ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

「アルファベット・ハウス」  教えてくれよ、ブライアン。

2017年11月13日 | もう一冊読んでみた
アルファベット・ハウス/ユッシ・エーズラ・オールスン  2017.11.13

  デイヴィッド・コパフィールドの二番目の妻はなんて名前だっけ?

ユッシ・エーズラ・オールスンの 『アルファベット・ハウス』 を読みました。

訳者あしがき」で、本書はユッシ・エーズラ・オールスンが1997年に発表したデビュー小説であることを知りました。
デビュー小説で、こんな面白い小説が書けるなんて、オールスンは、素晴らしい才能の作家だと感じました。
特捜部Q』シリーズが面白いのもうなずけます。

この小説は、友情と愛憎の物語。
ブライアンの立場で友情を見るか、ジェイムズの立場に立つかで、思いは複雑です。
復讐譚でもあります。
ペトラが健気で見守りたくなります。
皆さまもお楽しみ下さい。

 子供のころブライアンは継父、愚か者には確率を考慮することの大切さがわからないのだと教わった。そういう連中は人生の舵を安全な----そしてたぶんありふれた----方向へ切るよりも、実現しそうにない夢や空想や妄想のほうを繰りかえし選ぶ。そのようにしてたびたび決断不能におちいる。確率を無視したせいで、チャンスのとぼしい袋小路に追いこまれ、敗者になるのだと。

 継父はもうひとつ大切なことを教えてくれたからだ。
すなわち、問題は解決されるためにのみ存在するという永遠の真理を。


 過去には敬意を払わなければならないにしても、人はいまを生きなければならないという態度だった。

 ”人は他人のことを何ひとつ知らないし、自分のことも何ひとつ知らない”という娘のアンの大衆哲学が聞こえるような気がした。だが、そんな哲学はナンセンスだった。彼女は昔からそれを知っていた。大切なのは、ひとりの人間を作りあげているすべての側面を直視する勇気があるかどうかだ。
 最初からそうしていれば、不快な驚きを味わうこともない。


 最後のピースがなければパズルは完成しない。謎がなければ思考もない。思考がなければ感情もない。そして感情がなければ反応もない。


  『 アルファベット・ハウス
      /ユッシ・エーズラ・オールスン/鈴木恵訳/ハヤカワ・ミステリ
 』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

株価の乱高下は、また、起こりうるか

2017年11月12日 | 捕らぬ狸の経済


 11月10日
 日経平均 2万2681.42円(-187.29円)
 TOPIX 1800.44(-12.67)
 出来高 18億9046万株
 長期金利(新発10年国債) 0.035%(+0.010)
 1ドル=113.55円(0.04円安)


 11月6日  2万2548円  19億3816万株 3兆3497億円
 11月7日  2万2937円  18億9665万株 3兆5126億円
 11月8日  2万2913円  18億6822万株 3兆3382億円
 11月9日  2万2868円  27億4775万株 4兆9935億円
 11月10日  2万2681円  18億9046万株 3兆5894億円

朝日新聞 2017.11.11
■来週の市場は/日米中の経済統計が焦点


来週の東京株式市場は日本や米国、中国の経済統計が焦点だ。
このところの上げ相場には変調の兆しもあり、日経平均株価が2万2000円台を固めて安定するかが注目される。

内閣府が15日に7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値を公表。
7四半期連続のプラス成長を維持するとの見方がある。
米国は15日に商務省が10月の小売り売上高、労働省が10月の消費者物価指数を発表。
追加利上げ観測が高まれぱ東京株への追い風に。
共産党大会後の景気減速懸念がある中国は、国家統計局が14日に10月の鉱工業生産や小売り売上高を示す。 (共同)


7日の日経平均株価は、前日比389円高の2万2937円とバブル崩壊後の戻り高値2万2666円を上回り25年10ヵ月ぶりの高値を付けた。
9日は急騰後に一転急落し、日中の値幅が859円に達する乱高下となった。

日経平均株価は、前週比142円(0.63%)高の2万2681円と9週続伸し、バブル戻り高値を25年10ヵ月ぶりに上回って取引を終えた。
週間の値幅は946円と、前週の700円から拡大した。(株探ニュース)


