ザ・マイケルブログ!

Hello、皆さん、陰謀論者リチャードコシミズの無害化に成功したので、現在は司法の闇と闘ってます。応援よろしくです!

💘 大阪読売新聞社会部の取材依頼を受け、7月27日 大阪までいってきました。

2021-09-06 11:25:29 | リチャードコシミズ





 Hello、皆さん、先日大阪の読売新聞社会部さんのほうから僕のところに取材依頼があり、あかねさんと僕とで大阪に行ってきました。
 取材の焦点はもちろん「 陰謀論 」についてです。
 現在「 反ワクチン 」「 コロウソ 」「 ノーマスクデモ 」「 イベルメクチン提供シンジケート 」……
 などの活動( ? )で世の中に根拠不明のデマゴーグをふり撒いている、あの陰謀論者たちのこと ―――。
 このような正式な取材を受けるのは初めてだったんですが、社会部の記者さんが優秀なんで正直驚かされました。
 取材依頼があって僕等が大阪に行くまで2日しかなかったんですが、彼、僕ブログの記事もうみんな読んでいるんですよ。
 しかも、その内容まで把握してられる ――― 300 記事以上の膨大なヴォリュームがあるのに!
 花見の記事なんか目立たない場所に移動になっているのに、その話になってももう把握していて、ちゃんと話についてくる。
 どんな内容の話だったのかここでいうことはできないのですが、
結局、3人で2時間半も話しまくっちゃいました。

 さて、7月27日のこの取材を、いままで僕記事として発表できなかったことには理由があります。
 理由のひとつめは、ちょうどオリンピック開始の時期と重なっていて、社会部さんのほうでも動きにくかったこと ―――
 もうひとつは、9月になってから社会部さんが「 陰謀論関係 」の連載を開始できるかどうかがまだ未定だったからです。
 そういうわけで僕等もこの情報の公開をこれまで控えていたのです。
 ただ、昨日確認をお願いしたところ、今月より中断していた「 陰謀論関係 」の連載を再開することになったようなので、じゃあ僕等もこのときの情報をあげさせてもらいますね、となった次第です。

 陰謀論者はアタマから情報操作だと決めつけて恐らく読まないでしょうが、読売社会部さんの「 虚実の狭間 」、これはすでに終わってしまった過去の連載ではありますが、いま読みかえしてみてもなかなかいいアングルですよ。
 ふだんあまりネットに触れないひとにでも、陰謀論とはどのようなものか分かるように平易に書かれている点がさすがにプロ。
 今度再開されるのは新シリーズなんで、これまでの連載とは趣きがいくらか変化しているかも分かりませんが、推薦です。
 こちらにアド貼っておきますので、どうぞお読みになってください。

    https://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/%E8%99%9A%E5%AE%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%96%E3%81%BE/




 それにしても、あれからわずかひと月と少ししか経っていないというのに、陰謀論界の状況は恐ろしく様変わりしました。
 孤立者の夢、孤立者の共同幻想であった「 陰謀論 」は、早くも破れはじめています。
 もともと「 陰謀論 」には都市の繁栄を前提にした上での、アンチテーゼとしての鑑賞花みたいな側面があった。
 都市の繁栄と安定が失われれば「 陰謀論の花 」は枯れるのです。
 鑑賞のための花だから、野生の花として荒野にひとり根を張っていくような強さは始めからない。
 陰謀論者の反逆は「 都市システムというリング 」のなかだけで咲ける、脆弱で華奢な花なんです。
 理論も借り物だし、思想も切り貼り、痩せた承認欲求の勢いに乗せて、手前勝手などうでもいい屁理屈をわがままいっぱいに喚くだけ……。
 本物の災厄が訪れれば、こんな甘えた反抗はたちまちのうちに刈り取られるのが必然……。

 Covid-19 の襲来は、ニッポン社会のあらゆる虚飾を残酷なまでに剥ぎ取っていきました。
 東京オリンピックは賤しいストリップ興業としての暗面をこれでもかと晒けだし ―――
 政権は後手後手の対策で官僚的な「 保守の鬼 」としての悪相を限界まで撒き散らし ―――
 マスコミはマスコミで「 オリンピックと三密禁止の両立 」といった不可能問題に途方に暮れて ―――
 その結果僕等が味わったのは、かつてないほどの規模の「 幻滅総体験 」でした。
 すべての価値感が失われるこれほどの急性アノミーに見舞われて、多くのひとがそれらのもたらしたトラウマから逃げるために「 塹壕としての陰謀論 」に逃げこんだ心理は充分に理解できます。

