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日経平均、先週2万7000円台に乗せたが

2022年10月09日 | 捕らぬ狸の経済


  10月7日
  日経平均 2万7116.11円(195.19円安)
  TOPIX 1906.80(15.67ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) %(取引成立せず)
  1ドル= 144.90 - 144.92(0.33円安)


10月3日 2万6215円  12億6934万株 2兆9121億円
10月4日 2万6992円  13億7866万株 3兆2293億円
10月5日 2万7120円  11億8570万株 2兆8269億円
10月6日 2万7311円  11億3943万株 2兆7187億円
10月7日 2万7116円  11億1196万株 2兆7196億円

株探ニュース 2022.10.8
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今週の【早わかり株式市況】4週ぶり大幅反発、金融引き締め懸念が後退

今週の相場ポイント

1.日経平均は4週ぶりに上昇、欧米株安一服でリスクオフの巻き戻しへ
2.ISM製造業景況感指数の内容受け、過度な金融引き締め懸念和らぐ
3.年金基金など足の長い資金の買いも観測、日経平均は週初から4連騰
4.米半導体株の上昇に追随し、東京市場でも半導体主力銘柄に買い戻し
5.週末は米雇用統計発表目前で買い手控えも、2万7000円台で着地


週間 市場概況

今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比1178円(4.45%)高の2万7116円と大きく水準を切り上げ、4週ぶりに上昇となった。

今週は世界的に中央銀行の金融引き締めに対する警戒感が後退し、株式市場はリスクオフの巻き戻し局面に移行。
日経平均は週初から4連騰で、この間に1400円近い上昇をみせ2万7000円台に乗せた。
週末は9月の米雇用統計発表を控えていたこともあり、目先利益確定の売りが出て安くなった。
ただ、下げ幅は限定的だった。


週明け3日(月)は主力株を中心に幅広く自律反発狙いの買いが入り日経平均は反発。
前週末の米株安を受けて安く始まったものの、売り一巡後は切り返した。
年金基金など足の長い資金の流入も観測された。

4日(火)は前日の米株市場で主要株価指数が大幅反発をみせたことで、リスクオフの巻き戻しが加速。
9月の米ISM製造業景況感指数が弱い内容だったことから金融引き締め懸念が和らぎ相場を押し上げる格好に。
日経平均は770円あまりの上昇で2万7000円台目前まで水準を切り上げた。

5日(水)もリスク選好の流れが続き日経平均は上値を追った。
終値で2万7000円台を回復。
ただ、個別株をみると上げ一巡後は目先筋の利益確定売りで値を消す銘柄も少なくなかった。

やや買い疲れ感も見え始めたところだったが、6日(木)も日経平均は上値追いを続けた。
前日の米株市場の地合いを引き継いで半導体主力株への買いが目立った。
引け際に手仕舞い売りが出て伸び悩んだものの、終値で190円あまりの上昇を維持した。

そして、週末7日(金)は前日の欧米株市場が全面安だったことを受け朝方に日経平均が300円超の下落でスタートしたが、その後は下げ渋った。
3連休前であることや、米雇用統計発表を目前に買いが入りにくい地合いながら大口の売りもみられず、2万7000円台をキープして取引を終えた。


来週のポイント

来週は、米国の9月雇用統計の結果を受けて金融引き締め懸念が強まったことで、再び下げ圧力との戦いを強いられるだろう。
ただ、急落局面では自律反発狙いの買いも期待できそうだ。


重要イベントとしては、国内では12日朝に発表される8月機械受注とオプションSQの算出が注目される。

海外では、12~13日に開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議、14日に発表される中国9月の消費者物価指数と生産者物価指数および貿易収支、米国9月小売売上高に注視が必要だろう。


日々の動き(10月3日~10月7日)

10月3日(月) 反発、朝安も自律反発狙いの買いでほぼ高値引け
       日経平均 26215.79( +278.58) 売買高12億6934万株 売買代金 2兆9121億円


10月4日(火) 大幅続伸、米株急伸を受けリスク選好の流れが加速
       日経平均 26992.21( +776.42) 売買高13億7866万株 売買代金 3兆2293億円


10月5日(水) 3日続伸、欧米株高を受け2万7000円台を回復
       日経平均 27120.53( +128.32) 売買高11億8570万株 売買代金 2兆8269億円


10月6日(木) 4日続伸、半導体関連が買われリスクオン継続
       日経平均 27311.30( +190.77) 売買高11億3943万株 売買代金 2兆7186億円


10月7日(金) 5日ぶり反落、米雇用統計や3連休を控え売り優勢
       日経平均 27116.11( -195.19) 売買高11億1196万株 売買代金 2兆7195億円



セクター・トレンド

(1)全33業種中、32業種が値上がり
(2)値上がり率断トツのINPEXなど鉱業をはじめ三井物など卸売り、ENEOSなど石油といった資源株が高い
(3)HOYAなど精密機器、ソニーGなど電気、トヨタなど自動車といった輸出株が大幅高
(4)内需株は三井不など不動産、SBGなど情報・通信、リクルートなどサービスが堅調
(5)オリックスなどその他金融、野村など証券、第一生命HDなど保険といった金融株にも買いが入った
(6)郵船など海運、SMCなど機械、日本製鉄など鉄鋼といった景気敏感株も買われた
(7)値下がりは関西電など電気・ガスのみ


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)

1(1) インバウンド
2(5) 半導体
3(3) メタバース
4(8) ゲーム
5(10) 防衛  北朝鮮ミサイル発射で地政学リスク意識
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



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