大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

節分と二十四節気(土井卓美)

2015年02月03日 18時53分44秒 | Weblog

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今日は「節分」にふさわしく快晴のいい天気でしたが、夕方近くなるにつれて風が出てきて「大寒」本来の寒さが帰ってきました。
節分の今日は各地の神社仏閣では力士やスポーツ選手、芸能人等が年男となって裃を着け豆撒きをして人集めをする風習というか光景が一般に見られます。
各家庭でも豆撒きをして巻寿司を頂きます。
豆撒きは古来からの風習ですが恵方巻きと称する巻寿司は何時頃から一般的になってきたのでしょうか。
バレンタインのチョコレートと一緒で業界に頭のいいのが居て火付け役になったことは想像に難くありません。
そのお陰で需要を刺激し、消費が盛り上がって景気回復ないし振興の一助になり、人々が平和と幸せを感じることができるのなら誠に結構なことだと思います。

さて「節分」とは本来、二十四節気の気候の移りかわる立春、立夏、立秋、立冬の前日の総称であるということのようです。
それが次第に立春の前日の夜を指すようになったそうです。
講釈をたれるのはあまり好きではありませんが、自分の勉強のために二十四節気を確認、列挙してみると次のようになります。
  立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑

  立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒

この節気が更に三分され七十二候が設定されていますが一般的には馴染の薄いものばかりです。
しかし二十四節気までは時として耳にしたり、目にしたりしてある程度は日常生活の中に存在感を持ち続けているように思います。
少しくどくなりますが今日は「大寒」の最終日です。

「イスラム国」と邦人の殺害(土井卓美)

2015年02月01日 16時46分51秒 | Weblog

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中東の過激派「イスラム国」を名乗る組織に拘束されていた邦人2名の救出はならなかったようで、マスコミが大きく取り上げています。
大きな事件に対しては世間の関心も高く、関心を寄せる人は夫々に自分なりの感想も持っています。
その感想も人や立場によって千差万別でどれが正しく、どれがおかしい等とは誰にも云えませんが、大方の意見というのも必ずあるものです。
そこで今回の大方の意見を類推してみると、殺害された2人や家族、関係者には気の毒この上もないことだが、功名心を持って自ら危険な地域に入って行ったのだから結果がこうなったのは仕方のないことである。(誰にも救出の方法は無かった)
個人の行動で多くの人に心配をかけ、手を煩わせたのだから、周囲の人が政府や関係者の対応を非難するのは当らないというようなところではないでしょうか。

政府に対する意見としては最初の要求2億ドルの身代金は払うべきではない、払えばテロに屈した証明で、これから先も次々に邦人が狙われることになる、が大半ではなかったかと思います。
次回からの要求はヨルダン政府に向けられたもので我国政府としては手の打ちようがなかった。
これまでの報道された経緯を見るにつけ「イスラム国」を名乗る組織は要求もやることも極悪非道の無茶苦茶でとても人間のやることではありません。
今回の彼等のやり方が相手国の我国やヨルダンはじめ世界の国々に受け入れられず彼等は何も得られなかった。
というのはこちら側の見方で彼等としては世界に対する大宣伝の成功にほくそ笑んでいるかも知れません。
こういう相手には各国が連携して毅然とした対応をするしかないようです。