法人営業に最適な『理詰めの営業』で日刊工業新聞社賞受賞の中小企業診断士 齋藤信幸の営業力強化手法 <情報デザイン>

営業自身のシンになる営業手法を確立し、自信に。営業案件の可視化と営業の行動管理を実現。特にコンプレックスセールスに最適。

(続)「どこでもやれるような事業を優れた事業にすることが大切」(稲盛和夫著「アメーバ経営」より)

2021-11-21 23:24:09 | ・・稲盛和夫のアミーバ経営
私の20年来の知人のK氏、マニュアル制作で大成功しています。

K氏と会ったのは、山梨の半導体製造装置の工場。現場に入り自分で装置のオペレーションをやりながら操作マニュアルのネタになる写真などを取っていました。通常、マニュアル製作会社は、ネタを顧客に要求してくるのですが、K氏は自分で収集。その姿勢に感銘し、パーツカタログも注文しました。

その後、K氏は名古屋から東京に移転。私も別の会社に移っていました。K氏の仕事のやり方も、自分ですべて行うスタイルから、イラストレーターや翻訳者などをコーディネートしてマニュアルを作成するスタイルに代わっていきました。これにより、より多くの仕事ができるようになりました。それでもK氏の会社は彼一人です。

いい腕をもったイラストレーターや翻訳者でも「営業」のできるひとはあまりいません。そこをK氏が補っているわけです。K氏は人当たりも良く、「営業力」があり、大手企業にも臆さずにチャレンジします。なにより、マニュアル制作の隅々まで熟知しているので、マニュアルの厳しい監修ができ、品質の高いものを制作できます。

成功の基準には会社の規模、売上、利益など様々ありますが、たった一人の会社で売上5千万円以上(高収益)なら大成功といっていいのではないでしょうか。そして周囲には喜んで仕事をするイラストレーターや翻訳者、編集者がいます。

まさしく、

「誰もがやれるような仕事をしていても、「あの会社はひと味違う」というような経営をすることが、その会社の真の実力なのである」

を実践するK氏です。

営業力はりっぱな武器です。


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