リムの組み換えは終わりましたが、、、
フロント部分の整備のメニューには、、、
ブレーキの点検もあります。
なんと言っても、、、車検整備です、、、
レストアでは無く、、、路上復帰が今回のお仕事ですので。。。
フロントブレーキですが、、、
フリーの状態です。。。
そしてブレーキレバーを握った状態がこの写真です。
ブレーキアームが動きますねえ、、、ブレーキシューが摩耗して、、、交換時期に来ているようです。。。
で、、、ブレーキシューを見てみると、、、
ええ、?? まだ当たりも付いていない、、、新品です。。。
でもブレーキアームを動かすと、、、もう使用できないくらいに、、、
このブレーキシューは、、、このバイク用ではないのか???まったくの不良品??? ですね。
という事で、、、オーナー様が用意していた新品に交換をいたします。
ブレーキパネルを全バラにして、、、
お掃除、、、メーターギアには新しいグリスと新しいオイルシールを、、、
ブレーキカムもグリスアップして、、、車検ですので、、、当たり前の事ですが、、、
ブレーキパネルはこれで完成です。
ホイールベアリングですが、、、
うーーーーん、、、あやしい。。。
いやな感じが、、、
四捨五入で40年前のベアリングですので、、、
外してみます。。
いやな感じは、、、当たりました。
グリスが真っ黒、、、交換の時期だったようです。。。
という事で、、、新品のベアリングを装着です。。。
華麗、、、
いや、、、
加齢 ですので、ひと通りの事はやっておきたいですね。
フロントフォークは、、、
フォークオイルが入っているのか?
くらいは見ておきたいので、、、
オイル交換をいたします。
古いバイクですが、、、
ありました!
サービスデータが一国図書館に!
うーん、、、
フォークオイル量は、、、217cc、、、
油面の表示がありませんねえ。。。
古き良き?時代ですので、、、
油面の計り方は、、、フォークスプリング無しで、インナーチューブを最もストロークさせた状態にします。
ですので、そーーーーっとスプリングを抜いて、、、
油面を計っておきます。
そして、、、
ボトムのドレンより排出して、、、
出てきたフォークオイルは、、、
214ccでした。
マニュアル値は、、、オーバーホール時ですので、、、内部の部品にオイルが付着していない状態で入れるのが、、、やり方ですので、、、まあ、、、マニュアル値と同じくらい入っていました。
ですので、、、左右とも同じように同じだけオイルを入れれば良いのですが、、、左右のオイル量を揃える為に、、、初めに計っておいた油面に調整しておきます。
少し多めに入れて、、、油面の高さまで吸い取って、、、完成です。
ですので、、、オイル量が???ccというのは、、、あまり重要ではないのですが、、、油面が解っていれば。
このえっくすていは、、、USAから里帰りですので、、、国内のマニュアル値とは違う部分はありますが、、、まあ、目安にはなりますので、、、データがまったく無いよりはいいですね。