知人の訃報でした。獅子吼エリアの先輩パイロットの方です。どれくらいの腕かというと、クラス2のグライダーで年に数回は獅子吼から一里野温泉スキー場まで飛んでってしまうレベル。河内村のダムを越えたくらいでひぃひぃ言ってる僕は足下にも及ばない。
彼はデザイナーさんでして、デザイン会社を経営されてました。身近なデザインとしては、金沢市内のスーパーでも売られている旧白峰村の山下ミツ豆腐店のパッケージが分かりやすいでしょう。ここのお豆腐、美味しいんですよ。ウェブサイトもデザインされてましたが、獅子吼高原パラグライダースクールのホームページがそれであります。
彼は今シーズン飛ばなかったのですが、春先からちょくちょく獅子吼に顔を出してました。春とは言っても、まだ雪がいっぱい残っている時期にあらわれて、スクールのテラスでキャンプ用のコンロでコーヒーをわかして飲んではりました。彼のコンロは昔僕が山を登っていた時に持っていたものと同じでして、懐かしく山の話を彼としました。自宅を整理した時にそのコンロ用の風よけが出てきたので、彼にあげたらすごく喜んでいたのを覚えています。これが彼との最後のやり取りでした。
故人のご冥福を心からお祈りいたします。
今日飲んでる焼酎も紹介しておきましょう。そろそろ飲み干してしまいそうなんで。
この焼酎は石川の銘酒菊姫の蔵が造った山田錦100%の米焼酎です。てなわけで、焼酎のくせにちっとばかしお高くございます。原材料が米・米こうじ・酒粕となっていますから粕取り焼酎といってもいいかもしれません。ただし味わいは粕取りほどの強い香りはせず、控えめな香りで調整されています。酒瓶のラベルで山田錦を酒米の王と称していますが、あくまでもどういう味で造りたいかで酒米が決まるのであって、山田錦であればそれでいいのかというとそうではありません。どのような焼酎を造りたかったか、そのために酒米が山田錦でなくてはならなかったのかどうかが重要です。たしかに上質だとは思いますが、山田錦ならではの旨味とキレ・・・なんですか?? もちろんとても高価な米ですから、宣伝に使わなきゃもったいないというのもわかりますが。
本日のお酒:石川米焼酎 菊姫 加賀の露
彼はデザイナーさんでして、デザイン会社を経営されてました。身近なデザインとしては、金沢市内のスーパーでも売られている旧白峰村の山下ミツ豆腐店のパッケージが分かりやすいでしょう。ここのお豆腐、美味しいんですよ。ウェブサイトもデザインされてましたが、獅子吼高原パラグライダースクールのホームページがそれであります。
彼は今シーズン飛ばなかったのですが、春先からちょくちょく獅子吼に顔を出してました。春とは言っても、まだ雪がいっぱい残っている時期にあらわれて、スクールのテラスでキャンプ用のコンロでコーヒーをわかして飲んではりました。彼のコンロは昔僕が山を登っていた時に持っていたものと同じでして、懐かしく山の話を彼としました。自宅を整理した時にそのコンロ用の風よけが出てきたので、彼にあげたらすごく喜んでいたのを覚えています。これが彼との最後のやり取りでした。
故人のご冥福を心からお祈りいたします。

今日飲んでる焼酎も紹介しておきましょう。そろそろ飲み干してしまいそうなんで。
この焼酎は石川の銘酒菊姫の蔵が造った山田錦100%の米焼酎です。てなわけで、焼酎のくせにちっとばかしお高くございます。原材料が米・米こうじ・酒粕となっていますから粕取り焼酎といってもいいかもしれません。ただし味わいは粕取りほどの強い香りはせず、控えめな香りで調整されています。酒瓶のラベルで山田錦を酒米の王と称していますが、あくまでもどういう味で造りたいかで酒米が決まるのであって、山田錦であればそれでいいのかというとそうではありません。どのような焼酎を造りたかったか、そのために酒米が山田錦でなくてはならなかったのかどうかが重要です。たしかに上質だとは思いますが、山田錦ならではの旨味とキレ・・・なんですか?? もちろんとても高価な米ですから、宣伝に使わなきゃもったいないというのもわかりますが。
本日のお酒:石川米焼酎 菊姫 加賀の露