当館から約一時間ほど南へ行った 海津市平田町今尾地内の秋葉神社で毎年2月11日には
どんど焼きとか、左義長と呼ばれる大がかりな行事が行われます。
ご承知のようにこれは旧年の神札や新年用の門松やしめ縄を焼き豊作や家内安全を祈る行
事ですが、各地の神社などでは1月の11日頃にすでに終わっていると思います。
しかしここの左義長は、毎年2月11日で、その規模と勇壮さで、また400年以上の歴史を持つ
ものとして中部地区奇祭のひとつに数えられ、県の重要無形文化財に指定されています。
見所は、各町内でこしらえられる直径二メートル、高さ六メートル、重さ二トンにもなる
青竹に旧年の神札や新年用の門松やしめ縄、それに色とりどりの飾り物を付けた神輿が、次々
に境内に運び込まれ、そこで一基ずつ燃やされるのです。
それぞれの火の高さは天をも焦がさんばかりで、青竹がパンパン弾けるその火の回りを、
長襦袢に白足袋姿、化粧をした若衆連が踊り狂うのです。若者たちの乱舞の中で火勢が弱ま
ると、満を持していた次の神輿が登場し、再びそれが燃え上がります。
そしてそれらが延々と続くのですが、中には子供用の可愛い青竹神輿もあって愛嬌をそそ
ります。
また、それらの神輿が焼き上がったあと、その残り火で焼いた餅は病魔除けになるともい
われています。
この勇壮な祭、いつまで観ていても飽きないのですが、ここばかりではなく、近辺には沢
山の見所があります。
木曽三川公園は濃尾平野を貫く木曽、長良、揖斐の三つの川が合流する近くにあり、その
展望台からは濃尾平野の広がりを実感することが出来ます。また、広い敷地内には四季折々
の花があでやかさを演出します。
また、その近くには、幕府からこの地区の治水工事を命じられた薩摩藩士が、工期の遅れを
理由に切腹をしたという痛ましい事実を秘めた治水神社、それに薩摩義士の墓地などもあり
ます。彼らが築いた堤防には立派な松がならび、通称「千本松原」ともいわれます。
また近くには、この地区では商売の神様として人気があるお千代保(おちょぼ)稲荷もあり
参詣客で賑わっています。
いずれも、当館から半日ほどの日程でお気軽にでかけられる場所です。
始めに申し上げたように、今日は今尾の左義長、当館のお客様、そして関わりのあるすべての
方のご幸運を祈って、燃え上がる神輿に祈りを捧げたいと思います。
(皆さん無病息災を祈るホテパクちゃんでした)
どんど焼きとか、左義長と呼ばれる大がかりな行事が行われます。
ご承知のようにこれは旧年の神札や新年用の門松やしめ縄を焼き豊作や家内安全を祈る行
事ですが、各地の神社などでは1月の11日頃にすでに終わっていると思います。
しかしここの左義長は、毎年2月11日で、その規模と勇壮さで、また400年以上の歴史を持つ
ものとして中部地区奇祭のひとつに数えられ、県の重要無形文化財に指定されています。
見所は、各町内でこしらえられる直径二メートル、高さ六メートル、重さ二トンにもなる
青竹に旧年の神札や新年用の門松やしめ縄、それに色とりどりの飾り物を付けた神輿が、次々
に境内に運び込まれ、そこで一基ずつ燃やされるのです。
それぞれの火の高さは天をも焦がさんばかりで、青竹がパンパン弾けるその火の回りを、
長襦袢に白足袋姿、化粧をした若衆連が踊り狂うのです。若者たちの乱舞の中で火勢が弱ま
ると、満を持していた次の神輿が登場し、再びそれが燃え上がります。
そしてそれらが延々と続くのですが、中には子供用の可愛い青竹神輿もあって愛嬌をそそ
ります。
また、それらの神輿が焼き上がったあと、その残り火で焼いた餅は病魔除けになるともい
われています。
この勇壮な祭、いつまで観ていても飽きないのですが、ここばかりではなく、近辺には沢
山の見所があります。
木曽三川公園は濃尾平野を貫く木曽、長良、揖斐の三つの川が合流する近くにあり、その
展望台からは濃尾平野の広がりを実感することが出来ます。また、広い敷地内には四季折々
の花があでやかさを演出します。
また、その近くには、幕府からこの地区の治水工事を命じられた薩摩藩士が、工期の遅れを
理由に切腹をしたという痛ましい事実を秘めた治水神社、それに薩摩義士の墓地などもあり
ます。彼らが築いた堤防には立派な松がならび、通称「千本松原」ともいわれます。
また近くには、この地区では商売の神様として人気があるお千代保(おちょぼ)稲荷もあり
参詣客で賑わっています。
いずれも、当館から半日ほどの日程でお気軽にでかけられる場所です。
始めに申し上げたように、今日は今尾の左義長、当館のお客様、そして関わりのあるすべての
方のご幸運を祈って、燃え上がる神輿に祈りを捧げたいと思います。
(皆さん無病息災を祈るホテパクちゃんでした)