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4月30日
日経平均 2万8812.63円(-241.34円)
TOPIX 1898.24(-10.82)
出来高 13億5010万株
長期金利(新発10年国債) 0.090%(変わらず)
1ドル=108.88円(0.13円高)
4月26日 2万9126円 9億7477万株 2兆0874億円
4月27日 2万8991円 11億5937万株 2兆4409億円
4月28日 2万9053円 12億3708万株 2兆7025億円
4月30日 2万8812円 13億5010万株 3兆1104億円
■株探ニュース 2021.5.1
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今週の【早わかり株式市況】4週続落、連休控えた週末手仕舞い売りに押される
■今週の相場ポイント
1.日経平均は4週連続で下落、企業決算の本格化や新型コロナまん延を警戒
2.大型連休を前に買い手控えムード強く、ポジション調整の売り圧力が作用
3.日経平均は高安を日々交互に繰り返す形で方向感の定まらない展開が続く
4.ファナックなど主力株が好決算評価で買われ、市場のセンチメントが改善
5.週末は手仕舞い売りが顕在化し反落、2万9000円台を割り込んで着地
■週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比208円(0.72%)安の2万8812円と4週連続の下落となった。
今週は昭和の日の祝日に伴う休場があった関係で4営業日となったが、3月決算企業の決算発表が本格化することや、国内での新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感から模様眺めムードの強い地合いを余儀なくされた。
また、今週後半から来週にかけて大型連休を控えていることでポジション調整の売りも上値を押さえた。
週明け26日(月)は日経平均が反発。
手掛かり材料難の地合いだったが、景気回復期待を背景とした前週末の米株高などがプラスに働いた。
ただ、主要企業の決算発表を横にらみに腰の入った買いは入らず、値下がり銘柄数が値上がりを上回った。
27日(火)は反落。
日経平均は130円あまり水準を切り下げ、前日に上げた分よりも大きい下落幅となった。
国内での変異ウイルスを含む新型コロナの感染拡大に対する警戒感が高まりをみせており、投資家心理を冷やした。
28日(水)は底堅さを発揮してプラス圏で着地。
FOMCの結果を見極めたいとのニーズはあったが売り物を吸収し、ファナックなど前日に好決算を発表した主力株の一角が素直に買われたことも、市場センチメントの改善に一役買った。
もっとも前週後半から日経平均は高安を日々交互に繰り返す方向感の定まらない展開が続いている。
29日(木)は昭和の日の祝日に伴い休場だったが、週末30日(金)は総じて売り優勢の展開に変わった。
名実ともに月内最終商いとなったこの日、前場中ごろを境に、あすからの5連休を意識した手仕舞い売りが活発化した。
日経平均は後場下げ幅を広げ240円あまり下落、2万9000円台を割り込んで今週の取引を終えている。
■来週のポイント
ゴールデンウイークの連休で6日、7日の2日間だけの取引となる来週は連休中の海外株式市場の動向にもよるが、今週と同じく方向感に乏しい展開となりそうだ。
重要イベントとしては、国内は連休で特にない。
海外では3日発表の米国4月ISM製造業景況指数や4日発表の米国3月貿易収支、7日に発表される中国4月貿易収支と米国4月雇用統計に注視が必要だろう。
■日々の動き(4月26日~4月30日)
4月26日(月) 反発、米株高に追随し買い優勢も上値は重い
日経平均 29126.23(+105.60) 売買高9億7477万株 売買代金2兆0874億円
4月27日(火) 反落、朝高も決算発表本格化を控え手控えムード
日経平均 28991.89(-134.34) 売買高11億5937万株 売買代金2兆4409億円
4月28日(水) 小反発、手掛かり材料難のなか円安が追い風に
日経平均 29053.97(+62.08) 売買高12億3708万株 売買代金2兆7025億円
4月30日(金) 反落、5連休を控え手仕舞い売りが膨らむ
日経平均 28812.63(-241.34) 売買高13億5010万株 売買代金3兆1104億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、23業種が下落
(2)第一三共など医薬品が値下がり率トップ
(3)島津など精密機器、ソニーGなど電機、スズキなど自動車といった輸出株が売られた
(4)積水ハウスなど建設、カゴメなど食品、ZHDなど情報・通信など内需株は総じて軟調
(5)金融株は大和など証券、ゆうちょ銀など銀行は堅調も
東京海上など保険、日本取引所などその他金融は低調
(6)原油高でINPEXなど鉱業、ENEOSなど石油が高い
(7)郵船など海運、日本製鉄など鉄鋼、フジクラなど非鉄といった景気敏感株が買われた
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)
1(2) パワー半導体
2(1) 半導体 爆需発生で舞い上がる、半導体関連「中小型隠れ本命株」10連弾!
