オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

春なのに

2004-03-29 | お仕事
3月29日

 寮のある越谷で急遽飲むことになった。理由は寮に住んでいる後輩が今月末で会社を辞めることになったからだ。つまり、送別会である。辞める話しはいきなり聞いた。何の相談も無かったし、誰も聞いてなかったらしい。今日聞いた時なんか、えーっ?!て感じで、今でもその感じは消えていない。みずくさいやんかー。と、小言の一つも言いたくなる。

 彼は、僕が前にいた部署の後輩であり、僕にとって、初めての後輩だった。僕とはタイプが全然違ったけど、面白い奴だった。部署が変わって、フロアが違うこともあり、以前ほど頻繁に話すことはなくなった。が、大丈夫かなあーと気にしてる部分はあった。だから、彼が最近あんまり元気そうじゃないなーというのは気付いてた。けど、辞めてしまう程しんどかったんだ、とまでは考えていなかった。

 甘かった。

 こうなるまでに自分に出来たことあるんちゃうかなあ、誰かがこうと決めたことに対してそう思うのは少しずうずうしいけど。けど、そう思う。ただ、隣で飲んでいる彼の顔を見るとすいぶんさっぱりしている。迷いは何も無さそうな感じだ。そう思うと、これはこれでよかったんかなあと思えてきて、何の答えも出ないまま時間だけが過ぎていった。

 時間は戻らない。誰もが知ってる。ということであれば、大事なことは、今までのことではなく、これからのことだ。いやなこともあったと思うし、楽しいこともあったこの場所を離れる彼にしっかり頑張って欲しい。健闘を祈る。