オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

I Go Alone

2004-03-04 | 音楽・映画
3月4日

 最近、横山健の「The Cost Of My Freedom」を聞いている。良い。何回聞いても良い。買ってから毎日一回は聞いている、感じがする位聞いている。良い。特に1・2曲目の「I Go Alone」、「The Cost Of My Freedom」が良い。今の自分にズバッと刺さった曲だからかもしれない。
 
 「I Go Alone」、タイトルだけ見ると暗そうだが、決してそうじゃあない。

 結局/オレは自分でやらなきゃいけないんだ/俺の選択は一人で行く

 この歌詞、いつのまにやら、どこかで何かに頼っている自分に気づかされる。何か…?友達やら今自分が置かれている状況やらに。何でも話せる友達もちゃんといてくれて、このままでもけっこう楽しい。けど、こんなもんじゃあかん。もっともっと行かんと。何で行かなあかんか。そんなことはわからん。ただ、これだけはわかる。今の自分じゃ、あかん。
 次の「The Cost Of My Freedom」で彼はこう歌っている。

 自由のために払った犠牲/孤独という代償を払ったんだ/これが運命のやり方なんだ

 この曲を聞くたびに僕の心の中でシンクロする曲がある。ザ・ピロウズの「ストレンジ・カメレオン」という曲だ。

 抱き合わせなんだろう/孤独と自由はいつも

 言われてみたらそうだと思う、今の自分は。初めてピロウズの曲を聴いたのは、7・8年前。学生だった自分はすっかり自由だと思っていた。孤独っていうのは今の自分に全く関係ないと思っていた。ははは、何も知らなかったってことやな。今、振り返ってみると、決してそうじゃないから。確かに孤独ではなかった。だが、自由でもなかった。


 今、思う。何かから自由になるっていうことは、何かから離れていくことなんだろう。




 そして、一人で行くっていうのはそういうことなんだ。




 毎日毎日このアルバムを聞きながら僕はそう考えている。