皆さん こんばんわ!
今日は、JAあつぎの夢未市に立ち寄ってみました。花がたくさん売っておりました。昔は、花への興味はまったくなかったのですが、なぜか、年齢を重ねるうちに好きになり、山登りの山を選ぶのも、その季節の花、目当てになってしまいました。話を聞くと、そういう方は多いようですね。宗教も、年齢を重ねることで、興味がわいたり、勉強してみたいという気持ちになるものです。私の先生は、「浄土真宗の教えは、若い頃には、分からない」とおっしゃっていました。私は、心の中では疑問だったのですが、最近、そのとおりかもなと思います。いつの間にか、阿弥陀如来様に導かれ、育てられているのです。この前読んだ本の中に、「真実は体験するもので、教わるものではない」ヘルマン・ヘッセ という言葉が紹介されていました。私は、この言葉から思い出しました。私が、仏教を教わっているとき先生から「あなたは、理屈っぽいな」言われました。今思えば、先生のおっしゃる通り阿弥陀如来様を、自分の理屈で理解出来る訳がありません。私にとって、仏教は、宗教ではなく知識の勉強だったのです。しかし、人生の中で体験することで、仏教は、宗教であったということに気付きました。宗教は、この教えによって生き、この教えによって死んでいくことが出来る人生の指針です。人生に無駄は一つもないと、よく、お聞かせ頂きますが、自分で体験して初めて気づくことが沢山あるのだとあらためて思いました。
結局、夢未市では、何も買わずに、綺麗なお花だけ写真に撮らせて頂きました。