 けれども、このウサギの逃げ穴も政権やオリンピックと同様、とんでもない安普請だったのです。

 僕は陰謀論のピークというのは、やはり今年1月の Q による米国連邦議会襲撃であったと思う。
 今後どのような陰謀論が現れようが、あれ以上の興奮とパワーを巻き起こすことはたぶん2度とない。
 いまもさゆふらなどはやっているようですが、かつてあれだけの顰蹙を巻きおこした「 ノーマスクデモ 」も、たぶん陰謀論者最後のイベントとなることでしょう。
 各陰謀論者の内部に根深く巣食っている、

 幼児性と臆病 ―――
 検証精神の不在 ―――
 極度の自閉傾向 ―――
 対話の観念の不在 ―――
 幾重にももつれたコンプレックス ―――

 ・・・等は、もうすっかり世間に見透かされています。
 陰謀論者を尊敬するひとはどんどん減っていき、いまやほとんど迷惑 youtuber と同種の迷惑視線で見られていることを、「 ノーマスクデモ 」関連の陰謀論者たちはどう考えているのでしょうか。

 下は名古屋で「 ノーマスクデモ 」「 PCR差止集団訴訟 」などを主宰している、寺尾介伸氏です ―――。








 それまでずっと「 コロウソ( コロナはPCR検査が生み出す虚偽の病であるという説 )」を主張していた彼は、つい先日、かつての盟友であった、つばさの党の黒川敦彦氏がコロナに罹患して入院したと知るやいなや、彼のことを即座に切り捨てました。

 コロウソを理解していないという、まったくイミフな理由でもって……。

 もちろん寺尾氏が黒川氏と決裂したのはこれよりも以前のことでしたが、決裂した人間をあえて貶めなければいけない理由などない。
 この理由はつい最近生じたものです。
 彼にはなんとしてでも黒川氏を貶めなくてはいけない理由ができた。
 いうまでもなく、それは、彼があるはずのない架空の病「 コロナ 」に罹患したからです。
 おまけに彼はPCR検査まで受けている。
 これは自身の「 コロウソ 」王国を根本から揺るがすスキャンダルです。
 あってはならないことが起きたから、彼の行動の価値を貶めるために「 コロウソを理解していない 」などといったのです。
 第三者から見たらまったく意味のとれない妄言ですが、陰謀論の「 コロウソ部門担当 」の彼としては、この王国の保守に回らなくてはいけない立場にあった。
 よって、以下のような発言をしたわけです ―――









  しかし、そのような寺尾氏を笑うように、愛知の陽性者がとうとう2000人を突破します。
 さらにはそれとほとんど同時、今月の2日に、「 ノーマスク 」「 反ワクチン 」のもう一方の旗手である、内海聡医師の長年のパートナーであった、日本母親連盟の甲斐由美子氏が亡くなられました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

 故人と親しかった内海医師によると、
「 平素よりお世話になっております。この度重要な報告をさせていただきます。私が10年以上一緒に仕事をして、子ども問題、精神科問題、社会問題などで共に活動してきた甲斐由美子さんが先日お亡くなりになったことをご報告いたします。~ 数日前より急に体調を崩され友人宅で療養されていましたが、深夜に友人の方が様子を見に行った時に息をされていない状態でした。~ いちおう医学的なことを付け加えておきますと、死因は間質性肺炎でPCR検査もされましたが陰性だったということです 」

 ということであり、死因がコロナによるものだったのか、そうではない要因によるものだったのかはよく分かりません。

 しかし、黒川敦彦氏といい甲斐由美子氏といい、こうした「 反ワクチンの闘士 」のあいだにもコロナの罹患者がいよいよ広がりはじめたというのは、大きな問題です。( 注:甲斐氏の場合の死因は不明。この場合のポイントは、彼女がPCR検査を受けたという事実を、ほかの陰謀論者がどう取るかという点にあります )

 彼等・反ワクチン論者の動向を監視している、一般の方々の意見を聴いてみましょう ―――



















 うわ。これはもう……陰謀論者、ダメダメですねえ!
 これらの Twitter 発言はあくまでつぶやきなんで参考程度にしか取れないのですが、皆さん、的確に陰謀論者さんらの急所を突いてらっしゃいます。
 寺尾さんも、Meiko さんも、内海医師も、黒川さんも ――― 陰謀論を主軸にしている団体は、もう持たないだろうな、と僕は思います。
 だって、ムリすぎですもん。
 「 コロウソ 」なんて小手先の呪文ひとつっきりで、どうやってこの悲惨な事実に対抗できますか?
 コロナパンデミックというこの現実はあまりに巨大すぎる。
 「 デモ 」しようが「 PCR集団訴訟 」をかけようが、そんな小細工じゃどうにもならない。
 彼等が対抗しようとしているのは権力でも行政でも体制でも思想でもなくて、いわば「 現実そのもの 」なんですから……。

 寺尾氏の最近の Facebook を見てみても、もう力が抜けちゃってる。
 彼の周辺にも仲間がコロナに罹患してしまい、それを両親に移してしまった、なんて事例がそろそろ出はじめています。
 そのような事態に遭遇して葛藤している人間に、「 コロウソ 」なんて玩具言葉をいくら投げつけたってダメですよ。
 幻想言語は現実世界には決して通じない。
 コロウソ主義者が30億人いたってむりですよ ――― 「 コロウソ 」はしょせんお伽話以上のものにはなれない。

 陰謀論界隈でもはしこいひとは、たぶん路線変更のパターンをもう考えはじめているだろう、と僕は思うな。
 ところが ――― いまのいまになってもまだ ――― 世の動きがてんで読めないで、虚栄の陰謀論城の栄華にしがみついている男がいる……。
 もちろん、これはこのリチャードコシミズのことです ―――!





 彼の陰謀論は、彼のお弟子である平塚正幸氏や寺尾介伸氏のものとは、かなり方向性がちがうんですよ。
 寺尾氏たちはコロナ自体が政府主導の「 コロウソ 」だといって否定するんです。
 リチャードコシミズはそうじゃない、彼は一応コロナの存在は認めているんですね。
 コロナはある、しかし、それは世界人口削減のために撒かれた、ディープステイト発の細菌兵器だ、というんです。
 さらに、いま現在開始されているワクチン接種のワクチン自体、これもまた人口削減のための最近兵器である、と彼はいうわけ。
 ただ、打ってすぐ死ぬんじゃ怖がって誰も接種しないから、打ってから2年後に死ぬような仕掛けがあらかじめほどこされているワクチンなんだ、なんていってね(笑)

 さすが陰謀論の元祖 ――― 翔びかたが、これハンパじゃねえ!

 いままでの旧式の陰謀論の時代は終わった、とは彼もさすがに感じていたんですね。
 で、路線の変更を図ったわけですが、その方向性が安易すぎた。
 彼、現在世界で大流行中の駆虫薬「 イベルメクチン 」の人気にあやかろうとしたんですねえ。
 それだけならまだいいんだけど、彼、信者にイベルメクチンはコロナ治癒の最右翼だって喧伝して、それを信者たちに個人輸入させることまで始めちゃった!
 それだけならまだしも、さらにはそれをストックして、余ったぶんを希望者に無償で分ける ――― なんてことまでとうとういいだした!

 彼のこの動向を知ったときの僕の愕然気分をどうかご想像ください。
 完全に常軌を逸してる ――― だって、これ誰がどう見ても犯罪ですもの……。

 ま、論より証拠、リチャードブログの最新の様相をご覧ください ―――

 




 


 リチャードコシミズ周辺者の皆さん、医師の診断なく未承認の輸入薬を他人に譲与することは犯罪です。
 これは善行でも国へのレジスタンスでもなんでもない。
 危険な薬禍事故を起こしかねない、このようなネットワークを展開することが、コロナに怯え、パニックに陥ったひとたちの目にどう映るかを、もう1度改めて考えてみてください。
 今日の僕の記事は以上です ――― お休みなさい。 ( 了 )