一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

インナーチューブ。

2016年02月09日 | メンテナンス

 

 

2月8日

 

 

YZF-R15、フロントフォーク分解

 

 

 

マシンはエンジンレスの状態で、、、天井より吊り下げられて、、、フロントフォークを外してあります。

 

今日はそのフロントフォークを分解いたしました。

 

 

 

 

 

そして、、、インナーチューブをダイヤルゲージで計測を。

 

 

この左インナーチューブが転倒により曲がり、、、そしてマシンオーナー自らプレスで修正したインナーチューブです。

 

 

まずは一番曲がっている部分でゲージを0に合わせて、、、

 

インナーチューブを回転して計測します。

 

 

針の値は 0.35mm。

 

0.35mmは振れになりますので、この1/2が曲がりです。

 

なので、、、0.175mm の曲がりになります。

 

 

YZF-R15のサービスマニュアルは入手していませんので、インナーチューブの曲がり限度の値が解りませんが、、、

 

YZF-R25のマニュアルでは、、、0.2mm となっています。

 

他のメーカーマニュアルでも0.2mmになっていますので、YZF-R15も同じだと思います。

 

 

 

 

 

0.175mm、、、よく直した値ではありますが、、、

 

YZF-R25のサービスマニュアルにはこのような 警告文が書いてあります。

 

警告

衝突、転倒などで一度曲ったインナーチューブは非常に弱く危険であるため、修正しないで新品と交換すること。

 

 

 

ですので、このインナーチューブはNGということで、、、交換になります。

 

プレスで押した部分は潰れて真円になっていないし。。。次の転倒では折れたりする事も考えられるしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

次は右を、、、

 

0にセットして、回転すると、、、

 

0.10mmの振れが、、、

 

 

まあ、、、限度内ですね。

 

 

 

 

 

このインナーチューブ、TL1000Rのものですが、、、ついでに計ってみます。

 

0にセットです。

 

そして、、、

 

ゲージが光って見にくいですが、0.04mmの振れです。

 

曲がりが0.02mm、、、ぶつかったりしていないインナーチューブはこのぐらいの値になるのかな???

 

 

 

 

 

インナーチューブは1本注文しましたので、ド新品のチューブを計測してみますね。次回は。。

 

 

 

 

 

 

最近のインナーチューブは肉が薄いので直すと潰れてしまいますね。。。

 

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は進んだ。

2016年02月08日 | メンテナンス

 

2月7日

 

 

今日は楽しいお仕事がいろいろ進みました。

 

 

YZF-R15の交換分の新品ヘッドの検品&バルブシートあたり幅の確認。

 

今回のオーバーホールでチームからのオーダーは、、、

バルブ、バルブガイド、バルブシート 交換。

 

という内容がありましたが、バルブシートの交換は、、、内燃機屋さんでシリンダーヘッドに合わせて単品製作&入れ替え、シートカット、、、という特殊作業になります。

 

この作業は、、、シリンダーヘッドが高額、、、とか、旧車で販売中止、、、とかの理由があればもちろんバルブシートの入れ替えもアリですが、R15に限って言えば、、、シリンダーヘッドの部品価格が安い! もうこれ一言で新品に交換!決定です。

 

内燃機屋さんのお仕事も丁寧にやってはくれますが、入れ替える事でバルブシート間にクラックが入ったりしてもシャレになりませんので、新品が安く手に入るのなら迷わず交換です。

 

見積もりをするまでもなく新品ヘッドの方が安く、性能も元に戻り、しかも安全です。

 

こんな判断で新品になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

マシンは倉庫の天井から吊り下げられ、、、フロントフォークを外しました。

 

フロントフォークは、、、2レース前?の転倒でインナーチューブが曲がり、修正をしていましたので、今期は新品インナーチューブを投入いたします。

 

 

外したフォークをプレスにかけて回転したら、、、やっぱり修正で押した所がへこんで変形していました。

 

明日は分解してダイヤルゲージをかけて見ますね。

 

 

 

 

 

 

 

やっとこのバイクも触れるので倉庫から出して、、、つづきのお仕事を。。。

 

 

 

 

スポークは新品にしますので、カッターでバチバチ切っちゃいます。

 

 

 