9日の日経平均株価は、乱高下した。
月日の経つのは速く、一年前が遙か遠い昔に感じられる。
昨年の11月9日は、-919円。 翌10日は、+1092円と乱高下した。
この時の持ち株の含み益は、約10%。 今は、約50%になっている。
もとより株で儲けられるとは、思っていないから、端から売ったり買ったりする意思はない。
好きな会社の株を、応援する意味でずっと持っている。
国内の個人投資家が売り越しているとは、何とも嘆かわしい。
経済は、素人でトンチンカンなことを言っているかも知れないが、日銀や年金基金でなく、個人投資家が企業を応援する意味で、安定した株主にならなければ、日本経済の健全な発展は望めないと思うのだが。

今週も、株価の乱高下は起こるのか。

----------------------------------------------
     朝日新聞 2017.11.8
     東証バブル後最高値
     約26年ぶり 終値2万2937円

----------------------------------------------

株価の上昇が続いている。
7日の東京株式市場で日経平均株価は389円も上昇し、終値は2万2937円60銭と、バブル崩壊後の高値を更新。
約26年ぶりの水準だ。
先行き不安が遠のき、好調な企業業績を受けた買いが入る。
この勢いはどこまで続くのか。




    外国人投資家が買い

株価上昇を後押しするのは、売買高の過半を占める外国人投資家だ。
9月上旬以降、北朝鮮の挑発行動は目立だなくなり、10月の衆院選で自民が勝利。
先行きの不安要素がひとまずなくなり、安倍政権が金融緩和で株価を押し上げることが明確になった。

日本株は円相場の影響を受けやすいが、最近は1ドル=113~114円程度で安定している。
米国では年末の利上げ観測が強まり、日米の金利差が広がれば円安ドル高になりやすい。
10月には史上初の16連騰を記録した。
日本株を投資先に組み入れる海外の投資家も本格的に買いに入ったとみられている。

株価はパブル崩壊後いったん上がった時点(1996年6月26日、2万2666円80銭)を超え、92年1月9日(2万3113円64銭)以来、25年10カ月ぶりの高値水準となった。

市場では2万3000円超えも近いとの声が広がり、「日経平均2万4000円も見えてくる」(大和証券グループ本社・中田誠司社長) 「中長期的に2万5000円を目指す展開になる」(野村ホールディングスの永井浩二・グループ最高経営責任者)との見方も出る。

だが個人投資家の動きは鈍い。

極東証券の菊池広之会長は「株高でも個人は冷静だ。
今回は売りから入り、海外勢が買っている。
バプルの時はその逆だった」という。
安値で売れなかった株を売るきっかけにする個人が多く、それを外国人が買っている構図だ。

松井証券の松井道夫社長も個人の売買が少ないと言い、「こんな状態は今までにない。
『活況』だとはとても言えない」と話す。
独立系投信のファンドマネジャーは「実感がまったくない。
漠然とした不安すら感じる」と話す。
「何かのきっかけで2千~3千円下げるのは早いのでは」(菊池氏)との声もある。 (大和田武士、大隈悠)


----------------------------------------------
     朝日新聞 2017.11.10
     東証一時2万3000円超
     26年ぶり 値動きは乱高下

----------------------------------------------

9日の東京株式市場で日経平均株価は乱高下した。
一時460円超も値上がりし、取引時間中として約26年ぶりに2万3000円を超えたが、利益を確保するための売り注文も相次いだ。
結局、終値は2日連続の下落となる45円11銭安の2万2868円71銭。
取引時間中の高値と安値の差は850円超に達した。

前日の米国株上昇を受け日経平均は朝方に2万3000円を超え、上げ幅を広げた。
しかし午後に一変。
過熱感への警戒から利益確保の売りが出て、一時は390円安まで下落した。

市場では、海外より割安とされる日本株を買う海外勢は多いとの声がある。 (大隈悠)


----------------------------------------------
     朝日新聞 2017.11.8
     海外の日本食店/2年間で3割増

----------------------------------------------

農林水産省は7日、今年10月時点で海外にある日本食レストランの数が約11万8千店で、2年前の前回調査時より3割増えたと発表した。
特にアジアや中東、中南米の伸び率が5~6割と高かった。

海外238カ所にある日本の在外公館が、現地の電話帳や飲食店サイトなどにある店を数えた。
この方法で調査を始めた13年は約5万5干店、15年は約8万9千店だった。

地域別では、アジアが約6万9300店(15年比5割増)、北米が約2万5300店(同微増)、欧州が約1万2200店(同2割増)など。
国別では、1位が中国で4万823店、2位が米国の2万2890店。 (山村哲史)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「まるもと」 また、柳ヶ瀬で和食のお店を見つけました

