2/23(木)に佐賀県保険医協会主催、アバンセにて「顎骨壊死の科学的エビデンスとその実態」の講習会を受講してきました。
院長が司会を務めました。
顎骨壊死とは、顎の骨が腐ってしまう病気で、骨粗しょう症の薬として使用される、Bisphosphonate製剤や、抗RANKL抗体剤の副作用として起こるといわれています。
骨粗しょう症は、2015年統計で1,300万人(60歳以上の3人に1人)が発症しており、80,90歳がとくに多く、年々増加傾向にあります。
顎骨壊死は、
・歯科での外科治療(抜歯・インプラント・歯周外科手術・歯根除術)、
・注射、ステロイド製剤
・不適合義歯
・口腔内の環境が悪い
などが原因としてあげられています。
早期発見が重要になるため、歯肉が腫れてる・膿が出る・骨の露出が見られるなどの症状が現れた際には早めにご相談ください。
顎骨壊死の発生確率は低いといわれていますが、発症してしまうと大変治療が困難な病気です。
日頃から口腔内環境を清潔に保つことが重要となりますので、予防をしっかりとしていきましょう。
(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410