
6月12日
日経平均 2万0407.08円(+24.11円)
TOPIX 1651.48(-6.83)
出来高 26億8402万株
長期金利(新発10年国債) 0.500%(-0.035)
6月8日 2万0457円 21億1708万株 2兆2881億円
6月9日 2万0096円 23億6680万株 2兆6627億円
6月10日 2万0046円 25億3522万株 2兆9411億円
6月11日 2万0382円 21億1840万株 2兆5718億円
6月12日 2万0407円 26億8402万株 3兆5124億円
朝日新聞 2015.6.10
【東証1部】

9日、日経平均株価は続落し、3週間ぶりに2万0100円を割った。
下げ幅はことし3番目に大きい360円超。
欧州債務危機の発端となったギリシャ財政問題を背景に前日の欧米株が下落したのを受け、軟調に始まった。
午後に内閣府が消費者態度指数の基調判断を下方修正したと発表すると、売りが加速した。
朝日新聞 2015.6.12
【東証1部】

11日、日経平均株価は反発し、2万0300円台を回復した。
上げ幅は330円を超え、ことし3番目の大きさだった。
最近の下落傾向に伴って割安感が強まり、堅調に始まった。
ギリシャ金融支援協議の進展期待から、前日に欧米株が上げたのも好感した。
円相場が対ドルで落ち着きを取り戻し、買い安心感を支えた。
狼が一瞬顔をのぞかせたが、すぐにひっこんだ。
6月9日は、いよいよか、と思い一瞬ひやりとしたが、11日には切り返して難なく終わった。
一週間を振り返ってみると、心配しつつも、また、振り出しに戻る、そんな感じだった。
さて、来週であるが、専門家の予測では、「ギリシャ金融支援問題はまだ紆余曲折がありそうだが、マーケットへの影響力は薄れつつあり、来週(15-19日)は比較的堅調な動きが期待できそうだ。」とあった。
大方の予想は、「週初めは予想が難しいが、揉み合いながら底堅く推移するだろう」というものであった。
12日の売買代金3兆円越え、出来高26億株あたりから考えて、2万800円を伺う動きとなろうか。
捕らぬ狸の皮算用となるか。
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朝日新聞 2015.6.09
円安頼みの設備投資増
GDP上方修正 個人消費は足踏み
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内閣府が8日発表した2015年1~3月期の国内総生産(GDP)の2次速報で、設備投資は前期(14年10~12月)と比べて2.7%増えた。
5月公表の1次速報では0.4%増だったが、その後まとまった「法人企業統計」で設備投資が想定より増えていたため、上方修正された。
設備投資が引っ張るかたちで、1~3月期の実質GDPの伸びは1次速報の0.6%(年率2.4%)から、2次速報では1.0%(年率3.9%)に修正。
ただ、GDPの6割を占める個人消費は盛り上がりに欠けるままだ。
2次速報は前期比0.4%増で、1次速報と同じだった。
一方、8日発表された5月の「景気ウォッチャー調査」では、円安のデメリットを懸念する声が目立った。
内閣府が全国の中小企業経営者など約2千人に景気の実感を聞いたところ、景気の現状を示す指数は前月より0.3ポイント下がり、53.3となった。
指数が下がったのは6カ月ぶりだ。
指数は、株高や外国人観光客の増加を背景に、よしあしの目安となる「50」は4カ月連続で上回った。
基調判断は「景気きは緩やかな回復基調が続いている」で据え置かれた。
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朝日新聞 2015.6.12
投信残高102兆4500億円
5月は1兆8400億円流入
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投資信託の資産残高が5月末、102兆4574億円となり、初めて100兆円を超えた。
資金が23カ月続いて流入超過となっているのに加え、株高と円安で運用益が押し上げられた。
投資信託協会が11日発表した。
5月の資金流入は、7年11カ月ぶりの規模となる1兆8424億円。
5月は日本株市場が「上昇相場」で、日経平均株価はバブル期以来、約27年ぶりに12営業日続けて値上がりを記録。
円安基調が定着し、外貨建て商品のもうけも膨らみ、1カ月間に稼いだ運用益は1兆4514億円に上った。
投信協会の乾文男副会長は「市場の先高感に、少額投資非課税制度(NISA)も後押しとなり、預貯金からの流入が続いている」と述べた。.....