 

アルミリムに組み替えます。

 

 

 

 

ブラックのリム、、、カッコイイです、、、が、組み換えの時は傷になりやすいので、、、

 

 

養生します。

 

 

機械で組み上げるのではなく、、、全部手作業になります。

 

スポーク、、、ここもネジになっていますので、ペーストを塗って、、、

 

 

 

そして芯出し器にセットして振れ取りをするのですが、、、今回は車体に装着して芯出しをいたします。

 

 

 

 

全体にバランスを見ながら、、、締め付けて、、、

 

縦振れ、横振れを取っていきます。

 

時間がかかりますが、手を抜く所ではありません。ジックリと。。。

 

タイヤも組んで、、、完成。

 

 

いいっすね!ブラックのリム。

 

新品スポークにしたのも正解!

 

キレイです。

 

 

 

そんなにスピードが出る訳じゃありませんが、、、

 

 

バランスも取ってみました。

 

ビードストッパーが1個入っていますので、、、60グラムのウエイトを。

 

いつもバランスを取ってウエイトを貼るのは、、、老メカの場合左側に貼るのですが、このTTRでは右に貼ってみました。

 

ハッタリかまします。オフ車でスピードも出ないのに、、、バランス取ってあるぜ!  って。見せる為に。

 

バイク遊び、、、遊び心って大事です。

 

 

  

 よしッ!今日は進んだ。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LEDヘッドライト。

2016年02月07日 | バイク

 

 

最近は技術の進歩が進んでいますので、バイクに使われている電球にも最新技術で革命が起こっていますね。

 

少し前までは、、、ポジション球やテール球などの小さな電球に使える LED バルブが発売されて交換したりいたしましたが、、、最近ではヘッドライトにも使える LED バルブが数社から発売されています。

 

明るい!寿命が長い!省電力!など良い事がたくさんありますので、普通の白熱球、ハロゲン球のヘッドライトから LED バルブのキットに交換するユーザー様も多く、そんなお客様のお声も多いので自分たちメカも研究してお答えできるように日々努力しています。

 

 

 

 

 

 

LED バルブキット、、、数社あると言いましたが、、、実際に自分たちが取り付けているキットは、、、信頼できる製品、製造元の商品でないと自信を持って取り付けが出来ません。

 

実作業ではサインハウスさんの

 

 

LED RIBBON しか取り付けをしていないのが現状です。(タケガワさんの製品も機種により時折取り付けをいたしますが)

 

 

 

 

 

LED RIBBON、今まで取り付けをしたバイクは、、、

 

 

マジェスティS

 

 

 

エリミネーター900

 

 

XR650R

 

  

モンキー

 

 

まだまだ他の機種にも取付けをいたしましたが、明るく満足な結果が得られています。

 

 

 

 

でも例外もあります。

 

 

このバイクのヘッドライトには取り付けが出来ませんでした。

 

いや、取り付けは出来たのですが、有効な明るさを得られません。

 

LEDバルブの構造、、、発光部の位置関係からこのレンズではうまく反射が出来ず、前を照らす事が出来ませんでした。

 

この時は、、、メーカーのサインハウスさんに連絡をしたところ、すぐに確認の為に見に来てくれましたが、取り付けや製品不良ではなく、レンズとの相性が悪い、、、という事でした。

 

H4の汎用という事ですが、相性もあるようです。

 

 

 

 

 

 

サインハウスさんの製品は取り付けをしてもあまり失敗があまりありませんが、、、

 

こちらのメーカーの製品は、、、ダメでしたね。。。

 

 

この製品は昨秋発売になり、取り寄せをして試しに取り付けましたが、、、

 

 

ロービームでは照らしている真ん中に影が出来て、、、これでは走れませんね。

 

 

ハイビームはスポットで一点を照らしているだけで、周りは真っ暗でした。。。

 

テスト車はスズキグラストラッカーです。

 

こちらのメーカーは車検対応と書いてありますが、、、車検はハイビームで中心に集中して光量があれば通過できるかもしれませんが、実走行では支障が、、、

 

メーカーの適合表では〇になっていましたが、走る事が出来ないでしょう。。。

 

メーカーには当店の仕入れ先を通じてこの結果を連絡していますが、、、特に対応は。。。

 

