今週は、この2冊。
■サンドリーヌ裁判/トマス・H・クック 2015.4.25
ぼくは、トマス・H・クックの作品が好きです。
2014年4月に読んだ『ジュリアン・ウェルズの葬られた秘密』以来、約1年ぶりです。
恐ろしい作品だと感じました。
「正義と思われること」を貫くために、あからさまに暴露される関係者の秘密。
愛する妻が企んだのか、破滅への道を。
人形遣いはけっして自分の手を見せず、それぞれの要素が、あからさまにではなく、ちらりと垣間見えるように配置したのだろう。
古代史、ギリシャ神話、ヨーロッパの街、古典的名作などからのひとこまなど、素養豊かな小説でもあります。
愛とは何か、魂の救済の物語................池上冬樹
『 サンドリーヌ裁判/トマス・H・クック/村松潔訳/ハヤカワ・ミステリ 』
■ラスト・ワルツ/柳広司 2015.4.25
文春図書館........................著者は語る
「ジョーカー・ゲーム」シリーズ最新作『ラスト・ワルツ』を読みました。
柳広司さんは、今回も裏切らなかった。
ドキッとする近未来的な予言もありました。
"軍人は政治をやりたがる。政治家は戦争をやりたがる。そして、どちらも必ず失敗する。"
『 ラスト・ワルツ/柳広司/角川書店 』
■サンドリーヌ裁判/トマス・H・クック 2015.4.25
ぼくは、トマス・H・クックの作品が好きです。
2014年4月に読んだ『ジュリアン・ウェルズの葬られた秘密』以来、約1年ぶりです。
恐ろしい作品だと感じました。
「正義と思われること」を貫くために、あからさまに暴露される関係者の秘密。
愛する妻が企んだのか、破滅への道を。
人形遣いはけっして自分の手を見せず、それぞれの要素が、あからさまにではなく、ちらりと垣間見えるように配置したのだろう。
古代史、ギリシャ神話、ヨーロッパの街、古典的名作などからのひとこまなど、素養豊かな小説でもあります。
愛とは何か、魂の救済の物語................池上冬樹
『 サンドリーヌ裁判/トマス・H・クック/村松潔訳/ハヤカワ・ミステリ 』
■ラスト・ワルツ/柳広司 2015.4.25
文春図書館........................著者は語る
「ジョーカー・ゲーム」シリーズ最新作『ラスト・ワルツ』を読みました。
柳広司さんは、今回も裏切らなかった。
ドキッとする近未来的な予言もありました。
"軍人は政治をやりたがる。政治家は戦争をやりたがる。そして、どちらも必ず失敗する。"
『 ラスト・ワルツ/柳広司/角川書店 』
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます