火災保険には、
1)建物につける
2)家財につける
の2タイプあります。
どちらも適正な評価額(価値)でつけなければなりません。
正しい評価額以下だと一部保険といって、事故があった場合、たとえ全損で
あっても契約した保険金の全部は支払われません。
1)の建物につける場合、その建物の所有者が契約します。
(所有者以外の人が契約しても、保険金の受け取りは所有者になります)
建物を所有し、そこに住んでいる人は、1)・2)の両方を契約する事が望ましいです。
更に特約で”地震保険”を付加すると完璧です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
賃貸の建物に住んでいる人は、2)の家財だけに火災保険をつけます。
こちらも”地震保険”を特約でつけるといいでしょう。
火災保険で建物や家財などの評価の仕方は、”時価額”と”新価”があります。
○”時価額”は現時点での値段です。
建物を建ててから、あるいは家財を買ってから年数が経つと、当然減価償却され
価値が下がってきます。(自動車の場合と同じです)
それに対して
○”新価”での評価は、再取得価格とも呼ばれ、現時点で買う時の値段です。
例えば、20年前に2000万円で建てた家でも現在同等の家を建てるのに
2500万円かかる場合の、その金額です。
火災保険の保険料は、住んでいる地域・建物の構造・建物の面積によって
計算されます。(家財も同じ)
当然、燃えやすい木造作りのものより、頑丈なコンクリート作りの方が
保険料は安くなります。
最近外資系の保険会社では、地域や構造に関係なく、全国どこでも
どんな作りでも、同一の料率を使って保険料を算出しているようです。
但し、従来の保険会社で一番多く使われている料率を使っているので、
一般契約者にとって、保険料的にそれほど差はないようです。
(この料率を使って保険料が安くなるのは、ログハウスなど
木造で外壁も木の建物に住んでいる人)
いづれにしても、建物や家財の評価は素人にはできないので、保険会社や
代理店にしてもらいましょう。
*通常マイホームは、金融機関からお金を借り入れして手に入れますが、
その場合強制的に火災保険に加入させられます。
この時の評価額が、最近話題になっています。
金融機関は、融資額=評価額 であれば問題ないとしますが、保険上そうは
なりません。
自己資金を使い、不足分を金融機関から借りる場合、融資額で評価されると
一部保険になってしまいます。
反対に自己資金なしでマンションなどを買う時には、建物+土地代+共有部分
全てが融資額になるので、これも融資額が評価額ではなく、この場合は、
超過保険となってしまいます*
火災保険のおさらいです
○保険をつけるモノ(建物・家財など)を専門家に正しく評価をしてもらう
○事故がおきても今と同等なモノが買える”新価”でつける
○特約の地震保険もつける
住む家や家財は、自動車などと違って、全損になったからしばらく我慢しよう
というものではありません。
地震の被災地の方々の、プレハブ住宅で快適とはいえない暮らしぶりが
テレビに映し出されるのを観るたびに、火災保険の大切さが思い知らされます。
1)建物につける
2)家財につける
の2タイプあります。
どちらも適正な評価額(価値)でつけなければなりません。
正しい評価額以下だと一部保険といって、事故があった場合、たとえ全損で
あっても契約した保険金の全部は支払われません。
1)の建物につける場合、その建物の所有者が契約します。
(所有者以外の人が契約しても、保険金の受け取りは所有者になります)
建物を所有し、そこに住んでいる人は、1)・2)の両方を契約する事が望ましいです。
更に特約で”地震保険”を付加すると完璧です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
賃貸の建物に住んでいる人は、2)の家財だけに火災保険をつけます。
こちらも”地震保険”を特約でつけるといいでしょう。
火災保険で建物や家財などの評価の仕方は、”時価額”と”新価”があります。
○”時価額”は現時点での値段です。
建物を建ててから、あるいは家財を買ってから年数が経つと、当然減価償却され
価値が下がってきます。(自動車の場合と同じです)
それに対して
○”新価”での評価は、再取得価格とも呼ばれ、現時点で買う時の値段です。
例えば、20年前に2000万円で建てた家でも現在同等の家を建てるのに
2500万円かかる場合の、その金額です。
火災保険の保険料は、住んでいる地域・建物の構造・建物の面積によって
計算されます。(家財も同じ)
当然、燃えやすい木造作りのものより、頑丈なコンクリート作りの方が
保険料は安くなります。
最近外資系の保険会社では、地域や構造に関係なく、全国どこでも
どんな作りでも、同一の料率を使って保険料を算出しているようです。
但し、従来の保険会社で一番多く使われている料率を使っているので、
一般契約者にとって、保険料的にそれほど差はないようです。
(この料率を使って保険料が安くなるのは、ログハウスなど
木造で外壁も木の建物に住んでいる人)
いづれにしても、建物や家財の評価は素人にはできないので、保険会社や
代理店にしてもらいましょう。
*通常マイホームは、金融機関からお金を借り入れして手に入れますが、
その場合強制的に火災保険に加入させられます。
この時の評価額が、最近話題になっています。
金融機関は、融資額=評価額 であれば問題ないとしますが、保険上そうは
なりません。
自己資金を使い、不足分を金融機関から借りる場合、融資額で評価されると
一部保険になってしまいます。
反対に自己資金なしでマンションなどを買う時には、建物+土地代+共有部分
全てが融資額になるので、これも融資額が評価額ではなく、この場合は、
超過保険となってしまいます*
火災保険のおさらいです
○保険をつけるモノ(建物・家財など)を専門家に正しく評価をしてもらう
○事故がおきても今と同等なモノが買える”新価”でつける
○特約の地震保険もつける
住む家や家財は、自動車などと違って、全損になったからしばらく我慢しよう
というものではありません。
地震の被災地の方々の、プレハブ住宅で快適とはいえない暮らしぶりが
テレビに映し出されるのを観るたびに、火災保険の大切さが思い知らされます。