2017年11月11日 | 食は文化だ
まるもと  岐阜市柳ヶ瀬 2017.11.11

柳ヶ瀬で、素適な和食のお店を見つけました。
何時もお肉を買いに行くお店の隣りのおとなり、 『まるもと』 さんです。





料理を待ちながら、ビールを一杯。



        安納芋とぶどうの白和え


        あん肝真丈の椀




      小かぶといかの胡麻酢がけ


        アスパラガスの天ぷら


        天然鰤の幽庵焼き


         茸あんかけ御飯


        ほうじ茶プリンとコーヒー


ランチは、税抜き、\2000-の一種類のみ。
写真でも分かるように、なかなか味わい深い器が使用されています。
大将もスタッフの方も親切で話しやすいお人柄。
柳ヶ瀬に来る楽しみが、また、ひとつ増えました。



   『 まるもと  』

住所 岐阜市神田町6丁目16番地
TEL ( 058 ) 263 - 1980



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「和風洋食 とん亭」 さんのお弁当

2017年11月10日 | お弁当/岐阜/
とん亭  岐阜市 2017.11.10

今日は、 『とん亭』 さんのお弁当です。
約1年ぶりにいただきました。



去年のお弁当と比べると随分大ぶりになりました。
美味しいお弁当です。 堪能しました。




   『 和風洋食 とん亭  』

住所 岐阜市栄新町3-125 仁科ビル1階
TEL ( 058 ) 294 - 4764



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も、柿をたくさんいただきました

2017年11月09日 | ゆめ未来
とろませ柿   岐阜 2017.11.9

今年も、親しくしている方から、たくさん柿をいただきました。

写真は、立派な 『とろませ柿』 と 『熟柿』 です。

         【とろませ柿】


          【熟柿】


富有柿は、レジ袋にいっぱいいただきました。

今年は、我が家にもたくさんの「カメムシ」が押し寄せてきました。
柿の被害は、なかったのでしょうか。心配です。
ぼくは、いただく柿ばかりが気になり、知人にうっかり聞くのを忘れてしまいました。
ごめんなさい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「雅味 近どう」 お昼にうかがいました

2017年11月08日 | 食は文化だ
雅味 近どう   岐阜市 2017.11.8



3カ月ぶりに、うちのKさんと 『雅味 近どう』 さんに食事にうかがいました。


         【前菜とお造り

    落花生のお豆腐
    天然鯛、鮪、イカ


         【五目真丈椀



          【蒸饅頭

本日の蒸饅頭は、薩摩芋でした。


           【八寸

 秋刀魚の甘露煮・大根のおひたし・柿の白あえ
 エビ真丈の揚げ物・たらこのうま煮・卵焼き
 薩摩芋の煮物・鰆のゆうあん焼・あわ麩の田楽


          【デザート

    小豆のムース

美しい器を愛で、美味しいお料理の数々を堪能しました。
ごちそうさまでした。

         『 雅味 近どう  』

      住所 岐阜市東鶉3丁目106-1
      TEL ( 058 ) 272 - 5563


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「半七捕物帳」 髷ものですが

2017年11月07日 | もう一冊読んでみた
半七捕物帳/岡本綺堂  2017.11.7

ミステリ国の人々』(有栖川有栖)紹介の古典、その9は、岡本綺堂作 『半七捕物帳』 です。

『ミステリ国の人々』の紹介文。

 捕物帳というものは江戸時代からあったわけではなく、近代になって発明された。誰が生み出したのか?
 「半七捕物帳」の作者、岡本綺堂である。第一作が「文芸倶楽部」誌に載ったのは一九一七(大正六)年。日本最初のミステリ(探偵小説)とされる『二銭銅貨』を江戸川乱歩が発表したのが一九二三年だから、それより六年早い。
 国産ミステリの嚆矢が何かは異説もあり、『二銭銅貨』より古い作品がいくつか候補に挙がるが、『半七捕物帳』がソレでもいいのでは、と私は思う。
 『半七』は捜査や推理の味が薄くて、ミステリ未満のものと見る向きがある。私はまったくそうは思わない。
 魅力的な謎の提示・詮議・解決の手順がちゃんと踏まれているし、謎解きの面白さが濃厚な作品もある。半七がたまたま入った茶屋の簾の向こうから「へへっ、うまくいきやしたね、兄貴」「うむ」という下手人たちの会話が聞こえてくるだけの話ではないのだ。
 「ミステリは好きだけれど、髷ものには興味がないな」と読まずにいる方は損をしている。
「語り口が古臭い小説は苦手」と思っている方がいらしたら、それは事実誤認。『半七』には古びたところが微塵もない。


