オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

吉井和哉@ 大阪城ホール

2006-02-28 | 音楽・映画
2月28日

 朝から仕事を巻き巻きでやり、6時過ぎに事務所を出る。小雨の中、急ぎ足で向かうのは大阪城ホール!今日は何てったって吉井和哉のライブがある!!彼のライブを見るのはTHE YELLOW MONKEYが東京ドームでやったラストライブ以来だから、かれこれ6年振り!!!

 大阪城公園駅で後輩と合流し、大阪城ホールまでテクテク歩く。まわりを見渡すと僕と同年代かそれより上のお姉さま方が圧倒的に多い。やっぱり吉井は根強い人気を持っとるなあとついつい嬉しくなる。

 ホールの中に入り、席に座る。二階席だがステージ真正面でなかなか良い感じ。はよ始まらんかな。

 着席してから20分くらい経った頃だろうか、客電が落ちた。

 一気に盛り上がる観客の声。

 そして。

 吉井和哉がステージに上がりライブが始まった。

 オープニングナンバーは「TALI」。バンドが活動休止になった後、YOSHII LOVINSON名義で出されたファーストシングルだ。聞いていてえらい懐かしい感じがするなと思ったら、リリースされたのはもう3年前。そりゃ、懐かしいわね。

 続いて「CALL ME」。これまたシングルだ。頭からたたみかけていく選曲で、なかなか盛り上がってくるやん。

 その後、アルバムやシングルのカップリングも含めて、いろいろな曲がもれなく演奏されていく。吉井の動きはバンドの時に比べると違っていたが、声の方は相変わらず艶のある声で素晴らしい。この声をずっと待ってたんや!!ちなみにMCの方も相変わらずビミョーな感じでした。

 盛り上がっていたらもう最後の曲。優しいイントロが流れてきた。「BEAUTIFUL」だ。この曲のテーマは毎日普通に生きていることの素晴らしさ。初めて聞いた時、もし吉井がバンドを続けていたらこの曲は書かなかっただろうなと思った。つまり、東京ドームでライブが出来るまで大きくなったTHE YELLOW MONKEYのフロントマン⇒死んだら新聞に載るようなロックスターという舞台を降り、一度ただの人にリセットされた吉井じゃないと書けないなと。本当に素晴らしい曲だ。演奏が終わり暖かい拍手に包まれて本編は終了。

 アンコールはノリのいい「HIKARETA」からシングル「トブヨウニ」へと流れていく。そしてメンバー紹介をやった後、今ツアーのタイトルになっている「MY FOOLISH HEART」。人を好きになった時の気持ちを素直な言葉で紡いでいる名曲だ。

 サビで歌われている歌詞がまたいい。


 投げ出すものか
 逃げ出すものか
 
 怯えるなよ
 MY FOOLOSH HEART

 
 うーん、良い・・・

 しみじみしている間に曲が終わった。これでライブも終わりか。いいライブやったな。

 と、思っていると、メンバーがステージから降りない。「今日はツアーのファイナルだしカバー演ろう」と吉井が軽く言った後、すかさず流れてきたのは・・・・


 追いかけても 追いかけても ・・・・



 ウォーーー!!!



 客のテンションが一気に上がる。

 THE YELLOW MONKEYの「バラ色の日々」や!!!

 もう生で絶対聞けないと思っていた。いや正直言うと、今日、一曲くらいイエモンの曲やってくれやんかなあと思っていたが、やっぱやらんやろな、でも、やってほしいなと心のどこかで今の今まで考えていたのだ。

 ライブ見ててこんなに嬉しいことはないね。

 観客のほとんどがシングアロングしている。当然僕もその一人。自分でも歌詞をしっかり覚えているのに驚きながらも、それが嬉しい。

 そして、ハイテンションのまま演奏が終わり、ライブも終了した。


 今日は生で見れて本当に良かった。心からそう思えるライブを見れた。今の気分は吉井が「BEAUTIFUL」で歌っている。


 まさにこんな感じかな。



 TODAY IS A BEAUTIFUL DAY