《献花としての鬼灯=ホオズキ》
お盆がやって参りました。今年は心ならずして死に招かれた人たちがたくさんいらっしゃいます。
そのほか過去の戦争や災害、病災、事故、犯罪、自死、などなど、あらゆる形でこの世界から去った人たちに、この世とあの世を往来するための灯火として鬼灯を捧げます。
あなたたちがいなかった世界へあなたたちはやって来て、そして私たちを残して去って行きました。あなたたちが残していってくれたこの世界に私たちはやってきて、ここを去る日までこの世界に住んでいます。この世界を私たちに残してくれたあなたたちのために 祈りを捧げます。
お盆は、そんな当たり前のことを改めて思い出させます。
(本当に鬼灯とはよくいったものだと感心するホテパクちゃんでした)