半七捕物帳』 どの話がおもしろいか分からない。 取りあえず読んでみました。

  『半七捕物帳リミックス!
   招き猫文庫 2015/3/5
   岡本綺堂 五十嵐佳子

次の5編が収められています。

   石燈籠
   あま酒売
   雪達磨
   熊の死骸
   女行者

もう、一冊読んでみました。

  『半七捕物帳
   岡本綺堂 北原亜以子編

   大衆文学館講談社
   出版 1995年5月20日

 江戸ならではの怪事件の謎を通して、この街に生きた人びとの息づかいをも活写した探偵譚六十八編から、江戸市井物に才筆を振るう直木賞作家が十編を厳選、雑誌発表時の挿絵とともに贈る。

    十五夜御用心     菊人形の首
    金の蝋燭        青山の仇討
    正雪の絵馬       吉良の脇指(わきざし)
    新カチカチ山      歩兵の髪切り
    河豚太鼓        二人(ににん)女房

髷もの」も、なかなかおもしろかった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ここから先は何もない」 久しぶりにSFを読んでみた

2017年11月06日 | もう一冊読んでみた
ここから先は何もない/山田正紀  2017.11.6

 国語の先生はこれがいかに感動的な物語であるかを強調したが、それは鋭二にはどうにも納得できないことだった。
 この『最後の一葉』こそはまさに偽りの希望ではないだろうか? 人はそうした偽りの希望に惑わされ、欺瞞のうちに一生を終えるのではないか。


久しぶりに、SFを読んでみました。
山田正紀著 『ここから先は何もない』 です。
山田さんのSFは、若いころ夢中で読んだ記憶があります。
しかし、いつ頃からか、どのような理由でかは覚えていないのですが、SFから離れてしまいました。
彼は、1950年生まれですから、ぼくとほぼ同年代ですが、ずっとSFを書き続けて来ました。
書くのが難しいだろうなあと思い、頭が下がります。

頭が悪いせいか、ぼくには面白さがよく分からなかった。
SFから離れてしまったのも、この頭の悪さかも知れないと思い至る。

 これは端的にいって、いまの日本の状況そのままではないか。
 従属を強いられ、服従させられながら、それを意識しないように、忘れているように、マインドコントロールされている。目に見えない、しかし確実にそこにある手錠で、拘束されているのだ。何もいまここであらためてそれを意識するまでもないことだ。


 人は誰もが大人になれば、自分はなんのために生きているのか、という問は忘れてしまう。しかし、子供時代、あるいは思春期のある瞬間、風が吹き抜けるようにフッとそうした疑問にかられたことは、いつまでも胸の底に残される。それがその人間の生のあり方を決定づけるといってもいいほどだ。何か郷愁めいた思いとともに----

 「神の前ですべてを告白なさい」
 任転が照れながら言った。
 「あなたのことが」とマリアは言った。「好きなの」


この小説、SFではあるが、内容はなかなか多岐にわたっているのです。

筆者は、ジェイムズ・P・ホーガンの 『星を継ぐもの』 を意識している。
ぼくも読んでみよう。

      『 ここから先は何もない/山田正紀/河出書房新社 』



ジェイムズ・P・ホーガンの 『星を継ぐもの』 を読んでみました。
それなりに面白かった。

ぼくが読んだのは、創元SF文庫で奥付は、1980年5月初版となっていました。
読んで面白く感じたのは、「煙草」の扱い。
SF作家でも、 「『煙草』の扱いに対する近未来は、予想できなかった」 のかと。
「やたら何処ででも、タバコをプカプカ吹かす場面に出くわすのです。」

 たいていの動物は、絶望的状況に追い込まれるとあっさり運命に身を任せて、惨めな滅亡の道を辿る。ところが、人間は決して後へ退くことを知らないのだね。人間はありたけの力をふり絞って、地球上のいかなる動物も真似することのできない粘り強い抵抗を示す。生命の脅威を与えるものに対しては敢然と戦う。かつて地球上に人間ほど攻撃的な性質を帯びた動物がいただろうか。この攻撃性ゆえに、人間は自分たち以前のすべてを駆逐して、万物の霊長になったのだ。

      『 星を継ぐもの/ジェイムズ・P・ホーガン
                /池央耿訳/創元SF文庫
 』



朝日新聞 2017.10.18
月に50キロの地下空洞
JAXA 探査基地に利用期待


月の地下に、長さ約50キロに及ぶ長大な空洞があることが、日本の月探査機「かぐや」の観測データから判明した。
過去の火山活動で生じたとみられる。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が18日、発表した。



