毎年恒例の岐阜信用金庫主催「ぎふしん新春合同講演会」が
岐阜グランドホテルで昨日開催されたので
参加して聴いてきました。
講師の先生は テレビ東京のワールドビジネスサテライトなどで
経済コメンテーターとして活躍されていた高橋進さんでした。
13時半から15時までみっちり世界情勢を解説して頂きましまた。
小さなタイヤ屋に世界情勢が関係あるの? と 指摘されそうですが
マクロな経済の動向は
ミクロなローカルマーケットにも
無関係と言うわけでありません。
今の日本は つい最近まで「デフレ」が続いていたのが
あっという間に「インフレ」に転換し あらゆるものが値上がりして
これで給料が上がればしのいでいけるのでしょうが
これがなかなか難しい問題のようです。
円安等の好影響を受ける大企業はともかく
中小零細企業が人件費上昇によるコストアップに対応できるとは限りません。
コロナ過で資金繰りが大変になり
政府主導のゼロゼロ融資で何とかしのいできたのが
今年から融資の返済が始まります。
やれやれと言うところに コストアップは大変です、
新分野に進出するとか 生産性を高めるとか 言われていますが
なかなか大変なことです、前年並みが精一杯のところが多数を占め
とても人件費を上げるということには繋がらないかもしれません。
理想と現実の狭間で いかに生き抜くか?
大きなマクロの変化は 関心を持って眺めていかねばなりません。
疫病(コロナ過)と戦争(ウクライナと台湾有事)の行く末も
世界経済には大きな影響を与える要因です。
また大災害(東南海地震・富士山の噴火)も 無いと言えません。
何があってもおかしくない状況です。
それだけでなく
少子化高齢化が進むわけで
正社員の不足が叫ばれています。
果たして今までのようを成長は望むことは いかがなのものでしょうか?
経済成長は永遠に続くことはあり得ないように思えますけど?
マクロとミクロ 複眼で見ていくことが求められていると思います。