趣味？
いいよ、今年は…。

中学生になったらもう親父の出番はないからさ、今年はできるだけ長男中心で。

自信

久しぶりに公式戦で得点を奪った長男はノリノリで、その後も得点こそ上げられなかったもののナイスプレーを見せる。



このアシストもきれいだったなぁ…。

右サイドブッチギリでセンターに折り返し。
FW の向こう側のファーサイドに左 MF …フリーだもんねぇ。

なんかね、すげー『自信』になったんだと思うよ。

いつまでもこの話をしていたい…
おいらの興奮が止まらなくてさ。

突破！

日曜日、長男の所属するサッカークラブでも『全日本少年サッカー大会』の新潟地区の第一次予選が始まる。
新潟市域は東・中・西の 3 ブロックに分かれて地区大会を行い、上位チームが県大会へ進む…その『最初の一歩』ブロックの一次予選だ。
勝ったチームは二次予選に進み、二次予選の上位チームがブロックの決勝トーナメントに進む。
ブロックからの県大会出場枠は 5 …狭き門だ。

今や少年スポーツの人気 No.1 と言って良いサッカー…チーム数もすごい数。
2 次予選に進めるのは 12 チーム。
この時点で既に参加チームの半分以上が振るい落とされる。

なんせ『全少』って言えば U-12 カテゴリで最大の大会、そりゃぁ気合いも入るワケよ。

勝ちに行く試合…『出場させてもらうだけでも価値のある』と、おいらはそう思っていた。

で『価値ある』その機会は本当に訪れる。

第一試合、押し気味に試合を進めながらもなかなか得点できず、1-1 のまま後半へ。
20 分ハーフの後半開始から出場機会を得た長男は、右サイドの MF につく… 5 分経過。

トップ下のキャプテンから縦パスが通る…快足を飛ばして一気に相手ディフェンスラインを突破！



値千金の勝越しゴールを Get !
公式戦の得点は、実に 4 年生の魚津遠征以来。
小さくガッツポーズをして自陣に戻る長男の姿に階段を一歩昇った成長を感じる。

流れに乗ったチームは 4-1 で快勝！
次の試合にも勝利して、二次予選への切符を手にする。

でもさ、でもさ、何が一番印象に残っていたかって言えば…
あのゴールの後の、あのガッツポーズと、キャプテンとのハイタッチ。

あれは忘れられないねぇ、親バカだけどさ。

7 失点

土曜日の午後、長男の所属するサッカークラブの練習に顔を出す。

GW 立ち上がりのこの日は各カテゴリ（学年）でそれぞれ試合があってね、試合がなくて練習なのは 6 年生（U-12）チームだけ。
いつもは 5 年生チームなんかと練習マッチをするのだが、そうはいかない。
フルメンバーで 16 人の 6 年生チーム、小学生の 8 人制サッカーできっちり 2 チーム…とは言え、欠席者が出ると人数が足りない。
…で、おいらが代役の GK。

でさ、20 分のゲームを 2 本やって、7 失点。



上手い子は、やっぱりうまい。
多分、サッカー経験のないオヤジが代役 GK なら、誰がやってもそのくらい失点しただろう。

でもさ、けっこう凹むぜ…小学生相手の、この成績。
ボチボチ子どもに敵わなくなる時期…技術も体力も…。

負けずに身体を動かさないとな…。