■夜汽車の思い出 2015.9.21
ぼくは、東海地方のある「山の頂上ホテル」の小さな露天風呂でくつろいでいた。
空には、冴え冴えと銀色輝く三日月が傾き、眼下には、迷い蛍のぽつんとした光点の駅がひつそりとたたずんでいる。
それでも駅には、忘れられた頃、上り下りの夜汽車がぽっりぽっりとやってくる。
ポッと小さな灯がはるかな空間に現れ、近づき、そして停まる、また、はるか遠くの闇のなかに静かに消えていく。
あなたは、駅に近づいてくる夜汽車が好きだろうか、
それとも、遠く去りゆく夜汽車が好きですか。
【横山辰雄氏撮影:城山公園から望む下田港】
ぼくは、東海地方のある「山の頂上ホテル」の小さな露天風呂でくつろいでいた。
空には、冴え冴えと銀色輝く三日月が傾き、眼下には、迷い蛍のぽつんとした光点の駅がひつそりとたたずんでいる。
それでも駅には、忘れられた頃、上り下りの夜汽車がぽっりぽっりとやってくる。
ポッと小さな灯がはるかな空間に現れ、近づき、そして停まる、また、はるか遠くの闇のなかに静かに消えていく。
あなたは、駅に近づいてくる夜汽車が好きだろうか、
それとも、遠く去りゆく夜汽車が好きですか。
【横山辰雄氏撮影:城山公園から望む下田港】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます