今日の昼食は幕の内弁当です。
美味しかったです。
今日は久々に、日本の財政のお勉強です。
消費税が近い内に上がるのかとの話が出たりしているので、気になっているところです。
日本の財政のお勉強をするのには、エリート中のエリート官僚が集まっている、財務省のホームページを見るのが一番です。
今年の歳入予算グラフ。
いきなり大問題です。借金が全体の1/3を占めています。
これは個人に例えれば、毎月30万円使っているのに収入は20万円、不足分の10万円はサラ金から借りている様なものです。
借金を仮に消費税だけでチャラにしようとすれば、消費税を10%から25%に上げなくてはなりません。
毎年こんな調子なので、借金の累積もとんでもない事になっています。
そもそも、財政法第四条で借金は原則禁止されていたり、第五条では、国債を日銀が引き受ける事も禁止されていますが、例外の項目を利用して、こんなにも借金を増やしてしまっているのです。
なぜ原則禁止になっているかといえば、国債を多量に発行してしまうと、悪性のインフレを起こしたりして、いずれは国家経済が破綻してしまうためです。
個人であれば、審査が通ったからと、安易に住宅のペアローンや、車を残クレなどで買っていると、やがて借金で首が回らなくなってしまうのと同じ状況です。
では、一体何にこんなにお金が必要なのでしょうか。
社会保障と借金の返済で、半分以上が占められています。
この事から、社会保障費の削減と、借金を減らす事が急務です。
では、政府はどの様にして財政を立て直す予定なのでしょうか。
これをみると、来年度にはプライマリーバランスの赤字を解消させるなどして、借金を減らす予定です。
そのためには、段階的に税金を上げて行く事が必要です。
おそらく、総裁選と解散総選挙が終われば、とりあえず消費税を来年から15%に上げる話が出てくる事になるのでしょう。
社会保障費を減らすために、年金開始年齢を65歳から70歳に、段階的に先延ばしする検討も始まるかもしれません。
これは誰が総理大臣になろうと、仮に野党に政権交代したとしても、いずれは避ける事のできない現実です。 むしろ先延ばしすればするほど、借金が増えて事態は悪化してしまいます。
今日のお勉強はここまでにして、上白石萌音さんのミュージック・ビデオを観ながら休憩です。
四時頃からは嫁さんと一緒に、ネットフリックスの、極悪女王の続きを観る予定です。