遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

失っていい伝統もあるかもしれない

2010-06-22 23:26:15 | たわごと
まるで“相撲W杯”…もし開催しても外国人力士だらけ(夕刊フジ) - goo ニュース
外国人力士は野球賭博に手を出してない・・・というか、野球のない国の人がほとんどだもんな。
そもそも大相撲で活躍しているのは外国人力士達なんだから、日本人がごっそり抜けても問題ないんじゃね? まあ、日本人力士激減でも問題なく場所が運営できた場合の方が問題かもしれませんが。(笑)
ある評論家は大相撲は国営化してしまえと書いていましたが、僕は民営化すべきだと思います。今の大相撲協会はアウトだ。民間によって「ルール」と「契約」に基づいて運営されると日本文化の伝統が失われるというなら、そんなもんは失っていいと思います。

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IWC総会、2日連続で休会 「決裂」危ぶむ声強まる(朝日新聞) - goo ニュース
クジラの肉は好きだけども、正直言ってなくなったからといって困らない。だが、豪州人に食うなといわれたらむかつく。いわれる筋合いはないからだ。しかし、豪州に我が国が食料を依存しているのも事実。すき屋の牛丼はおろか、讃岐うどんさえも食べられなくなる。そば粉もほとんどは豪州タスマニア産なのだよ。食い物のことでどれだけ偉そうなこと言っていいのかわからんよ・・・。あいつらに「言うこと聞かないなら輸出しなーい♪」って言われると困るのはこっちだ。
食と偏見は分ちがたい関係がある。人間、それが食べ物かどうかを決める感性というものはとってもデリケートなところで決まっているのだ。もうすでに狂牛病感染した場合の潜伏期間を過ぎたとしてもアメリカ牛肉の輸入はヒステリックと思われるほどに制限されている。米国現地ではもっと甘い基準で流通しているアメリカ牛肉を日本の人口以上の多くの人間が平気な顔して毎日のように食べているのに、それを日本に輸入すると危険だという論理がまかり通ってる。理由は簡単、「なんだか気持ち悪い」か「米国に言われて自由化するのは悔しい」、それだけ。もちろん日本の畜産農家や頭の悪いマスコミが騒ぐから妨げられてるともいえるのだけど、その根底に日本人の病的なまでの潔癖症が作用している。理屈じゃない。なんとなく怖いのだ。なんだか日本の大事なところを他国に左右されているような気分の悪さ・・・・。
我が国の隣国の人々は犬を食うし、夏は暑気払いに蛇のスープをいただくそうだ。はっきり言って僕には耐えられないが、土用の丑の日にウナギを食うという気持ち悪い習慣を持ってる日本人に彼らはとやかく言われたくないだろう。問題は、その感覚を相手に押し付けるのかどうかだ。中国人や韓国人が何を食おうと我々は尊重するし、気にならない。お互い様だ。
ところが豪州の連中は明らかに彼らのもつ感覚を我々に押し付けてくる。それが不愉快なのだ。クジラなんか食わなくてもいいんだけどね。アングロ・サクソンの連中の性なんだろうなぁ。

ちなみに、テキサス州ダラスに住んでた時カリビアン料理の店に食べに行ったらメニューにイルカのステーキあったよ。俺は注文しなかったけど・・・食文化というのは漠然としたもんなんだよな。食いたければ注文すればいい。それだけ。

本日のお酒:八海山 本醸造
コメント
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