アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

このブログについて

ここは私「まつやまいぐさ」のブログです。ブログ内のテキスト及び画像などの著作権はまつやまいぐさ、あるいは併記の企業・個人に帰属します。 画像や文章などの無断使用、無断転載は御遠慮下さい。 管理人とカメとイヌについてはこちら。 管理人の主な仕事についてはこちら。 リンクについてはこちら。 連絡先はこちら。

2049

2018-03-07 11:34:30 | 日常
昨日は3Dブルーレイにて『ブレードランナー2049』を見ました。

リドリー・スコット監督による1982年の映画『ブレードランナー』の続編です。

1作目の映画は、ビジュアルのかっこよさに加えて

シド・ミード氏デザインによる近未来の乗り物、

セリフ少なめで思わせぶりなシーンの数々、

そして

何そのゴツイ銃?なブラスターと、いろいろ素敵な作品でした。
ただ、題材がSFってこともあって、世間一般からすれば「マニア向けな作品」の一言で片付けられちゃうでしょうけどね。(^^;)

ちなみに私は、フィリップ・K・ディックによる原作小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を高校時代に読書感想文の題材として読みました。
映画以上にとても世界観の描写が細かいので、映画を観た後に読むとより楽しめました。
(国語の先生がすこぶる映画好きだったもので『2001年』も課題図書に入ってて、こちらも読んで感想書きました。)

で、本作の感想ですが、まさにマニアには「こういうのを待ってた!」って大満足できちゃう続編じゃないかな?
前回の主人公、デッカードは人間なのか?レプリカントなのか?って論争が長年続いてましたが、その結論にはあえて触れないあたりも素晴らしいと思います。
映画の本題はそこじゃないですからね。

前作も然りですが、誰もが楽しめる作品とは言いませんが、よくあるお涙頂戴的な大ヒット感動作よりもテーマは深く、質の高い作品です。
前作・本作共に、ド派手なアクションシーンは控えめで暗く静かなシーンが多いですから、油断してると眠りに・・・って危険は大いにありますが、SFか〜って偏見持たずにぜひ多くの人に見て欲しい傑作映画です。