3(3) 半導体製造装置
4(4) 再生可能エネルギー
5(6) 太陽光発電
※カッコは前週の順位
株探ニュース(minkabu PRESS)
■モーニングスター 2021.5.1
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株式週間展望=軟調ムードもGW後に上昇アノマリー:日経平均予想レンジ、2万8300~2万9300円
ゴールデン・ウイーク(GW)の大型連休を控えた今週(4月26~30日)の東京株式市場は上値の重い展開となった。
東証1部は値下がり銘柄数の超過傾向が強まる中、日経平均株価も終盤に値を消した。
依然として様子見ムードが支配し、本腰の買いが見えてこない状況だ。
ただ、GW明けの相場はしばらく強含むことも多く、日本株相場も雰囲気が好転する可能性がある。
<値下がり銘柄超過傾向、新安値数が拡大>
今週の日経平均は週次で4週連続の値下がり。
30日は2万8812円(前週比375円安)で引け、8カ月連続の月末安となった。
特徴的なのは東証1部の個別銘柄の騰落が、全4営業日とも値下がりが値上がりを上回った点。
また、年初来安値を更新する銘柄も増加し、指数以上に相場の弱さが鮮明化した。
企業の1~3月決算の発表が本格的に始まったものの、日本電産やソニーグループに売りが浴びせられるなど軟調な流れが変わらない。
主力株ではDX(デジタルトランスフォーメーション)本命の富士通が好業績見通しを受け急騰したが、全体を鼓舞するようなシンボルストックはまだ誕生していない。
こうした中、国内では新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言が東京都などに発令され、海外では米バイデン政権が富裕層への課税強化を打ち出した。
日本株は買い手掛かりに欠ける一方で、マーケットを取り巻く懸念要素は増した形。
また大型連休前の手控え感も踏まえると、個別はともかく日経平均が限定的な下げにとどまっただけでも御の字だろう。
ファンダメンタルズ(経済条件)に関しては、当面大きな期待を持ちにくい。
それでもマーケットはじわじわと悪材料を消化している。
企業も事業環境の見極めにくさから業績予想を保守的に策定しているとみられ、上積みへの含みが意識される。
<来週は東京市場2営業日、米雇用統計注視>
また、GW後の日経平均の動きを見ると、過去5年のうち4回は連休明け10営業日目時点で連休前よりも上昇している。
アノマリー(説明のつかない法則)にすぎないとはいえ、念頭に置いておきたい。
FOMC(米連邦公開市場委員会)やバイデン大統領の施政方針演説といった重要イベントも無難に通過したことで、今後は投資家も動きを取りやすくなりそうだ。
来週は日本はGWで6、7日の2営業日だけの取り引き。
通常運転の米国は3日に4月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数、4日に3月貿易収支、5日に4月ISM非製造業景況指数が出る。
そして、7日には4月雇用統計が控える。
今回のFOMCでパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、金融緩和継続の理由として「完全雇用には程遠い」ことを挙げている。
それだけに、雇用統計の内容が思いのほか強い場合は、再びテーパリングへの不安でリスクオフに傾く可能性もあり注意したい。
来週の日経平均の想定は前回からレンジをやや引き下げ、2万8300~2万9300円とする。 (市場動向取材班)
提供:モーニングスター社
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JR駅ホームから時刻表が消えた これは、ミステリではない
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■JR各駅ホーム 時刻表 2021.5.1
JR駅ホームから時刻表が消えた。これは、ミステリではない
10日ぶりに、JRを使って岐阜駅に出掛けました。
駅のホームで、時刻表を確認しようとしたら消えている。 エッ! ない!
岐阜駅に着いて、岐阜駅ホームでも確認したが、 ない!
ぼくのなかでは、駅ホームの原風景は、駅名の書かれた看板と時刻表。
時刻表が消えていることを確認した瞬間、頭の中の駅の原風景も、サッと流れて消えた。
刷毛で、サッとぬぐわれた一瞬。そこに現れたのは抜け落ちた透明な景色。
JRが、何故、このように決めたのか分からないが、お客様本位ではない気がする。
たまたま、ぼくが利用しているJR線の駅だけかも知れませんが、そうではない気がする。
皆さんは、駅に時刻表がないことを、どう思われますか。
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