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法人営業に最適な『理詰めの営業』で日刊工業新聞社賞受賞の中小企業診断士 齋藤信幸の営業力強化手法 <情報デザイン>

営業自身のシンになる営業手法を確立し、自信に。営業案件の可視化と営業の行動管理を実現。特にコンプレックスセールスに最適。

「営業がやるべきことが分かる」-第二段階「情報提供と調査の手伝い」‐一番手企業の場合

2018-03-11 21:42:54 | マーケティングと理詰めの営業
1番手企業の営業のやるべきことは。顧客との緊密な関係および一歩リードしていることを最大限に活かして顧客を自社製品に「誘導」することです。

そのためには競合他社の製品群、特徴、強み、弱みを十分に把握しておく必要があります。
その上で、自社の強みを全面に出し、顧客にそのポイントが重要であることを印象付けます。
それは製品そのものの性能や機能だけではなく、サービス体制や会社の財務力、継続的な開発力かもしれません。
独りよがりの強みではなく、競合分析をした上で自社の強みを打ち出さなければなりません。

そして顧客に「この会社なら問題を解決してくれる」、「今まで通り安心して任せられる」と思ってもらえる下地を作っていきます。

もし、貴社しかもっていないようなオプションがあれば、(例え、それほど重要でない機能でも)それを強く押し、RFPの段階の仕様書に入れるように誘導することも大切です。
特に官公庁の入札の場合は、非常に有効です。
貴社にしかない機能ですので、比較表の他社の欄には確実に×が入ります。

顧客との緊密な関係および一歩リードしていることを最大限に活かして、油断することなく、戦略的に顧客を自社製品に「誘導」することです。
つまり、この段階でクロージングまでの戦略ができていなければなりません。

では、二番手以降の企業はどうするか。次回以降にお話しします。

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