オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

春分

2004-03-20 | 音楽・映画
3月20日

 春分の日だというのに、朝から雨。うーん、やな感じ。そして、休日なのに、どこにも行かない僕。これまたやな感じ。しゃあないから、久しぶりに小沢健二のアルバムを聞くことにした。1stの「犬は吠えるがキャラバンは進む」だ。不思議なタイトルやな。ふと、今の自分はキャラバンに向かって吠える犬なんかな、それとも何があっても進んでいくキャラバンかなと考えていると、いつの間にやらアルバムはすっかり終わっていて、外を見たら、雨が雪に変わっていた。うーん、依然行く所が浮かばない。このまま小沢を聞くか。2nd「LIFE」。このアルバムを聞くと、自分の時間が京都に戻ってしまう。あの頃、何も無い部屋でこれだけを聞いていた。その時は何を考えていたかとかは全然思い出せない。多分、何も考えてなかったんだろう。このアルバムで鳴ってる音のように楽しければいいやと思っていたのかな。確かにあの頃は毎日楽しかった。けど、その楽しかったことは、ほとんど思い出せなくなってる。今の僕には。年を取るってこういうことなんかな。


 外を見たら、いつの間にか雪は止んでいた。