3月20日
日経平均 1万9560.22円(+83.66円)
TOPIX 1580.51(+4.70)
出来高 21億3014万株
長期金利(新発10年国債) 0.325%(変わらず)
3月16日 1万9246円 19億7710万株 2兆4517億円
3月17日 1万9437円 19億4249万株 2兆4539億円
3月18日 1万9544円 20億4469万株 2兆5369億円
3月19日 1万9476円 22億6673万株 2兆9453億円
3月20日 1万9560円 21億3014万株 2兆6800億円
朝日新聞 2015.3.19
18日、日経平均株価は続伸し、約14年11カ月ぶりに1万9500円台を回復した。
売り注文が先行したが、今春闘で高水準の回答が相次いだことを受け、買いが徐々に優勢になった。
朝日新聞 2015.3.20
19日、日経平均株価は反落。
最近の上昇傾向を背景に利益確定売りを誘った。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて対ドルで円高が進み、企業収益が伸び悩むとの懸念も浮上し、一時1万9300円割れ直前となった。
その後、消費回復や、公的年金が今後も株買いを続けるとの思惑などから下げ渋った。
朝日新聞 2015.3.21
20日、日経平均株価は反発し、約14年11カ月ぶりの高値を付けた。
朝方は売り優勢だったが、今春闘での賃上げ回答で消費が回復するとの思惑から買いも入り、もみ合った。
終盤にかけ公的年金の株運用への期待などから上値を追った。
先週の株価の動きは、始め下げて、跳ね返し、終値で戻すという動きの日が多かった。
市場の声は、例えば、次のようなものでした。
市場からは「反落したが、前場に一時231円安まで下げたことを考えると、前日までの良好な地合いが続いていることを確認できたといえる。」(オンライン証券)。
株価は、意外に底堅いというのが、大方の見方のようです。
また、株価2万円台へ、との予想が、期待感とともに語られます。
それでは、今週の株価の予想はどうなっているのでしょうか。
株式市場も、日経平均株価2万円台が現実味を帯びてきています。
ひょっとすると大きな節目を迎えているのかも?
一進一退の今週の株式市場をみて、相場の格言「まだはもうなり、もうはまだなり」を実感する今日この頃です。
昨年9月と3月にさかのぼって日経平均株価(終値ベース)を検証すると、9月は25日に1万6374円の高値を付け、その後10月17日の1万4532円まで率にして11.2%下落。
また3月は高値が7日の1万5274円で、その後の安値は4月14日の1万3910円、率にして8.9%下落。
権利落ち後への若干の懸念を加えると、来週は下値は相変わらず頑強だが、上値は重くなりそう。
日経平均のレンジは1万9200-1万9700円を予想する。
テクニカル面からみた説明もありました。
最後にテクニカル面からの注目点を確認しておきたい。
今週の日経平均株価はさき前週後半に19000円を突破した流れを引き継ぎ、上値を試す展開となり一時19500円を上抜けた。
一部のテクニカル指標は過熱圏にあり、目先は急上昇に対する反動が出る可能性もあるが、スピード調整後は2万円台に向けた上昇が期待出来よう。(野村ネット&コール)
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朝日新聞 2015.3.19
企業の資金余剰
3分の1に縮小
好況で投資増加
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日本銀行が18日に発表した資金循環統計によると、国内の企業部門の2014年の資金余剰額は7.1兆円と13年の19.5兆円から3分の1近くまで減った。
企業が好調な業績を背景に投資などを増やしたことで、「カネ余り」が徐々に解消されてきた。
企業の資金余剰の水準は、リーマン・ショック前の06年(5.5兆円)以来の低さ。
1990年代後半から企業はお金を投資に回さずにため込みがちだったが、その傾向が弱まっていることがうかがえる。
直近の14年10~12月期をみると、この期間として5年ぶりに「カネ余り」から「カネ不足」に転じ、不足額は2.4兆円だった。