①身体が痛む→身体的苦痛
②不安や悩みが頭から離れない、悩みで眠れない→精神的苦痛
③定年退職、障害によって仕事を失った、役割喪失→社会的苦痛
④人生の目的を見失った、生き甲斐を失った→霊的苦痛
医学、看護学では人間の持つ「苦痛」をこのように分類します。
①②③については答えがありそうなので、良いのですが、④の霊的苦痛には全く答えがありません。
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精神科病院に入院中の精神障害者は65歳以上になると、診断名が「認知症」となり、一旦退院するか系列病院の「認知症病棟」に転棟します。
手続き上、退院するので、平均在院日数が短くなります。
強制入院、強制医療によって、長期入院、社会的入院により、人間性を奪われ、働けなくなった人に、障害者年金をつけて、入院費を徴収する貧困ビジネスです。
また、抗精神病薬の副作用により、車椅子生活に . . . 本文を読む
医療保護入院/廃止に向けた検討続けよ 2022/07/01 神戸新聞社説 https://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/202207/0015431206.shtml
精神科病
精神科病院の医師が、家族らの同意を得て患者を強制的に入院させる「医療保護入院」制度を巡り、厚生労働省の有識者検討会が報告書で方針を示した。当初掲げた「制度の将来 . . . 本文を読む
(「日本精神科病院協会」の山崎学会長と安倍晋三)
「日本精神病院協会」を中心とした、民間精神病院の不祥事が相次いでいますが、精神科病院は #薄利多売ビジネス、#貧困ビジネス と呼ばれています。働けない、十分な労働能力がない人を適当に病名をつけて収容しておくだけで、「医療費」から診療報酬が発生するというトンデモないビジネスです。
一時的に働けなくなったり、学校に行けなくなって、家にひきこもる . . . 本文を読む
RAPT×読者対談84 自己啓発もスピリチャル系も悪魔崇拝。
精神医学の大家と呼ばれる人物と言えば、S・フロイトが挙がります。
「人間の心とは?、つまり人間とは?」を語る際、精神医学では「フロイトの構造論」と「フロイトの局所論」
を用いて話します。
私が精神科医療の臨床に出た時、心理学を専攻していた看護師の先輩からフロイトやマーラーについていろいろ教えて貰いました。
そして . . . 本文を読む
ひきこもり強制入院で賠償 精神科病院側に308万円
2022/11/16(水) https://news.yahoo.co.jp/articles/17418516ed48755cc49e842ee71e6c03c81225c9
ひきこもりの人の自立支援をうたう民間業者の施設に入所させられた後、精神障害がないのに東京都足立区の精神科病院に . . . 本文を読む
精神科病院では、入院患者が外出から帰って来なくなることがあります。
それを「無断離院」「エスケープ」「無断外出」などと言ったりします。
精神科看護の視点から言わせてもらうと、脱走や無断外出は、「精神機能の回復」「自主性、自律性の回復」であるため喜ばしい出来事なのです。
「退院手続きを踏まず、勝手に病院を離れるのは非常識だ」と思われる方もいるかもしれませんが、自主性、自律性はまず「意欲、モ . . . 本文を読む
私は「特に何がやりたい」ということもなく「楽してお金を稼いで、遊んで暮らしたい」という典型的な怠け者の考えで20代を過ごしました。
「親が何とかしてくれるだろう」「社会がなんとかしてくれるだろう」という甘い考えがありました。
また、「宝くじでもあたったら、まとまった資金を元手にして不動産投資や株式投資、アパート経営などして不労所得が欲しい」という地獄のような考え方を持って生きていました。
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精神障害を、狂気、精神錯乱などと言いますが、こういったものは人間に本来内在するものなのでしょうか?
社会では、「ルールを守れないこと」に対して、刑罰が課せられます。
例えば、「人を殺してはいけない」「他人のものを盗んではいけない」
などがあります。
社会の秩序が乱れてしまい、社会全体が機能しなくなってしまうからです。
つまり、無秩序、混乱が生じるのを抑止するためです。
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「人間とは?」
という答えについて、誰も答えを持っていません。
RAPTブログ有料記事では明確に「人間とは神に象られて作られた存在」「人間には霊肉魂が存在する」
と理路整然と説明されています。
そして、「人間の創造目的」=「人生の目的」「人生の答え」とは「神と愛をなすために、肉体を使い、霊体を成長させること」
であるとも解説されています。
RAPT有料記事138(2017年1月16 . . . 本文を読む
現代医学は進歩しているように思えますが、実は違います。
森羅万象、この世の中で起こる現象に対して、医学側が基準を決めて
その基準から逸脱したものを「異常」として「病気」にしてしまいます。
高齢となり、心臓や肺の機能は低下していきます。
加齢による変化で死亡すれば、従来医学が発達するまでは「老衰」としていました。
しかし、今は「老衰」と診断されることはなく、死ぬ直前まで「無駄な治療が続けら . . . 本文を読む
「精神科看護が一番分からない」
看護学生からこの言葉をよく発せられます。
それはなぜか?
教えている側も良く分かっていないから。
幻聴や幻視、妄想によって、苦しめられている人をどうやって看護するのか?
そもそも精神症状(異常症状)は原因が不明であるため、完治はできない。
治療、退院のゴールはどこにあるのか?
完治がない疾患、原因不明の難病に、看護としての共同問題が成立するのか?
と . . . 本文を読む
今回は精神保健福祉法について少し解釈をしたいと思います。
精神保健福祉法は、1983年の報徳会宇都宮病院事件における、精神病院入院患者へのリンチ事件をきっかけに、
「精神衛生法」→1987「精神保健法」→1995「精神保健福祉法」へと法改正されていきました。
1993年に障害者基本法が成立し、「精神病患者」が「精神障害者」という呼び名に変更されました。
そして、従来の「 . . . 本文を読む
日本は医療大国と言われています。
そして世界一位の精神病院の病床数を誇っています。
人口10万人あたりの、精神疾患の有病率は統計的には10位前後ですが、実際の入院ベッド数は世界1位なのです。
(日本医師会による2020年調査)
これだけ病院があるということは、それだけ病人だらけということになります。
でなければ、病院は空床だらけになって倒産してしまいます。
病床数の中で、平均在院日 . . . 本文を読む
日本人は無宗教、無神論であり、義務教育などで特定の宗教について触れる、教える事はタブーとなっています。
「神を信じないようにする」という教理自体が、「悪魔崇拝」という宗教なのですが、
その考えもまた、神の存在を教えられていないと気付くことができません。
無神論、無宗教の世界で育てられてきた学生たちに「霊的な苦痛」スピリチュアルペインについて説明しろと言われても
無神論で生きてきた、看護学を . . . 本文を読む