10年に一度の寒波も
岐阜地方では積雪もほとんどありませんでしたが 道路は凍っていました。
寒波が来る前
中古スタッドレスタイヤは売れましたが
新品スタッドレスタイヤの
お客様がほとんど動かないのを見て
今シーズンのスタッドレス商戦は「終わった」 と判断しています。
もちろん全く動かないわけではありませんが
「見込み」で在庫を入れることはなく
タイヤディラー営業の要請で
仕入れてあったスタッドレスタイヤを元に戻す(返品)も始まりました。
100%の買い取り仕入れですが
返品不可の仕入れと 返品可能の仕入れを混ぜ合わせて
来シーズンへの持ち越しがほとんどないようにしてくれています。
スタッドレス商売は
このサイズは売れるだろうとか
このサイズは品薄で欠品しそうだからとか
売れるはずとかの
見込み仕入れをを行います。
ところが見込み違いも発生しますので
仕入れたタイヤが換金できず在庫のままですと資金繰りが厳しくなります。
また持ち越しが多いと減価していきますので
採算も悪くなってしまいます。
返品できないものは「見切り千両 損切り万両」
季節の終わりに大きく値引きしてでも売ってしまった方が良いと示唆しています。
当店の仕入れは上村君がほぼ仕切っていて
それはそれは上手にリスク商品とノーリスク商品を混ぜ合わせていて
今シーズンもほとんど持ち越しリスクはゼロに近く
無駄のない在庫コントロールが出来たようです!
利益がお金に変わったようです 資金繰りが楽になっています。
利益が在庫のままだと
資金繰りに支障をきたしますので
持ち越しの費用もばかにならないので
見切り千両損切り万両と言う言葉が よく理解できます。
リスクを取らねば
利益の増大は見込めず
かといってリスクを取り過ぎれば 売れ残りのリスクが大きくなり
ちょうどよい塩梅の見極めがとても重要なことですね。
大胆細心の心構えが商売のコツですね~。
今回の寒波には
ビジネスチャンスは感じませんでした。ので
見込み違いは全くありませんでした!
欲をかき過ぎない 中庸のポジションが身を助けます。
ほどほどが一番です!