空洞があるのは、月の表側にある「マリウス丘」と呼ばれる領域。
かぐやが撮影した画像には、直径と深さがそれぞれ50メートルの縦穴が写っていた。

電波を使って得た周辺の地下構造のデータを詳しく調べたところ、この縦穴から西に向かって、幅100メートルほどの空洞が約50キロにわたって続いていることがわかった。
内部は崩壊しておらず、地中の岩石などに氷や水が存在する可能性もあるという。

月では約10億年前まで大規模な火山活動があったと考えられている。
火山活動で溶岩が流れ出ると、表面は冷えて固まるが、内部は熱いまま流れ続ける。
発見された空洞は、溶岩の通り道となった「溶岩チューブ」とみられる。

将来、月の有人探査でこの空洞を基地に利用できれば、宇宙放射線や厳しい温度環境の影響を和らげることができ、氷や水を燃料などに活用できる可能性がある。 (田中誠士)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

企業業績が好調でも、個人投資家が売り越す理由は?

2017年11月05日 | 捕らぬ狸の経済


 11月2日
 日経平均 2万2539.12円(+119.04円)
 TOPIX 1794.08(+7.37)
 出来高 18億6848万株
 長期金利(新発10年国債) 0.055%(-0.005)
 1ドル=114.01円(0.12円安)


 10月30日  2万2011円  23億7158万株 4兆0373億円
 10月31日  2万2011円  18億8801万株 3兆5298億円
 11月1日  2万2420円  20億5682万株 3兆7557億円
 11月2日  2万2539円  18億6848万株 3兆3088億円


朝日新聞 2017.11.2
■東証、400円超上昇/大企業の好業績 背景


1日の東京株式市場は、日経平均株価が400円を超える値上がりになり、今年の最高値を更新した。
発表が相次ぐ大企業の中間決算で好調が続いているためだ。
好業績に引っ張られる株高は世界に広がり、米国株も連日、過去最高値を更新。
新興国にも流れが波及している。

日経平均の終値は、前日に比べて408円47銭高い2万2420円08銭。
バブル崩壊後の最高値である1996年6月の2万2666円80銭に迫る勢いだ。

この日は、東証1部株の6割が値上がりした。
前日に発表した2017年9月中間決算で純利益が前年同期の約8倍になったソニーを筆頭に、電機関連株の値上がりが目立った。


海外投資家が5週間に2.4兆円の買い越しで日経平均が21年ぶりの2万2000円台に乗せる中、個人投資家は7週間で2.7兆円売り越した。(株探ニュース)

「相次ぐ大企業の中間決算の好調」が、最近の株高をもたらしている模様だが、海外の投資家が買い越し、個人投資家が売り越しているとのことだ。
好調なのに自国の企業の株を売っているのはどうしてか。
「業績が良ければ、企業を応援して買い。」と、ぼくは思うのだが分からない。

----------------------------------------------
     朝日新聞 2017.10.31
     日銀が上場投資信託 購入
     1カ月ぶり 株価下支え

----------------------------------------------



日本銀行が30日、株価指数に連動する上場投資信託(ETF)を709億円買い入れた。
9月29日以来、約1カ月ぶりの買い入れだ。
日銀は金融緩和の一環でETFを買い、株価を下支えしているが、最近の株価上昇局面では買っていなかった。
日銀買いの効果もあり、30日の日経平均株価は3営業日連続の上昇となった。

同日午前の日経平均の終値は前週末より18円11銭(0.08%)安い2万1990円34銭。
午後は日銀が買い入れて上昇に転じ、3円99銭(0.01%)高の2万2011円67銭で取引を終えた。
日銀がETFを買うと、運用会社を通じて幅広い銘柄が買われ、株価を押し上げる。
日銀は午前に株安になると午後に買うことが多い。 (藤田知也)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「東洋美人/一歩/雄町」 やっぱり雄町は旨かった!

2017年11月04日 | さらに酔うもう一杯の日本酒に
東洋美人   萩市 2017.11.4

     日本酒 東洋美人 一歩 雄町



  原材料/米(国産)・米麹(国産米)
  原料米/雄町80%使用
  アルコール分/16度
  澄川酒造場(萩市大字中小川)



今年、初めての東洋美人です。
"雄町はいい" 雄町は、流石に旨い!
切れと余韻の美味しいお酒です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする