「ルビッチ・タッチ!」
「山猫リュシュカ」1921年 独 監督:エルンスト・ルビッチ デジタル上映
Die Bergkatze
新しく赴任してきた驚異のモテ男・アレクシス中尉を襲った山賊の頭領の娘リュシュカ。ところがリュシュカもアレクシスに惚れてしまい・・・。ショット毎に変わるフレームの形、幾何学的でシュールなセットと遊び心満載。ポーラ・ネグリの魅力が爆発する爆笑コメディ。
ルビッチはトーキーはトーキーで洒落たセリフの魅力があるけれど、ドイツ時代サイレント(サイレント時代の中では「牡蠣の女王」もこれもドイツ映画なんですね)はまた別の魅力があるようです。相通じる所もあるんだろうけど、まるで別物の要素がある。
解りやすいギャグで劇場内のウケも良かった。そしてなるほど幾何学的セットやフレームのお遊びはドイツ表現主義の流れ。
構成は4幕からなっているんだけれど、第2幕と第3幕は不覚にもちょっと眠ってしまったのが残念。
女ったらしのアレックス中尉のモテっぷり。彼を追っかける手を振る女性の群れ、群れ、グルーピー。もうこれは物量で勝負。中尉が帰る場面では同じように子供たちも大勢で手を振り、一斉に「パパ、さようなら」・・・
雪山深くをアジトとする山賊。山賊の娘が山猫リュシュカ(ポーラ・ネグリ)
山賊の野郎どもが皆総じて腰ぬけ。リュシュカに喜々として鞭打ちしてもらっちゃうドMぶりが可愛い。
雪ダルマっぽい肉襦袢的着ぐるみの楽団。
アレクシスの放ったハートをピザのように食べちゃうリュシュカ。
滝のように滂沱の涙が雪世界に小さな川を形作るなど、ドタバタ喜劇の中に垣間見えるファンタジック要素がいかにも可愛らしい作品。
2幕、3幕の見逃した部分はYOU TUBEで観れるようなので後で補完しておきましょう。
シネマヴェーラ渋谷
「山猫リュシュカ」1921年 独 監督:エルンスト・ルビッチ デジタル上映
Die Bergkatze
新しく赴任してきた驚異のモテ男・アレクシス中尉を襲った山賊の頭領の娘リュシュカ。ところがリュシュカもアレクシスに惚れてしまい・・・。ショット毎に変わるフレームの形、幾何学的でシュールなセットと遊び心満載。ポーラ・ネグリの魅力が爆発する爆笑コメディ。
ルビッチはトーキーはトーキーで洒落たセリフの魅力があるけれど、ドイツ時代サイレント(サイレント時代の中では「牡蠣の女王」もこれもドイツ映画なんですね)はまた別の魅力があるようです。相通じる所もあるんだろうけど、まるで別物の要素がある。
解りやすいギャグで劇場内のウケも良かった。そしてなるほど幾何学的セットやフレームのお遊びはドイツ表現主義の流れ。
構成は4幕からなっているんだけれど、第2幕と第3幕は不覚にもちょっと眠ってしまったのが残念。
女ったらしのアレックス中尉のモテっぷり。彼を追っかける手を振る女性の群れ、群れ、グルーピー。もうこれは物量で勝負。中尉が帰る場面では同じように子供たちも大勢で手を振り、一斉に「パパ、さようなら」・・・
雪山深くをアジトとする山賊。山賊の娘が山猫リュシュカ(ポーラ・ネグリ)
山賊の野郎どもが皆総じて腰ぬけ。リュシュカに喜々として鞭打ちしてもらっちゃうドMぶりが可愛い。
雪ダルマっぽい肉襦袢的着ぐるみの楽団。
アレクシスの放ったハートをピザのように食べちゃうリュシュカ。
滝のように滂沱の涙が雪世界に小さな川を形作るなど、ドタバタ喜劇の中に垣間見えるファンタジック要素がいかにも可愛らしい作品。
2幕、3幕の見逃した部分はYOU TUBEで観れるようなので後で補完しておきましょう。
シネマヴェーラ渋谷
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