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鵜飼いはなぜ夜行うのでしょう?

2010-07-06 04:37:46 | スタッフ日記
 鵜飼いはなぜ夜行うのでしょう?
 かがり火で鮎を集めて獲る・・・それもあるかも知れません。

 これも鮎漁に関連のある人から聞いたのですが、鵜は本来、火を怖がるのだそうです。それを
じゅうぶんに馴らしてからかがり火を中心に漁を行うのだそうです。
 それなら昼間行ったらどうかということになりますよね。別にショウとして始まったのではな
いのですから、鵜に無理をさせる必要はないからです。

 それにはもう一つの理由があるのです。
 鵜は馴れないうちは火を畏れますが、馴れてくればかがり火の光が届く範囲が自分の行動半径だ
としてその範囲内で鮎を獲ります。
 ですから、むやみに鵜匠から遠くへ行くことはありません。そして、それがゆえに一人の鵜匠さ
んが、12羽もの鵜を扱うことが出来るのです。

    

 これがもし、昼間の明るいところですと、鵜は思い思いの方角へ行ってしまって、さしもの鵜匠
さんも12羽もの鮎を従わせて漁をすることは出来ないのでしょう。

 前にテレビで、中国で行っている鵜飼いの模様を見たことがあります。
 昼間でした。
 鵜はたった一羽のみで、その代わり長~い紐でつながれていて、鵜は勝手にあちこちへ行き、しば
らくするとそれを手繰り寄せるというのんびりしたものでした。

 長良川の鵜飼いが夜に行われるということの背後には深い人間の知恵が息づいているのですね。
 おかげで私たちは、山紫水明の中で夜のしじまを焦がすかがり火のもと、幻想的な鵜飼い絵巻を
目にすることが出来るわけです。

 目に見えない伝統と人知に支えらえた絵巻を眼前でいかがでしょう。
 鵜飼いはこれからが最高のシーズン。
 あなたの鵜飼い観覧を最高のホスピタリティでサポートさせていただきます。

             (なるほど、やはり鵜飼いは夜、と納得のホテパクちゃんでした)



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