オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

日本 0 - 1 バーレーン

2004-03-14 | 日々の雑感
3月14日
 
 楽な勝負ってのはやっぱりないな。心の中でそう思った。埼玉スタジアムから越谷に戻ってくるバスの中で。
 バーレーンに1点取られた瞬間はありありと浮かぶのに、日本代表が点を取れそうな瞬間を思い出そうとしても、すぐには浮かんでこない。浮かぶのはトゥーリオが怪我した瞬間だけだ。それが、今日の結果の全てなんだろう。後半早々から、日本は攻めまくっていた。が、そのように見えただけだった。結局はボールをキープしていただけだ。バーレーンが恐れるような、そして僕たちがゾクゾクする瞬間はほとんどなかった。そして、バーレーンのカウンターからのセットプレイであっさり一点を献上した後では、その攻めもちょっとしんどい感じに見えた。なんせ見ていて点が入る感じがしない。後半の30分を過ぎた頃からは足が止まっている選手もいた。連戦の疲れもあるんだろう、無理も無い。が、条件はバーレーンも同じだろ、とも思う。ともあれ、今日の試合は見終わって、負けても、悔しいと思うには無理がある試合だった。
 だが、こんな試合をする日もある。日本代表がブラジル代表に勝った時と逆のことと考えたらいい。まあ、勝つのと負けるのでは全然違うし、一緒にするとブラジルの人に怒られるかも知れないが。
 と、ここまでつい勢いで書いてしまったが、今でも別に日本代表は一位でいる。だから、後、二戦勝てばアテネへ行けるのだ。そう、勝てばいいのである。それを求めるのは一番厳しいことかもしれない。だが、このチームの目標がアテネへ行くことではなく、アテネで結果を残すことだとしたら、今日の負けは無駄じゃなかった、と思える試合をこれからしていって欲しい。なんとか今日の負けを取り返して欲しい。勝手に僕はそう思っている。