6月末日の第30期決算は
お陰様でコロナ禍の中でも大きな影響を受けることなく終えることが出来ました。
厚く御礼を申し上げます。
タイヤ小売りの先行きに成長を見通せず
新規事業キーパー専門店へ構造転換の舵を切ってちょうど10年が経ちました。
この決算で何とか構造転換の形が出来たと思います。
10年ひと昔 長いようであっという間の事のような気がします。
要約すれば これまでは「カタチ」を真似して作り上げる局面でしたが
これからはに「ココロ」を植え付ける局面に入ります。
「仏作って魂入れず」という言葉がありますが
専門店を作って 働く人たちの意識を高めてこそ一つの仕事の流れです、
魂”は無形の「企業理念、ビジョン、戦略」です。
入魂するとは
キーパーコーティング専門店に
感謝の気持ちとその表現 礼儀正しさ サービス業としておもてなしの気持ちを
持った人間性の高い人に育てることです。
心・技・体の「心」に焦点を当てていく局面に入ったのです。
10年で構造転換の仕事の半分が終わった感じを受けました。
この局面変化は重要なポイントです。
お陰様で 専門店を作ることで認知はされてきました。が
おもてなしの心が十分なされている?とは思えま内面も多々あります。
教育が出来る専門店環境が整った ので 働く人の内面の成長に目を向ける時が来た!
表面上 タイヤ専門店からキーパーコーティング専門店への転換は
オーナー経営者の決断と実行力が必要でした。
これからは
内面教育の実務は部長の「診える化・視える化」に
方向性は社長の「観える化」の共同作業によって進むことになります。
分散した店舗を ひとつの理念・哲学に纏め
働いて下さるスタッフの人間性を高めて
お客様のお役に立てる店舗に育てるのです。
店舗の繁盛を キーパー教の信者・伝道者に育てることで実現する とは言いすぎでしょうか?
キーパーが大好きで 熱があり意欲あるスタッフを育てる。
道場は出来たので これから向かう所は宗教的に言えば上記になります。
キーパーが大好きなら
あなたはきっと貴方(キーパー)によって救われます!
喜びは
キーパーを買ってくださるお客様にも
キーパーを施工する貴方にも 同時に実現します。
それにはたった二つの思いを持つだけです。
ありがとうございますという「感謝」
良くご来店くださいましたという「礼儀」
思いやりの気持ちは「感謝」と「礼儀」によって表せるので
その気持ちをたえず抱いていただくだけです。
この考え方に沿った店舗運営がこれからの課題です。
数字を追うのでなく
「感謝」と「礼儀正しさ」を実現すればおのずと数字は付いてきます!
ありがたいことです。
企業の寿命30年説と言うのがあります、
九越えの29期を越えて30期を終えることが出来ました。
正直一番苦しい年度が29期でした 危機一髪!
創業から32年 その流れを追うと変化に対応が出来て生き延びて来れました。
良い時期もあり 悪くなる流れも見えて 適切に対応できたのかなと・・・・・!
自分の力ではなく 導く力と出会えて変化出来たのですから ご縁の不思議さを感じます。
ありがたいことです。