あいアイ傘

2011-10-20 14:11:45 | Autobiography
小学校の4年生になるとクラスに『学級委員』という役職が発生した。

学年の小さな子は『自分を中心とした社会形成』が主眼であり、
学年が上がるにつれて『自分と社会の繋がり』『社会の中の自分』そして『社会に関わる自分』とレベルが上がっていく。
学校と言う小さな社会の中に『児童会』というミニ民主主義があり、その議会を構成するクラスの代表者が学級委員というわけだ。

学級委員になれるヤツは、ダイタイ決まっていた…と、今は思う。
勉強のできるヤツ。
スポーツのできるヤツ。
お笑いキャラのクラスの人気者…でも騒がしいだけじゃないヤツ。
…とか。

小4の1学期の学級委員は『マナブ君』…エレクトーンの名手で学業も優秀…絵にかいたような学級委員キャラ。
ソツ無く学級委員の大役を終えて、2学期の委員を選ぶ…条件は2期連続は無い…ということ。
で、男女1名づつ推薦で委員を選ぶワケ…と言っても、無記名の投票なんだけどね。

そんで、おいら…何故か学級委員に当選してしまうわけ。
考えられる理由は、クラスで一番足が速かったこと…くらい。

まぁ、何が大変なわけではなく、面倒くさい会議が月に1回あるくらいの学級委員だったが…後にも先にも委員なんてそれっきり。
覚えていることは、一緒に委員になった『ハルミちゃん』と話しているとからかわれたこと。
黒板に大きく『あいアイ傘』を書かれてさ。



『やめろよ!(怒)』なんて言いながら、実はちょっとドキドキしていたり…。

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