<フェレンツィ・シャーンドル>
現代人は「生活するために、お金を稼ぐために仕事をしている」はずです。
しかしながら、多くのサラリーマンはお金稼ぎが二の次で、「会社に出勤していないと落ち着かない」「連休が辛い」という心理状況になってしまっています。
「日曜神経症」なんて言葉があるそです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(日曜神経症とは)
精神分析医シャーンドル・フェレンツィは19世紀から20世紀への変わり目に、日曜日には患者たちが週のほかの日よりも頻繁に、一時的なヒステリーやうつに陥ることに、すでに気づいていた。そして彼はこの症候群を「日曜神経症」と呼んだ。
それ以来ずっと、休日や長期休暇は精神的動揺の増大する期間だということが報告されてきた。人生のすべてを仕事と同一視してきたワーカーたちにとって、退職はしばしば慢性のうつへの転換期となる。われわれのESM研究では、人が目標に集中すると身体的健康さえ増進することがわかっている。週末に1人でいて何もすることがない時、人々はより多くの病気の兆候を訴えている。
その原因と逃避行動
この証拠はすべて、平均的な人は何もしないでいるための準備ができていないことを示す。目標がなく、交流するための相手がいないと、ほとんどの人はモチベーションと集中を失い始める。精神はとりとめがなくなり、たいてい、不安を引き起こすやっかいな問題に焦点を当てるだろう。
この望ましくない状況を避けるために、人は心理的エントロピーの最悪の場合を避ける戦略に訴える。必ずしもそれに気づくことなく、人は意識から不安の種を取り除く刺激を探し出すだろう。
これはテレビを見たり、恋愛ものやミステリーなどを手当たり次第に読んだり、強迫観念的にギャンブルをしたり、見境のないセックスやアルコールや麻薬に溺れたりすることかもしれない。これらは短期間に意識の中のカオスを減少させるための近道であるが、ふつう、後にはぼんやりした不満感だけが残る。
(「フロー体験入門」M.チクセントミハイ 2010/5/10 世界思想社より引用)
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
いかがでしょうか。
単純な話「ワーカホリック」ですね。
会社に行っていないと落ち着かないくらい、「どっぷり洗脳されている」状態です。
「結婚して、子供を作って、家を35年の4000万円で借金したから、自分の人生は”金を稼いで借金を返していくしか価値がない」
という思考になってしまう。
「自分には金を稼ぐ力がサラリーマンしかないから、雇ってくれる組織、企業に従順であること、会社で働くことが、楽しい、気持ちいと思いこみ、”会社での労働=善”」となります。
人生の目的は「父親役割を果たすこと」
役割を果たすために「お金を稼いで家に入れること(生活費、子育て、ローン、進学)
人生における居場所が給料を支払ってくれる「会社」となるからでしょうか?
世の中のお父さんはこんなものかもしれません。
しかし、父親の役割は単に「金を稼いでくること」ではありません。
金を稼ぐのは父親じゃなくても、母親でもできますし、中学を卒業したら、バイトに行くことができます。
「なぜ、父親一人、企業の奴隷にするのか?」その理由がわかりません。
住宅ローンだって、家族で稼いで支払ってくべきですし、電気代、水道代、ガス台、電話代だって、按分すべきです。
共同生活しているのですから。
父親役割とは「情に流されてしまう母親」を受け止め、子供たちに「正しい生き方」を示すことも大事だと思います。
確かに父親が外に出て、金を稼いでくることは大切ですが、それが100%であるわけではありません。
仕事で疲れてくたくた、休日はビールを飲んでテレビを観て過ごしたり、朝からパチスロに行ったり、嫌々家族を遊園地や動物園、ショッピングモールに連れていくでは、
「父親は単なる便利屋」
となってしまいます。
これは単に父親だけの話ではありませんが。
これらの強いストレスに対して、人間は何らかの居場所を求めます。
それを「心理的エントロピー」と呼ぶそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(心理的エントロピーって何?)
エントロピーと言う言葉は、たまに見かけますが、
まだ、意味が分かってないので、いらないもの位に考えてます。
生きる意味がわからなくて苦しかったのは、自由時間が多いからのようです。
人から聞かされる悩みは、仕事が忙しくて時間がないということも多いです。
自由時間がたくさんあるように見える私が、うらやましいとか、
寝る時間もないと言う人に、私の気持ちを話すわけにはいかず、、、
定年退職者についての本などを読んでは、毎日が日曜日^^って苦しいんだよね、、、と
「フロー体験入門」からです。
「歴史の現時点で直面している問題は、賢明なやり方で自由時間を過ごす方法を学んでこなかったことにある。
様々な理由のために、自由時間はわれわれが願いうる最も望ましい目標の一つであると見なすことになった。
仕事が必要悪と見なされる一方で、リラックスできること、何もすることがないことは、ほとんどの人にとって幸福へ至る王道であるように思われるのである。
自由時間を楽しむにはどんなスキルも必要ないということであり、誰でも自由時間を楽しめるということである」
とあります。
ところが、、、
平均的な人は、何もしないでいるための準備ができていないので、
目標がなく、交流するための相手がいないと、ほとんどの人は、精神にとりとめがなくなって、
たいてい、不安を引き起こす厄介な問題に焦点を当てると
精神に心理的エントロピーを生み出すことになります。
これを取り除くためと、必ずしも気づくことなく、刺激を探し出すため
テレビを見たり、アルコールなどに溺れ、、、
自由時間の過ごし方を学んでない私です。
テレビも見ないし、アルコールに溺れることはなかったから、、、なおさら、、、
悲しみ、恐れ、不安、退屈といったネガティブな感情になって、心理的エントロピーを生み出していたということになります。
人にうらやましがられる?暇な私が、人知れず、落ち込んでばかりだったのは、これだったのかびっくり
しなければならないことをしているときより、何もすることがないと感じてるときの方が、不幸だと言います
そして、精神を立て直すために、心理的エントロピーに注意力が必要となるから、他のことにエネルギーがいかないのだと
暇なくせに、やる気がなかったり、行動力にかけていたのも、エネルギーが向けられなかったからなんですね。
単なるナマケモノだと、自分を責めてました。長い間、、、
私は、根暗でも、無気力でもなかったのです。
すっきりできた今は、やる気があります。
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「お金を稼ぐ以外、価値がある行動を教えてもらってきていない」
ということですね。
「価値ある行動」とは世の中に認められる行動のことで、「世の中に認められることが最も価値がある」=「幸せを感じる」と日本人は村社会によって洗脳されています。
村社会をもう少しかみ砕いてみると、「村社会=多数決」となります。
多数決は話し合いではありませんから、「嘘か真実か?」ではなく、「発言権の強い人が正解を決める」つまり「人間が善悪を決めるシステム」です。
そのシステムにおいて、議決権を持ってる人間とはどんな人でしょうか?
「多くの富と権力を持つ人」
を指します。
つまり、「金持ち、資産家」です。
「正しいことを言う人でなく、金持ちが正しい」
つまりは「食べさせてくれる人が正しい」というきわめて動物的な仕組みなのです。
「仕事辞めたら食べられなくなる」という不安を心のどこかで抱えながら生きるのがこの世の常識です。
そう考えると、サラリーマンは極めて動物的な職業なのかもしれませんね。
企業は労働者に「仕事以外何もすることがなくなるくらいまで仕事で付加をかけ続けて追い込む」ことで
「心理的エントロピー」を人工的に作り出します。
父親に対して、人生を”家族を食わすために働いている”という大儀名分を与えて、「会社のために生きること」を正義として、結果として「=社畜生産すること」で、パート労働者よりお高い忠誠心を悪用し、利益を発生させる「一大宗教法人施設の役割」をしているということなのです。
企業側も洗脳してしまえば、労働者の脳は「正常に働かない」わけですから、「この労働に何の益があるのだろう?」とは疑問に思わず、会社の金儲けのために馬車うまのように働いてくれるようになるため、「心理的エントロピー」を産出すテクニックは企業側は必要になってきます。
つまり、
「心理的エントロピーが大きい人が社畜」
なのでしょうね。
しかし、これだけIT技術が進み、家にいながら娯楽が手軽に手に入る時代になり
「会社の人間関係」「学校の人間関係」「家庭の人間関係」
に頼る必要がなくなってきています。
現代の若者はオジサン世代と比べると
「心理的エントロピーが極めて少ない世代」
だと言えるでしょう。
つまり、金儲け企業からみて、「社畜化しにくい人種」だと言えるでしょう。
社畜化するお父さんやサラリーマン・OLは、なんだかんだいって
家族や友人よりも「会社の人間関係が部活みたいで楽しい」と思う「居場所があるから」
家にいると「心理的エントロピー」を感じるのでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(「こんなに辛いなら連休なんていらない」 シルバーウィーク明けで仕事したくない人続出
シルバーウィーク 大型連休 疲れる
5連休という異例の長さとなった、今年のシルバーウィーク。旅行にレジャーにと休みを満喫した人もいるだろう。その反動か、連休明けとなった9月24日には、久しぶりの仕事に憂鬱になる声が多数あがった。
ツイッターには、朝から「連休明けの出社だるい」という投稿が殺到。思い切り休んでリフレッシュし、気持ちよく仕事に臨むというわけにはいかなかったようだ。
「5連休後の仕事は超絶行きたくない」
「連休はダメだなやっぱ…社畜力下がるわ」
使い方が分からず持て余し。給料日前で「家にいるしかない」
連休明けの出社だるい!
休み明けに会社でPCを起動したら大量のメールを受信してウンザリしたという人や、仕事が溜まっていつもより忙しい、という人もいた。
「連休前 ←仕事がたまらないように前倒し 連休後 ←たまった仕事の処理+半期決算準備+棚卸準備 ←イマココ」
会社についたら他の人もやる気がなく、「みんな目が死んでる」というツイートもある。連休明けのためか上司が取引先から直帰しているという書き込みもあり、会社にいたくない気持ちはみんな一緒のようだ。
あまりの億劫さに「こんなことなら休むんじゃなかった」という人も。長期の休み明けには仕事量が倍増するので、5連休ではなく3連休を増やして欲しい、というのだ。「仕事行く気なくなるから連休いらない」というツイートまである。
秋の大型連休の長さは年によって変わるので、使い方が分からず持て余してしまったという声も少なくない。すでに8月に夏休みを満喫したばかりで、どこかに行きたいとも思わない。給料日前というタイミングも悪く、「お金ないから家にいるしかないもんね」という投稿も寄せられていた。
夜更かしや暴飲暴食で「体調悪化」させる人も
朝日新聞のapitalには、医師の長尾和宏氏が「想定外だった大型連休」というコラムを寄稿。「往診につぐ往診や深夜の看とり往診などで、ゆっくりするどころ普段より忙しい数日間で、ヘトヘトです」と明かしている。
長尾氏は兵庫・尼崎で開業し、365日24時間態勢で外来診療と在宅医療に対応。正月のように休日・夜間対応を行う医療機関が少なかったことなどが原因だったようだ。介護関係も通常営業が多く、人間の身体にはカレンダーは関係ない。
2ちゃんねるには「働いてるほうが体調いい」という書き込みもあった。普段の土日よりも気が緩み、ついつい夜更かししてしまいがち。暴飲暴食する人もいて、普段の生活リズムに戻すことが負担になる。
しかし、それでもやはり、サービス業などカレンダー通りに休めない人からすると、5連休はうらやましい。これを機に転職を決意した人も少なくないようで、ツイッターには、
「明日で連休終わりなんですよ…たった三連休…マジで転職希望」
「世の中連休終わったのね、こちとらー仕事漬け。転職しちゃおぅかな。」
といった投稿も散見される。
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
こういう記事は面白いですが、バカみたいに正社員で働くくらいなら「自分の人生の時間を切り売りして金を稼いだほうがいい」と賢い人は気付くはずです。
フリーターのほうがよっぽど「幸せ」なのです。
はっきり言いますが、社員は「サービス残業青天井で飲み会など時間外研修だらけ」なのにフリーターは働きたい時間に働きたい時間に働いて、それ以外の時間は自分の時間に使えるため「心理的エントロピーは低い」のです。
正社員の賞与、ボーナスは「心理的エントロピー」のために支払われているのです。
「ボーナスそんなもんいらん、それよりも自分の時間が欲しい」という人は早々に正社員は辞めるべきです。
日曜神経症の対策について見ていきましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(「GWや休日がなんとなく辛い」と思ってしまう人は要注意?外山ゆひら 更新:2016-06-29 12:53 作成:2014-04-22 09:00ライフスタイル)
休日の過ごし方 仕事 ワーク・ライフ・バランス 初デート攻略法
近づくゴールデンウイーク。突然ですが、皆さんは休日が楽しみですか? うれしいはずの休日がなんとなく退屈に感じてしまう人、休日も急ぎの仕事はないけど会社に行こうかな……などと思ってしまう人、休日になると逆に体がだるい、元気がでないといった人は、もしかしたらちょっぴり、『日曜神経症』になりかけているのかも(!?)しれません。
「日曜神経症」とは?
『日曜神経症』とは、心理療法家フランクルによる定義によれば、「日曜日に週日(平日)のあわただしさが停止して<中略>、自分の生活の内容の空虚さを襲う抑うつのこと」。つまり、プライベートがあまり充実していないために、仕事のない暇な日曜になると、自分の生活の空虚感を感じてしまい、精神的に落ち込みやすくなる……といった状態です。
仕事が好きでたまらないから、仕事が生きがいだから休日も働いている、という場合は特に問題がないのですが、「休日があまり楽しくない、休んでいても安らげないから、仕事をしている」という状態であれば要注意。長い目で見ると、心身の健康にとっては、あまりいいこととは言えないようです。
「自分の生活のプライベートが充実していない」と認めるのは基本的にはつらいことなので、無意識に「自分は仕事が忙しいからプライベートがないんだ」と自分自身に思い込ませ、必要以上に仕事に没頭しようとしてしまうケースも少なくありません。アルコール依存症などにも似たような心理傾向がありますが、のめり込む対象が「仕事」の場合、「自分は仕事をがんばっているんだ、世間的にも悪いことではない」という肯定的な感覚にもなりやすいので、よりいっそう、症状が加速しやすい傾向もあります。
「プライベートを充実させる方法」も根気よく探そう
無論どんな動機にせよ、仕事にのめり込んでいった結果、成果が出て、満足を得られることもあります。しかし、仕事がうまくいっていても、日々のどこかで「むなしさ」を感じる瞬間が多いのであれば、それは仕事にのめり込むだけでは満たされない可能性が大。「プライベート」についても、しっかり向き合って考えてみるのがおすすめです。
まず初めに、「むなしさ」を感じている事実を認めること。その上で、楽しんで参加できる「場」を見つけていけると理想的。「自分は本音ではプライベートに満足していないんだな」ということを認識し、「じゃあどこから変えていこうか? どんなことに取り組んだら楽しいだろうか?」とじっくり考えてみるのですね。
恋愛相手やパートナーがいなくなったからプライベートがむなしいという場合、早々に別の相手を見つける方もいるでしょうし、相手を探す行為に時間を使う人もいるでしょう。しかし、「そんなに簡単には見つからない!」という場合は、なんらかの活動や仲間に参加し、積極的に参加したいと思える「場」を見つけていくのがおすすめです。すぐにピンと来る場、気の合う人が集う場を見つけるのは難しいですが、諦めずにさまざまな場に参加していけば、どこかひとつくらいはきっと見つけられるはず。同じ活動をしている団体のなかでも、そこに集まるメンバーによって“居心地”は違うので、いい仲間との出会いがあるまで、複数のところに顔を出してみるのも◎だと思います。
