「Q1 あなたたちが美容院にいった時、国家資格を持った人にカットしてもらいたいか?
無資格の研修生にカットしてもらいたいか?
研修生にカットしてもらって、同じ料金を支払いたいか?
Q2 病院実習で受け持つ患者は、自分で入院費を支払って入院している。
看護師にケアしてもらいたいか?看護学生にケアしてもらいたいか?
看護学生にケアしてもらっても入院費は発生しているのだから、ケアさせてもらえることに
感謝しないといけない。
看護学生だから実習できて当たり前と思って実習するのでなく、相手に感謝の気持ちを持って実習して欲しい」
と話す人がいます。
これ実は間違っています。
なぜなら、①看護学生は大学や学校に学費や施設協力費、実習協力費を支払っています。
さらに病院にもそれらの協力費が支払われています。
さらに言えば、患者の入院費用は高額医療費限度額認定を使ているので、全額負担しているわけではありません。
看護学生の家族が健康保険を支払っていればそこから負担されています。
さらに言えば、後期高齢者であればなおさらです。
②患者の実質負担は10%程度であるため、大半は公費で負担されています。
ですから、教育に協力する必要があるのです。
③もっと言えば、「はい、自分で拭いて」とおしぼりを手渡されたり、毎日清拭してもらえない、土日は清拭してもらえないような劣悪な入院環境で看護学生が受け持つと毎日清拭やシャワー介助をしてもらえます。
これだけでも、税金を支払っている国民に感謝するなら分かりますが、患者に感謝しなければならないというのは横暴です。
それを言うなら、働いているスタッフの給料は税金です。
民間病院でも税金や社会保険料から給料が支払われているのです。
サラリーマンに感謝しないといけません。
実は、看護師の給料は社会保険のような税金から支払われている、国家公務員なのです。
ですから、公僕という視点がないといけませんが、そんな気さらっさらありません。
これだけ病院が栄えている、病院経営者が大金持ちである現状は異常なのです。
美容院は全く税金が投入されていません。
コロナで税制の優遇もありません。
いい加減、医療は上から目線をやめないといけない時期にあります。
医療に社会の問題は解決できないのです。
後期高齢者の延命のためだけに、医療技術が使われ、高額な医療費がジャブジャブ投入されています。
私たちは長生きさえすれば幸せなのでしょうか?
死ぬ間際になって慌てても遅い。
どうやって生きることが「人間として幸せな生き方なのか?」
答えはRAPTブログにしかありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます