大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

木曽川・冬景(土井)

2008年01月21日 11時40分42秒 | Weblog
悠久の大河・木曽川の辺に移り住んで30年以上になります。
川の流れそのものは何ら変わることはないのですが、川や河畔の様子は随分変わりました。
子供の小さい頃は砂浜や中洲があって、水遊びやバンカーの練習なども出来ましたが、大規模な浚渫が行われた今は、水上スキーや水上バイクが我が物顔に走り回るだけです。
河川敷もかっては木々が鬱蒼と繁っていましたが、順次開発され、立派なグランドや芝生広場、道路などの整備が進みました。
その木曽川も今は静かに冬の姿を保っています。
流れも穏やか、両岸は枯れ草色一色、所々の薄原では穂波が風に揺れています。
木々もすっかり裸木となり、中でも栴檀の大木が目立ち、薄黄色の実が澄んだ青空に映えています。
目を転じれば冠雪の伊吹山や御嶽山、更には白山かどうか分かりませんが真っ白な山頂と続く屏風の上部のような山並みが望めます。
並んで架かる鉄橋を車や新幹線が走りますが、鴨達は悠然と浮寝を続けたままで、
その数も所によっては川面を黒く染める程になります。
河川敷のグランドでは元気の良いオジサンやオバサンがグランドゴルフに励み、私もその一員で、今日は珍しく喫茶店に寄らずに帰ってきたのでこの投稿となりました。