最近トヨタ自動車は
生産予定台数1100万台ですがマイナス10%の可能性がある。
このようなアナウンスをされました。
これを聞いたタイヤメーカー首脳は
「タイヤ必要数マックス4400万本orミニマム3960万本か?
もし下振れしたら新車用の440万本の需要が無くなるな~!
それなら今のうちに補修用タイヤを値上げして
トヨタ生産マイナス予想に対してヘッジしておこう。
世の中はインフレであらゆる業界で値上げが行われるので
値上げの森の中に隠れてしまえば
そんなに反感もあるまい。」
このような相談があったのか?なかったのか? 全て私のフィクションです。
昨日発表されたB社のタイヤ値上げアナウンスは
補修用タイヤとされていて 新車向けタイヤは値上げの範疇外でしょう。
自動車メーカーとタイヤメーカーの力関係から
タイヤメーカーは新車向けには値上げは出来ず
市販補修用タイヤのみを値上げするわけです。
弱肉強食の世界です。
タイヤの生産メーカーは 自動車メーカーの意向には逆らえないのです。
ローカルマーケットで
細々と活動する弱小タイヤ専門店イマージンは
どのようにすればいいのでしょうか?
弱者が立ち回るポジションの強みはどこに置くべきか?
タイヤ購入必要者=お客様にお伝えするポイントを考えてみましょう。
「風が吹けば桶屋が儲かる」は
今風に「半導体不足の風で弱者が儲かる」にできるでしょうか?
風が吹けば埃が舞い上がる。
すると埃やゴミが目に入って盲人が増える。
盲人の職業は三味線引きが多いので 猫が捉まえられて三味線が増産される。
すると猫がいなくなってネズミが増えて桶をかじるので
桶の需要が伸びて儲かる。
半導体不足は
自動車生産を不安定にしている。
するとタイヤメーカーは補修用市場で利益増大に値上げを行う。
すると消費者は 同じ性能でも価格が安い商品を志向するようになる。
それをよく知っているタイヤ専門店に注目が集まりやすくなる。
自動車生産が滞れば 自動車ディラーの売り上げが減少する。
ディラーは車販以外のタイヤ・パーツ・車検・板金・コーティング等で
売り上げ利益を確保しようとする。
タイヤ販売に注力するも利益重視するしかないので 販売価格は値上げに連動して高い。
お客様はインフレで生活防衛に走るので 他と価格比較を慎重に行われる。
すると タイヤ専門店イマージンの
二番手戦略(一番手メーカーより二番手メーカー品は同質で価格も15%安い)に
注目が集まってより売れるようになる。
インフレは弱者の時代です。
高い安いは お客様の志向によって幅があります。
会話によってそれを聞き出して対応できればより信頼感が高まるのです。
弱者は古い店舗でローコスト
人員も少なので無駄もありません。
おまけに一人二役三役の多能工ばかりですから
個の給与は高くても トータル人件費は少なく出来ます。
ここ強みだと思うのです。
そしてインフレはまだ始まりにすぎないのかも、
すると年々物価は上がり
ますますユーザーさんはネットで流れる情報だけでなく
生活の知恵を求められるようになります。
「会話」と言うこコミュ二ケーションの大切さが見直されると思います。
先行きの予想を聞きたい!
お値打ちな商品はどれで ただ安いだけの商品とどう違うの?
誰に!
タイヤならタイヤプロフェッショナルに!
それならタイヤ専門店イマージンでしょう!
半導体不足の風は
タイヤ専門店イマージンのスモールタイヤ商売に追い風になるかもしれません。
全く手前味噌な話で恐縮です!
デフレは強者に有利 インフレは弱者が見直されるかもしれません。