という事で、自分たちが納得!満足!出来ない製品はお客様にはお売りできませんので、、、今回は折角仕入れたのですが、返品いたしました。

 

 

 

 

このメーカーの以前の製品も仕入れてテストした事がありましたが、、、

 

同じでした。

 

この時のテスト車はヤマハランツァです。

 

全体の明るさはこちらの旧製品の方が明るいですね。

 

でも、真ん中の影がすべてをぶち壊しています。

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドライト、ハロゲン球からHIDに、、、そして時代は LED に。

 

新型車には標準装備にもなっている機種もありますが、標準装備はまだハロゲン球が大半です。

 

そのハロゲン球の明かりを手軽に強烈に明るいLEDの明かりに出来るキット、装着するお客様が増えています。

 

明るいヘッドライトで安全が買えるのなら安いと思いますよ。

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しいバイクのお仕事が遅れています。

2016年02月06日 | メンテナンス

 

 

2月5日

 

 

 

 

今日もまた、、、

 

ピストンを見てしまった。。。

 

 

今年5個目のピストンです。

 

いつもの作業が繰り返されていて、ロボットのように分解しては組み付けています。

 

 

作業時間はめっちゃ早くなっています。

 

何時から始めたんだたか?4時過ぎぐらいだったか?

 

閉店の時には、、、

 

 

シリンダーを嵌めて、、、ヘッドを載せていました。。。

 

明日はこのつづきをいたします。

 

が、なにか違う楽しいお仕事がしたいですね。。。

 

 

 

 

 

 

 

今日は注文した部品が入荷いたしました。

 

 

YZF-R15の腰上エンジンパーツ。

 

シリンダーヘッド、シリンダーなど主要部品はインド生産のようですが、、、

 

でも残念な事に、、、

 

 

少し傷が入っていました。。。

 

また明日、代わりの新品ヘッドが届きます。

 

これはパーツセンターで中の確認してくれたので、、、大丈夫だと思いますが、、、

 

こんな事もあるので、、、検品ですね。。。入荷したら。。。

 

 

 

 

R15のエンジンを組むのも優先ですが、、、

 

こちらも時間を作ってフィニッシュにしたい、、、

 

もうだいぶお待たせしています。。。

 

 

アルミリムに組み替え、外装取り付け、メーター合わせ、、、が残っています。

 

急いでやりたくないお仕事ですので、、、

 

もうちょっと。。。

 

http://www.ichikoku.com/

 

今日は老メカの愚痴でした。。。つまらなくてすみません。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サビ、かじりを防止するには、、、

2016年02月05日 | メンテナンス

 

2月4日

 

 

今年4個目のピストン拝見。。。

 

 

 

このピストンはもう馴れたもので、、、仕事が早くなりました。

 

シリンダーを外すまでにエンジンのカバーを外しますが、、、さらにその前に外装部品を外します、、、

 

 

この機種で一番初めに外す部品がリアキャリアです。。。

 

で、そのボルトが、、、

 

 

もーーーー、ぎしぎし、、、ちからイッパイ、、、レンチを廻して、、、やっと取れました。。。

 

 

 

ボルトは、、、

 

 

サビが廻っていて、、、

 

 

 

 

 

新車の組み立てラインでは指定部分以外は油脂の塗布をしていないんですかね?してないと思います。

 

まったくアブラっ気がありません。

 

今まで四捨五入して40年のメカニック生活ですが、ボルトが錆付いて取れなくって、無理に廻してねじ切って、、、苦労したことが多々あります。

 

そんな経験から今では各ボルト、ナットのネジ部に、

 

 

このようなペーストを塗るようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

でもマニュアルなどでは、、、油脂類を塗る事を推奨していません。

 

あるメーカーの補償修理推奨マニュアルだと、、、

 

 

オイルやグリスを塗って締め付けると、規定トルクで締めても締まりすぎてしまい、破損に至るので良くふき取って締め付ける、、、この様に書いてあります。

 

もしオイルやグリスが付いていた場合の破損はクレームが利かない、、、という事です。

 

 

 

 

 

もちろん締まり過ぎて破損、、、ありえる事なのですが、現場の自分たちメカから見ると、、、

 