そうして、自分のプライベートの時間を思いっきり使いたい、と思えるような「場」を探せたら、自然に、休日が心の底から楽しみになってくるかも。そうなれば、仕事も「時間があるから、何となく取り組んでいるもの」ではなく、効率よく、よりいっそう、意欲的に取り組めるものに変わっていくことが期待できます。
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉もすっかり一般的になりましたが、仕事とプライベートの両方をできるだけ充実させることが、幸福感の多い人生につながりやすいのは事実。プライベートが退屈だから仕事ばかりしてしまう……という人は、ぜひこのゴールデンウイークは積極的に休むようにして、自分なりの休日の楽しみ方を探しに出てみては? 今よりもほんの少し“彩り豊かな毎日”が待っているかもしれません。
(外山ゆひら)
(参考)「生きがい喪失の悩みー現在の精神療法」 ヴィクトル・E・フランクル著 エンデルレ書店
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「仕事が好きでたまらないから、仕事が生きがいだから休日も働いている、という場合は特に問題がないのですが、「休日があまり楽しくない、休んでいても安らげないから、仕事をしている」という状態であれば要注意。長い目で見ると、心身の健康にとっては、あまりいいこととは言えないようです。
「自分の生活のプライベートが充実していない」と認めるのは基本的にはつらいことなので、無意識に「自分は仕事が忙しいからプライベートがないんだ」と自分自身に思い込ませ、必要以上に仕事に没頭しようとしてしまうケースも少なくありません。アルコール依存症などにも似たような心理傾向がありますが、のめり込む対象が「仕事」の場合、「自分は仕事をがんばっているんだ、世間的にも悪いことではない」という肯定的な感覚にもなりやすいので、よりいっそう、症状が加速しやすい傾向もあります。」
これは典型手的なサラリーマンですね。
今回この記事を取り上げたたのは、こういった記事は結論がないということです。
「「プライベートを充実させる方法」も根気よく探そう」
と結論づけているのです。
理論的に日曜神経症を語っていますが、その解決策は具体的には示してくれません。
つまり日曜神経症の根本的な原因が、学校教育や親からの影響であること、「村社会=多数決社会」が原因一つも書いてありません。
だから、「恋人を探せ」と言っていますが、一時的に恋人は満たしてくれますが、その恋人ですら、時間とともに価値観のずれがはっきりしてきて足かせになってしまいます。
とはいっても、「暇で時間が余るような仕事」も世の中には存在していて、公務員や高級官僚などはその典型例かもしれません。
公務員などは非生産的なことばかりを非効率的にさせられますから、「超安定しているがつまらない仕事」かもしれません。
そういう仕事につくと、不正ばかりするようになります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(文科省職員、770万円横領し懲戒免職「ゲームで課金」7/30(月) 18:59配信 朝日新聞デジタル)
文部科学省は30日、課長補佐級の40代の男性職員が京都教育大に出向していた際を中心に、学生の保護者から集めた約770万円を横領したとして、同日付で懲戒免職処分にした。同省の調査に対し、職員は「スマートフォンゲームの課金の支払いなどに充てた」と説明しているという。職員が全額を弁済したため、同大は刑事告訴しない方針。
同省によると、この職員は2015年4月から18年3月まで同大に出向。学生の課外活動や海外留学の補助をするために保護者が納めた、教育後援会費を管理しており、15年10月ごろから今月上旬に発覚するまで横領を続けたという。このうち約46万円は、今年4月に文科省に異動後に横領していた。
職員は「引き継ぎ資料ができていない」として通帳などを後任に渡さなかったため、今月上旬に大学が口座の取引記録などを調べ、不正が発覚した。調査委員会を設置して本人に確認したところ、横領を認めたという。調査に対し職員は「スマホゲームの課金の支払いや、プレミアが付いた中古のプラモデルなどを買うのに使った。迷惑をかけて申し訳ない」と話したという。(増谷文生)
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
スマホゲームに課金したり、プラモデルを買う、、、難関試験を突破した大人がすることでしょうか?
「つまらない人生を恋人や友達(人)かスマホゲームや高級プラモ(物)で満たそうとしているだけ」です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(“友達や知人は少ないに越したことはない”林修、SNS時代の現代人に「友人不要論」を提言 ネットで論議 2018年7月30日 16時30分 リアルライブ 林修)
29日に放送された『初耳学』(TBS系)で、「友達や知人は多いからといって幸せというわけではない」と林修が提言。ネット上で話題となっている。
同番組で林は、児童向けの歌にある『1年生になったら友達100人できるかな』という一節は現代人の悩みを象徴していると主張。今はインターネットの普及によって、スマホを利用すればアプリやSNSなどで簡単に他人とつながることができる時代になった。一方、人間関係が多くなりすぎて個人的な時間を奪われ、集中できないことが増えている。そのことが、現代人には負担になっている、と説明した。
続けて林は、現在ベストセラーとなっている『極上の孤独』(幻冬舎、下重暁子著)にも“友達や知人は少ないに越したことはないと思います”と書かれていたこと、またドイツの哲学者・ニーチェの名言に“愛せない場合は、通り過ぎよ”とあることを例に挙げて、相性の良くないと感じた相手には無理に友達として接するのではなく、「ちょっとドライな関係」を保つのがいいと語った。
これに男性アイドルグループ、Sexy Zoneの中島健人は「通りすぎて、いつの間にか孤独になってしまうことが寂しくなったりしません?」と疑問を投げかけると、林は「孤独って寂しいんですか?」と逆に返した。林自身の経験から孤独が寂しいと感じる人は「あんまり本を読まない」傾向にあると説明した上で、「考えるという作業は絶対に一人じゃなきゃできない」と強調。読書をすることで思考する時間が増え、どう他人とつながっていくべきかを見出すことができると持論を展開した。
これにネット上では、「すごくわかる あんま友達いないけど自分の範囲内でちょうどいい」「孤独は悪い事みたいな風潮変わってほしい」「林先生の言う通りだと思う。友達とか人間関係が全てじゃない」「わかってくれる人が1人いりゃ十分」「たしかに、人は孤独な時間に成長する」「孤独って楽しむもんだよ 俺本あんまり読まないけど、孤独は寂しくはないよ」などと共感する声が多く上がった。
その一方で、「一人で考えるのが大事なのと、孤独のほうがいいかは別問題」「友達の数は結婚式で大事になる」「繋がり持っとけばピンチの時助けになってくれる保険」「孤独を寂しいと思ったことはないけど 孤独になれって人に勧める奴は寂しいんだろうなあって思う」「林先生は今健康でまだ寿命でもないから孤独が寂しくないと言えるんじゃないの?」「少なくても全然構わないが、多くたっていいじゃん 極論なんだよ」とする反対意見もあった。
社会性を持つためには他人とのつながりが必要不可欠だ。ただ、その人間関係が負担になってしまわないようバランスをとる必要はあるのかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
はっきり言いますが、「最後に頼れるのは友達ではありません」
友達に頼れば、友達にお返ししなくてはなりません。
親に頼れば親にお返ししなくてはなりません。
頼る人が多いということはその分「相手の言い分を聞かなくてはならない」条件代価が発生するのです。
それだけ人生の重荷になるだけです。
人生において「誰とギブアンドテイクするか?」については、何も議論がなされませんし、結局重荷になる人の数を減らすことしか議論になりませんね。
人間はこの世で一番金持ちで権力がある存在とギブアンドテイクできれば、一番幸せだと思いませんか?
このように、マスコミには真理は存在しません。
私たちはそれこそ「人生の目的」をつかんでしまえば、幸せに生きられるということを誰も教えてくれなかったのです。
友達とか恋人とかプラモデルとか金稼ぎなどよりも価値があるものを知らないだけです。