金華山で、黄色い花を咲かせる
ツブラジイの花が咲き始めました。
ツブラジイは、金華山に多く見られる
ブナ科の樹木で岐阜市の木にも指定されています。
この花で山が黄金色に見えたことから
【金華山】の名が付いたとも言われています。
5月初めから中旬にかけて見ごろを迎えます。
金華山山麓にある岐阜公園や長良川周辺などから
ご覧いただけます。
岐阜公園内では木々の新緑も併せて
お楽しみいただけます。
是非お出かけ下さい!
■金華山での主な分布
七曲り登山道 下
めい想の小径 下
東坂ハイキングコース 登り口
百曲り登山道 中腹
■花:5~6月
■実:10~11月
■分類 ブナ科-シイ属
■分布地 関東より西の地方。四国・九州。
海外では、朝鮮半島南部にもみられる。
■木(枝)
■葉 長さ5~10cmの葉は卵状長楕円形で、葉の表面は濃い緑色で光沢がある。裏面は銀褐色。葉の縁には上半分に鈍い鋸歯(きょし)があるものと全縁の2つのタイプがある。
■花 雄花と雌花があり、5~6月ごろに雄花は長さ8~10cmで新枝から上向きに伸びる。雌花は長さ約8cmで新枝の上部の葉腋から直立する。
■実 10~11月ごろに長さ8~10mmの球形のどんぐりをつける。
■その他 昔はツブラジイの実を炒って食べられていた。
岐阜市の市の木。