 

現実はこのボルトが物語っていると思います。

 

乾燥した砂漠の様な気候でしたら錆びる事も無いでしょうが、ここは日本です、四季もあるし梅雨もあります。台風だって来ます。

 

金属が、、、ネジが、、、腐食して取れなくなると修理が出来なくなります。

 

ですので再度分解する時のために、ドライのままでは組みつけず、ペーストを塗ります。

 

 

 

 

 

2月2日にタイヤ交換をした車両ですが、、、

 

 

リアのアクスルシャフトが錆ついていて、反対側から鉄棒&ハンマーで叩いてやっと抜けてきました。

 

この車両、10年ちょっと経っているのですが、まだ3000㎞ほどの走行です。

 

アクスルシャフトを外すのが今回初めてでは。。。

 

でも、、、錆びていて外すのが困難でした。

 

なぜ?だろう??

 

たぶん、、、新車組みつけ時にほとんどグリスが塗られていなかった??からでは。。。

 

アクスルシャフトは、、、グリス塗布箇所ですが、、、あまり塗られていない、塗っていないのをよく見ます。

 

すると、、、こうなってしまいますね。。。

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

老メカの言いたい放題ですので、すべてがこうなってしまうって事ではありません。

でもこんな事もあるって事です。

 

 

 

来週の老メカの予定は、、、

新車の250ccが入庫いたします。

そのド新車の納車整備をいたしますが、、、お客様の要望で裏メニューで新車整備をいたします。

さて?どうなっているのでしょうか?どんな整備になるのでしょうか?

少し楽しみな、、、老メカです。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インナーチューブのサビ。

2016年02月03日 | メンテナンス

 

 

 

ここの部分の手入れを怠ると、、、

 

 

 

 

 

スポーツバイクだと丸見えですが、スクーターですと見にくくて、、、

 

 

覗きこまないと、、、

 

 

良く見えませんが、、、

 

 

あーーーーー、サビが発生してオイル漏れが、、、

 

 

 

 

オイルが漏れてしまうと、、、サスペンションの性能が低下して、、、

 

それだけではなくて、ブレーキやタイヤに漏れたオイルがかかれば、それはもう、、、危険なバイクになってしまいます。

 

ですので修理をするのですが、、、

 

 

 

 

修理は車体より取り外して、、、

 

 

分解修理になります。

 

修理といっても、インナーチューブにサビが発生していますので、分解交換作業になります。

 

 

交換部品は インナーチューブとシール、その他になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インナーチューブ、、、スクーターでは見にくい部分ではありますが、、、

 

 

日ごろのバイクの手入れとして、インナーチューブの摺動部分の汚れを取り、ウエスでさらっとワックスがけしていただくと、サビを防ぐことが出来て、オイル漏れを予防できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

バイクの洗車やワックスがけ、磨きってメカニックから見ると、、、整備の一部なんです。

 

バイクの変化を感じ取っていただき、早期に故障や故障の兆しも発見が出来ますので、是非。

 

 

 

 

 

 

 

 

危険な状態にならずに、オサイフにやさしい、簡単なお手入れでした。

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

オーナー様の取り扱いや保管、手入れ、、、それぞれでバイクの健康状態が変わってしまいます。

乗りっぱなしや放置してしまえば、バイクってそれ程永くは持ちません。

それを元の状態、元気に走れる状態に戻すのは、お金がかかるし、、、元に戻らない事もあります。

日ごろのお手入れ、大事なんです。

 

 

 

 

 

 

 

本日、水曜日は定休日になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピストン、拝見。

2016年02月02日 | メンテナンス

 

 

2月1日

 

 

昨日の続きです。

 

 

 

 

分解したエンジンを点検します。

 

 

 

ピストン&シリンダーは交換が決定ですので、、、

 

シリンダーヘッド、、、ですね、問題は。

 

 

 

 

シリンダーヘッドを外した直後は全体に湿っているような感じでしたが、、、

 

一晩置いたら、、、

 

乾いたお顔になりました。

 

そして、、、IN、EXポートからガソリンを入れて密閉の具合を試してみたら、、、

 

 

 

EXバルブは漏れはありませんでしたが、右INバルブからガソリンが浸み出してきました。

 

バルブスプリングを外す前にこんな点検を自分は必ずいたしますが、、、この先の作業の参考になりますよね。

 

 

 

 

ロッカーアームのバルブ先端を押すアジャストスクリューですが、、、

 

 

バルブの先端がへこんですり減っています。

 

 

 

高回転多用で減ってしまったのか?

 

オイル管理なのか?

 

ここが減ってしまうと、バルブクリアランス調整をしても、正確には出来ません。

 

 

 

EXのあたり面もカーボンで荒れていますね。。。

 

 

 

 

 

分解しての観察はこんなところです。

 

 

 

 

 

 

 一国レーシングの新年総会?で決まった2016年の活動は、、、

 

今年もYZF-R15で1シーズン戦う。その為にはエンジンをリフレッシュする。内容は、、、ヘッドoh、ガイド&シート交換、シリンダー、ピストン交換。車体についてもリフレッシュや変更点多数。。。

 

一国レーシング監督からそんなメールがお正月にありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、ヘッドのバルブなどを点検していた所、、、監督が偶然にも視察に来ました。

 

「ミニろく、レギュレーション変わりましたね、2016年」

「えッ、出られる車種が増えたじゃん、KTMとか、、、」

 

そんなやりとりの中、、、監督がYZF-R15からマシンチェンジ???!!!なんだか?考えながら店を後にしました。

 

KTM RC125、、、魅力的ですねえ。。。

 

バラシたエンジンの部品注文はちょっと保留に。

 

マシンチェンジになるのか???

 

 

 

 

 

夜になり監督からメールが、、、「今年もYZF-R15で戦う事が再度決定しました」。。。と。

 

他車の戦闘力など情報収集の結果だそうです。

 

25ccの排気量って大きいです。

 

YZF-R15、、、FIの燃費の良さ。

 

速さではCBR150がダントツですが、燃料補給回数でR15が勝っています。

 

6時間の耐久レースですので、総合した戦闘力、、、大事ですね。

 

 

 

 

 

さあ今年も始動です。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年3個目のピストン拝見。

2016年02月01日 | メンテナンス

 

 

当店のお客様チーム 一国レーシングの 2015年フジスピードウェイ ミニろく チャレンジ は、、、

 

 

 

お見事!super asianクラスシリーズ優勝!パチパチ。。。

 

これで3年連続シリーズチャンピオンでしたよね?監督。

 

 

 

 

そして、、、2016年も始まりますので、、、そろそろ準備をしないと、、、という事で、老メカに出来る事といえば、、、

 

 

 

 

 

マシンのメンテナンスですね。

 

 

 

 

マシンも4年目、走行も15000km、レース以外での走行も多々、、、ですので、エンジンもお疲れ?かと思います、、、

 

エンジンが壊れてしまっては、レースになりません。

 

 

 

 

 

とりあえず、、、降ろしちゃいました。

 

そして、

 

 

点検しながら、、、

 

 

分解を。

 

バルブクリアランスはエキゾーストに狂いがありました。

 

バルブのあたり面に傷みがあるのか?

 

 

 

標準は、

 

インテーク  0.10~0.14mm

エキゾースト  0.20~0.24mm

 

だったかな?

 

 

1年間のシリーズ戦、毎回6時間全開ですので、エンジンの点検として、クリアランス調整をもっとこまめにした方が良さそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

バルブは、、、イマイチ焼けていませんね。

 

排気バルブは白く焼けてほしい。。。

 

 

 

 

 

 

大きなキズは無いけど。。。

 

 

 

 

 

 

 

スカートは摩耗が、、、

 

 

 

 

 

今日は時間切れ、ここまでです。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

 

2016年、まだ始まったばかりですが、、、YZF-R15でもう3ピストン目のエンジン作業です。

明日も1ピストンの予約があるし、ボアアップキット組み付けの予定もあるし、、、まだまだピストン拝見のお仕事は続きそうです。。。

普通のバイク屋さんのお仕事は、、、最近はピストンなんてそんなめったに見なくなりました。。。

でも昨年からリコールラッシュでピストンばかり、、、

エンジン作業、、、やらないと忘れちゃいますから、、、まッ、良いかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする