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朝青龍の引退と小沢幹事長の続投(土井)

2010年02月05日 13時43分04秒 | Weblog
朝青龍問題は電撃引退という形で決着しました。
これ迄の貢献度より不祥事に対する批判が勝り、再度土俵に上がる道は断たれました。
個人的見解としてはもう一度チャンスを与えても良いと思いましたが、それでは処分が甘いという批難が沸き起こるだろうし、引退なら一応の対面を保つことも出来るので、まぁ落ち着くところに落ち着いたといったところでしょう。
惜しむらくは外国の若者が瞬く間に出世して頂点を極め、周囲もチヤホヤして充分な教育と指導が出来なかった為に、本人も我国古来の伝統と礼節を十分に理解するまでに至らぬうちにやや傲慢になり、勝つことが全てに勝ると思い込んでしまったことです。
しかし29歳の青年が手に入れるものは全て手に入れ、自らの手で自らの不始末に決着をつけて、これからの新しい人生に踏み出すことになる訳で、悲劇的要素はあっても、将来への希望と展望はそれ以上にあるとも言えます。
その意味ではいい形の終わり方だったと思います。

それに引き換え小沢幹事長の続投はどうでしょうか?
嫌疑不十分で不起訴になったのだから幹事長を辞める必要は無いという本人や鳩山首相、民主党内の意見がそのまま世間に通用する筈はありません。
自分の政治団体の巨額の資金をめぐって秘書が三人も起訴されているのに、あれは自分の知らないところで秘書がやったこだから自分の責任を問われることはないという鳩山首相と同じ考え方とやり方です。
それに鳩山首相はバレたからと何億もの相続税を払ったそうですが、小沢幹事長は自分の財産を家族名義にしても、名義だけを家族にしただけで実際は自分のものだから生前贈与とか脱税の感覚はないと言っています。
こんなことをよく言い、周囲もまたそれで済ませていることが不思議でなりません。
野党も野党でこの点や、秘書の責任にして済まそうとすることへの追求を殆どせず、本人の国会での説明責任のみを声高に言い続けているのも理解に苦しむところです。